サロン向け施術保険のおすすめ比較ランキング11選!安くて人気な保険はどれ?

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おすすめのサロン向け施術保険を教えて!


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サロンのスタイリストやセラピストやエステティシャンは、お客さまに満足していただくために全力を尽くして施術を行います。

その過程では、間違いや事故などが起きないように万全の体制で臨んでいるものです。

しかし、万一ということはあります。

施術中にお客さまに迷惑を掛けてしまう、それも実害を伴うようなものであれば、賠償問題も発生します。

そのようなときのために加入できる保険として、サロン向けの施術保険がありますが、今回はその概要を説明しながら、おすすめ商品をご紹介しましょう。

目次

サロン向け保険の種類

サロン向け施術保険について説明する前に、サロンでどのような保険が利用できるのかをご紹介しましょう。

 

損害賠償責任保険

損害賠償責任保険は、サロンでスタイリストやセラピストやエステティシャンがお客さまに施術中にトラブルを起こし、その費用を弁償しなければいけないときの補償保険です。

施術中にお客さまの肌を傷つけてしまった、やけどを負わせてしまったなどの場合で、お客さまが病院で治療を受けたとき、治療費が発生します。

その際の治療費の補償を損害賠償責任保険がしてくれます。

 

施設賠償責任保険

施設賠償責任保険は、サロンの建物や設備が原因でお客さまに被害を遭わせてしまった場合に対する保険です。

設備不良や建物の部分的損壊などによるトラブルを補償してくれます。

「施設賠償責任保険」という名称ですが、補償対象に施術に関するトラブルが含まれる場合もあります。

例えば、次のような施術中のトラブルが対象です。

  • フェイシャルの施術でお客さまの顔が腫れてしまい、病院へ行かれた
  • トリートメントやアロマの施術をしていたら、液体をお客さまのコートに掛けてしまい、シミができた
  • 脱毛の施術でお客さまがやけどをした
  • サロン内でお客さまが転んでけがをした

ということは、損害賠償責任保険と重なりあう部分もありますが、分けて考えることもあります。

 

生産物賠償責任保険(PL補償)

生産物賠償責任保険(PL補償)はサロンが販売している商品、いわゆる店販商品でお客さまにトラブルを起こしてしまった際に適用される保険です。

例えば、次のようなケースが補償対象になります。

  • お客さまがサロンで化粧品を購入し、自宅で使ってみたら肌が荒れた
  • お客さまがサロンで脱毛機を購入し、自宅で使ってみたらやけどをした

 

受託者賠償責任保険

受託者賠償責任保険はサロン施術中にお客さまからお預かりした持ち物に関するトラブルが生じたときに適用される保険です。

例えば、次のようなケースです。

  • お客さまからお預かりした持ち物を汚してしまった
  • お客さまからお預かりした持ち物をなくしてしまった
  • お客さまからお預かりした持ち物が盗まれた

 

借家人賠償責任・修理費用特約

借家人賠償責任・修理費用特約は賃貸物件でサロンを運営しているときに、施設の設備に損害を生じさせて弁償・修理しなければいけないなどの場合に利用できる保険です。

適用例としては、次のようなものがあります。

  • 賃貸物件内で火災・水漏れが発生し、建物に実害が生じたので、大家さんに弁償しなければいけない
  • サロンに強盗が入って、施設を壊されたので、修理する必要がある

 

事業活動総合保険・休業損害補償条項

事業活動総合保険・休業損害補償条項は、サロンで事故が起こったときなどに休業した際の損害を補償する保険です。

適用例としては、次のようなものがあります。

  • サロンで火災・水漏れが発生し、しばらく休業せざるを得ない
  • サロンで事故があったので、一定期間休業する

今回は、これらのサロン保険のうち、施術中のトラブルを補償してくれる損害賠償責任保険をメインに解説していきます。

 

サロンでは、施術中や施術後にどんなトラブルが起こることがある?

サロンでは、施術中や施術後にどんなトラブルが発生することがあるでしょうか。

確認してみましょう。

 

肌トラブル

サロンの種類によってお客さまの肌に直接施術をするようになるので、施術中、もしくは施術後に肌トラブルが生じることがあります。

赤み、腫れ、発疹、痛み、やけどなどの肌トラブルです。

それらの肌トラブルが軽いものなら、やがて消失するので大きな問題にはならないでしょうが、少し重いと、治癒に時間がかかることがあります。

そうなれば、治療費がかさむことも考えられ、サロン側で補償する必要も生じるでしょう。

 

捻挫や骨折

サロンによっては、骨や筋肉にアプローチする施術を行う場合があります。

もちろん細心の注意を払って施術は行うでしょうが、それでもお客さまに軽い捻挫を起こさせてしまったり、ひどい場合はひびを入れてしまったりすることもあります。

そのようなときはサロン側に責任があるので、賠償しなければいけません。

 

服や持ち物を汚したり傷つけたりする

サロンの施術中の薬品類や機器の扱い方、施術そのもののあり方によっては、お客さまの服や持ち物を汚したり傷つけたりしてしまうことがあります。

この場合は実害が生じることになるので、サロン側で賠償する必要があります。

 

体調が悪くなる

サロンの施術中、もしくは施術後にお客さまの体調が悪くなることがあります。

施術のやり方に問題があった、あるいは対象のお客さまに合わない施術だったなどが考えられますが、軽い症状なら、しばらくすれば回復するでしょう。

ただ、お客さまの症状がやや重く、病院へ行かざるを得なくなったときは、サロン側でその治療費を賠償する必要があります。

 

けが

サロンの施術中にお客さまにけがをさせてしまうことがあります。

スタイリストやセラピストやエステティシャンの爪が伸びていれば、傷を負わせてしまうでしょうし、施術が少し荒っぽいと思わぬけがも生じやすくなります。

それも軽いものなら大きな問題にならないかもしれませんが、お客さまの不快度によっては病院での治療が必要になるかもしれません。

その場合は、サロンが治療費を弁償すべきです。

 

サロンが施術保険に加入するメリット

サロンが施術保険(損害賠償責任保険)に加入するメリットを考えてみましょう。

 

お客さまと自分を守れる

サロンの施術中にお客さまに迷惑を掛けて、実害が生じたとき、施術保険に入っていればその損害賠償金を支払えます。

これでお客さまも自分を守るために治療に専念できるでしょうし、サロン側も大きな負担をせずにお客さまの補償ができます。

サロンの施術保険はお客さまにとってもサロンにとってもメリットがあるのです。

もしサロンが施術保険に入っていなかったとしましょう。

そうなると、施術中のトラブルに対してお客さまに自費で賠償をしなければいけなくなります。

自費負担が大きくなれば、借金を背負うことにもなりかねず、サロン経営に悪影響が生じる可能性もあります。

それを考えると、サロンは施術保険に入っておきたいところです。

 

万一の時あんしん

サロンで施術を行うセラピストやスタイリストやエステティシャンは細心の注意を払って、間違いが起こらないようにしているでしょうが、それでも何が起きるか分かりません。

ミスするつもりはなくても、お客さまに迷惑を掛けてしまうこともあるのです。

それが実害を及ぼすものであれば、補償の必要もありますが、施術保険に加入していないと大変です。

負担が大きくなることもあり、心配にもなるでしょう。

お客さま側も十分な補償がされるのか不安に思うこともあります。

その点、サロンが施術保険に入っておけば、万一の時もあんしんです。

お客さまの被害状況に応じて補償もできるので、サロン側の負担も小さくなりますし、お客さまも確実な補償がされるので、不安が払拭されます。

 

サロンが施術保険を選ぶポイント

サロンが施術保険に入るメリットをご紹介しましたが、そこで気になるのがどのような保険に加入すればいいかでしょう。

様々な施術保険があり、どのように選択するのかは難しいところです。

そこで、選び方のポイントをまとめてみましょう。

 

保険料

サロンの施術保険の補償内容が手厚くても、保険料が高額すぎると、負担も大きくなり、継続できないケースもあります。

それでは、加入する意味がありません。

サロンが施術保険に入るときは、加入料や月額の保険料が予算の範囲内で納まるか確認してからにしましょう。

そうすれば、継続できますから、いつまでもトラブルに対応できるようになります。

 

サロン規模との関係

サロンの規模、従業員の数によっても、施術保険の選び方が変わってきます。

一人サロンと複数人スタッフがいるサロン、大規模サロンでは、施術をするといっても、状況が大きく変わってくるでしょう。

そのため、規模に応じた施術保険に加入する必要があります。

 

補償内容

ここは大事なポイントで、サロンの種類やサービスによっても施術内容は異なります。

そのため、施術内容にマッチした補償内容となっている施術保険に加入しないといけません。

エステサロン、まつエクサロン、ネイルサロン、リラクサロンなど、それぞれの施術内容は全く異なります。

自サロンの施術内容をカバーしてくれる施術保険に加入しておかないと、いざとなった時に役に立ちません。

 

サロン向けのおすすめ施術保険11選

サロンが施術保険を選ぶポイントをご紹介しましたが、その内容も踏まえながら、おすすめの商品を取り上げてみます。

サロン経営をされているオーナーの方は、自サロンで使えそうな施術保険がないか、探してみてください。

 

エステティシャン賠償責任保険|一般社団法人「日本治療協会」

画像引用元:一般社団法人 日本治療協会公式サイト

エステティシャン賠償責任保険】は一般社団法人「日本治療協会」が提供している保険商品で、エステティシャン個人(被保険者)の施術を補償します。

施術場所や営業形態に関わらず利用できるので、エステティシャンの方にはおすすめです。

【エステティシャン賠償責任保険】の概要を取り上げてみましょう。

補償内容提供している美容サービス業務によってお客さまに怪我をさせてしまった場合など
フォトエステ・セルライト・脱毛・ボディ美容サービス・フェイシャル美容サービス
※医療行為は除く
加入対象エステシャン(個人)
年間保険料18,000円(一人あたり)
加入条件①業界団体またはスクールが発行する資格またはディプロマを有する方
②3ヶ月以上の業務経験を有し、勤務先責任者からサービス提供を認められた方
①か②に該当するエステティシャン

◆加入のポイント

※2011年9月1日以降契約分から、「フェイシャル美容サービス」を除いた目、鼻、口、耳を含む顔または頭に施術する治療またはサービスおよびそれの関連した勧告または指示したことが原因による損害賠償は補償対象外となります
※エステティシャン個人ではなく、サロン(オーナーなど)が契約することもできます
※保険料は一括払となります

 

JMB保険制度|一般社団法人「日本医療・美容研究協会」

画像引用元:日本医療・美容研究協会公式サイト

JMB保険制度】は一般社団法人「日本医療・美容研究協会」が提供している保険商品です。

医療や美容に関する事業経営におけるあらゆる事故を包括的に補償してくれる保険で、様々なシーンにおける補償がワンパッケージにまとめられています。

本保険の補償内容は2段構成になっています。

◆基本補償

エステティックサロンの営業中に提供しているサービスに起因して、お客さまやその他の第三者の身体もしくは財物に損害を与え、法律上の損害保険を負った場合に保険金が支給される
※上記については、施術行為と因果関係が明確な事故に限る

◆テナント総合保険

エステティックサロンが所有する設備・什器・備品・商品等の財物損害、事故による休業損失・営業継続費用・賠償事故による損害をまとめて補償

ここでは、サロンの施術保険と関係がある「基本補償」の方の詳細を説明します。

補償内容脱毛ありプラン脱毛なしプラン
脱毛以外の施術脱毛施術
エステ行為対人

対人・対物共通
1事故・期間中
1,000万円
(免責:1事故1万円)

対人・対物共通
1事故・期間中
500万円
(免責:1事故1万円)
対人・対物共通
1事故・期間中
1,000万円
(免責:1事故1万円)
対物

JMBに加盟すると、自動的に「ワイドサポート制度」に加入できます。

「ワイドサポート制度」にサロンの施術保険が含まれ、美容サロンで提供されるほとんどの施術トラブルをカバーしていて、個別に保険に加入する必要はありません。

美容業界においてはトラブルが発生することがよくあるので、このような手厚い補償制度への加入がおすすめです。

JMBには年間200件を超える施術トラブルの相談が寄せられており、医療機関の紹介も行っています。

その結果、トラブル解決に至った事例も多いです。

長期治療が必要なケースでは、治療費やお見舞金、さらにはお客さまへの心のケアなど、サロンが負う精神的・金銭的な負担が大きくなります。

そのようなときに、本制度によるサポートを受けることで、精神的な負担を最小限に抑えられるでしょう。

◆本制度の補償対象者

プレミアム会員であり、美容目的の施術を行うエステティックサロン及び美容院が本制度の補償対象者(被保険者)です。

補償の対象となるエステ業務

1.下記あるいは下記に準ずる美容目的の施術とします。
フェイシャルケア・痩身・脱毛 ・ボディケア・メイクアップ・ネイルケア・まつ毛パーマ・まつ毛エクステンションなど。
2.保健所に理容所・美容所登録されているサロンで行われる理容及び美容行為も対象となります。

本制度が適用された施術トラブルの例を取り上げてみましょう。

・脱毛施術をした際に、お客さまの肌にヤケドを負わせてしまった。
・フェイシャルケアをした際に、誤った化粧品を使用してしまいお客さまの肌が損傷してしまった。
・ボディケアをした際に、オイルが肌に合わずお客さまの肌がかぶれてしまった。
・まつ毛カールをした際に、お客さまの目の周辺がかぶれてしまった。
・まつ毛エクステンションをした際に、不注意により接着剤がお客さまの目に入り炎症してしまった。

※この項目の参照元:日本医療・美容研究協会|ワイドサポート制度(施術賠償保険)

 

ビューティ保険|オフィスA・F・C 合同会社

画像引用元:ビューティ保険ドットコム公式サイト

ビューティ保険】はオフィスA・F・C 合同会社が提供している保険商品です。

サロン・クリニック・美容室のあんしん保険サービスで、賠償責任サポートでリスク管理ができます。

【ビューティ保険】にはいくつかのプランがありますが、このうち施術保険に該当するのが美容業店舗保険の施設所有(管理)者賠償責任保険と受託者賠償責任保険の2つです。

補償対象は施術中の事故、店舗で発生する事故、お客さまの荷物の紛失・盗難・破損など。

保険金支払いの対象になった施術トラブル例には次のようなものがあります。

・施術中、パーマ液が衣装にかかってしまい、変色させてしまった
・カット中、誤ってお客さまの耳を切ってしまった
・フェイシャルエステ施術中、お客さまのお顔に炎症が発生してしまった
・除毛・減毛施術で誤って火傷させてしまった
・まつ毛エクステ施術を誤り、目を失明させてしまった

施設所有(管理)者賠償責任保険・受託者賠償責任保険の「賠償お手軽コース」の年間保険料は14,960円〜です。

施術リスクに対して支払われる保険金は以下のようになっています。

  • 支払い上限額 1事故につき3,000万円
  • 保険期間中 1億円(身体/財物共通)
  • 免責金額なし

 

事業をお守りする保険「理容・美容業向けプラン」|日新火災海上保険株式会社

画像引用元:日新火災海上保険株式会社|事業をおまもりする保険

事業をおまもりする保険】は日新火災海上保険株式会社が提供している事業用の保険で、その中に利用・美容業向けプランがあります。

補償プランは次の3種類です。

プラン名おてがるプランおまもりプランもっとおまもりプラン
年間保険料15,970円20,720円34,540円
施設関連・業務中の補償3,000万円 上限

(1事故)

3,000万円 上限

(1事故)

3,000万円 上限

(1事故)

生産物・仕事の結果の補償500万円 上限

(1事故・保険期間中)

 

500万円 上限

(1事故・保険期間中)

 

3,000万円 上限

(1事故・保険期間中)

 

それぞれのプラン毎に補償対象が異なりますが、共通するのは施設関連・業務中のリスクを補償してくれることです。

例えば、次のようなケースに補償がされます。

  • お客さまのヘアカットの際に、誤って耳を切ってけがをさせてしまった
  • 施術したヘアカラーが原因で、後日お客さまの皮膚がかぶれてしまった

この商品は、年間売上高1億円以下の事業者さまに限りご契約いただけます。

申込はインターネットからでき、最短翌日から補償がスタートします。

 

美容所賠償責任補償制度|全日本美容業生活衛生同業組合連合会

画像引用元:全日本美容業生活衛生同業組合連合会|美容所賠償責任補償制度

美容所賠償責任補償制度】は全日本美容業生活衛生同業組合連合会が提供している賠償責任保険です。

補償対象は以下の通りです。

  • 業務遂行に関する賠償責任〈身体賠償〉
  • 業務遂行に関する賠償責任〈財物賠償〉
  • 受託物に関する賠償責任
  • 施設や設備等の賠償責任〈身体賠償・財物賠償〉

このうち、業務遂行に関する賠償責任〈身体賠償〉+業務遂行に関する賠償責任〈財物賠償〉が施術保険に該当します。

具体的な補償例を取り上げてみましょう。

・薬品や器材の使用で不注意があり、お客さまの頭皮・毛髪・顔面などに損傷を与えてしまった
・社会福祉施設等入所者や、美容所に来ることができない高齢者などの居宅などにて施術中、お客さまに怪我をさせてしまった
・施術中に配慮が足らず、お客さまの衣服を汚してしまった
・訪問美容の際、染毛剤で老人ホームの床を誤って汚してしまった
・お客さまのメガネを床に落としてこわしてしまった

【美容所賠償責任補償制度】の申込要件を確認してみましょう。

  • 加入資格:加入対象者は全日本美容業生活衛生同業組合連合会の組合員本人です
  • 加入単位:: 1店舗ごとの加入となります。
    ※複数店舗が存在する場合、それぞれの店舗ごとに加入する必要があります
  • 申し込み方法:加入依頼書に必要事項をご記入のうえ、掛金と共に各支部または組合へご提出ください

補償期間と申し込み締切は以下のようになっています。

●補償期間 : 2024年9月1日午後4時~2025年9月1日午後4時
※中途加入の場合 : 加入申込み月の翌月1日午後4時~2025年9月1日
午後4時となります。
●申込締切 : 加入日の前月10日まで(組合締切)
※9月1日加入の場合は更改期につき、お早目にお申し込みください。

掛金と補償額は次のようになっています。掛金は1店舗あたり年間1,600円。

内訳は運営事務費(600円)および保険料(1,000円)です。

※運営事務費は本制度募集にあたって発生する費用(パンフレット発送費、電話代、事務管理費など)に使用されます。

【美容所賠償責任補償制度】の掛金がずいぶん安く感じられるかもしれませんが、これは全日本美容業生活衛生同業組合連合会ならではのものです。

補償額は、身体賠償が1名につき5,000万円が上限、1事故につき1億円が上限です。

財物賠償は1事故につき300万円が上限となっています。

 

エステティックサロン総合賠償保険|株式会社エヌシーアイ

画像引用元:株式会社エヌシーアイ|エステティックサロン総合賠償保険

エステティックサロン総合賠償保険】は株式会社エヌシーアイが提供している賠償保険です。

複数の補償がパッケージ化されていて、エステティックサロンで起こりうる様々なリスクからオーナーをサポートします。

特徴を取り上げてみましょう。

  • 美容ライト脱毛トリートメントによるやけども補償対象
    (美容ライト脱毛自主基準を満たしたサロンが対象)
  • 美容ライト脱毛トリートメントを行っていないサロンも加入できる

加入方法については、株式会社エヌシーアイにお問い合せください。

お問い合わせは電話で受け付けています。

電話番号:03-3426-7757(9:00~18:00、定休日:土日祝日)

保険金が支払われる施術トラブルの例を2、3取り上げてみましょう。

  • 美容ライト脱毛トリートメントの際に、お客さまの肌を火傷させてしまった
  • フェイシャルケアの際にお客さまの肌が損傷してしまった

医療行為に起因する事故は補償対象外です。

同じ株式会社エヌシーアイから、【ネイルサロン賠償補償保険】も提供されています。

 

手技セラピスト協会の補償制度

画像引用元:手技セラピスト協会公式サイト

手技セラピスト協会】は整体師/カイロプラクター/セラピスト等の施術家の皆さまに、あんしんバックアップをリーズナブルな会費で提供しています。

個人会員入会すると、自動的に幅広い補償制度を活用できるようになります。別途保険料を支払う必要はありません。

【手技セラピスト協会】の主な補償内容を取り上げてみましょう。

・施設(サロン)に関する事故を補償
・リラクゼーション業務による事故を補償
・名誉毀損またはプライバシーの侵害の訴訟により被る損害を補償
・施設内でお客様が怪我をしてしまった場合、店の過失に関係なく損害を補償
・施設(サロン)で販売した化粧品による事故を補償
・お客さまからの預かり品に対する事故を補償

リラクゼーション業務によるトラブル例としては次のようなものがあります。

  • オイルを塗った際、お客さまの肌にあわないオイルを使用してしまいかぶれてしまった
  • 背中のボディケア時に誤って強く押してしまい、お客さまの助骨にヒビが入った
  • スクールにて作成したオイルによって、生徒の肌が荒れてしまった

補償金額は以下のようになっています。

1名1事故免責金額
対人賠償5,000万円が上限5,000万円が上限3万円
対物賠償1,000万円が上限3万円

 

サロン店舗賠償責任保険|株式会社ビューティガレージ

画像引用元:サロン保険net|サロン店舗賠償責任保険

サロン店舗賠償責任保険】は株式会社ビューティガレージが取り扱い、損害保険ジャパン株式会社が引き受け会社となっている保険商品です。

各種サロンの様々なトラブルを補償してくれます。ビューティガレージ会員限定の保険サービスです。

補償内容は多岐にわたるのですが、そのうちの一つが施術事故補償です。

施術行為による身体障害・財物損壊の法律上の損害賠償責任を保険で補償してくれます。

保険金が支払われる事故例を取り上げてみましょう。

・ヘアカット中に不注意でお客さまの耳を切ってしまった
・まつ毛パーマ/エクステで、目に薬液を垂らしてしまい、お客さまが病院に通院した
・カラーリング施術でお客さまのお洋服を汚してしまった
・フェイシャルケアでお客さまのお肌を腫れさせてしまい、お客さまが病院に通院した
・スチーマーが湯飛びし、お客さまに火傷を負わせてしまった
・タイ古式マッサージを行っていたところ、強引に体をねじってしまったため、捻挫の診断結果が出た
・オイルトリートメントを行っていたところ、施術中にオイルによるかぶれが発症し、皮膚科医師の治療が必要となった
・手もみマッサージにより、持病による背中の痛みを悪化させてしまい、病院での治療代を求められた
・スポーツトレーニング中に負荷をかけすぎてお怪我をさせてしまった

【サロン店舗賠償責任保険】の保険料については、以下のサイトからシミュレーションができますから、ご確認ください。

みんなのサロンほけん保険料シミュレーション

 

きくやあんしんサロン保険|株式会社きくや美粧堂

画像引用元:きくやあんしんサロン保険公式サイト

きくやあんしんサロン保険】は株式会社きくや美粧堂が提供している保険商品です。

理美容室サロン・エステサロン・まつ毛エクステサロン・ネイルサロン・脱毛サロンなど向けで、サロン業務に関する全般リスクに対する補償をしてくれます。

フリーランスの方でも加入でき、複数店舗でもあんしんの1契約です。ご相談はいつでもLINEで対応できます。

やはり補償内容は多岐にわたりますが、そのうちの一つが業務遂行危険です。

施術行為による身体障害・財物損壊の法律上の賠償責任を補償してくれます。

補償例を取り上げてみましょう。

・ヘアカットの最中にお客さまの耳を切ってしまった
・施術中に注意が足らず、お客さまの衣服を汚してしまった
・まつ毛施術中に薬液を目に垂らしお客さまが通院した
・マッサージにより頸椎ヘルニアの持病を悪化させてしまった
・肌へのオイル施術でオイルにより肌が炎症をおこし治療と通院が必要になった

【きくやあんしんサロン保険】の加入条件は以下のようになっています。

  • 団体契約のため、きくや美粧堂が運営する総合通販サイトMiCOLへの会員登録(無料)が必須
  • 売上高が10億円を超えるサロンさまはご加入できません

【きくやあんしんサロン保険】の保険料のお見積もりとお申し込みはこちらのサイトからできます。

ネットで簡単 保険料のお見積もり・お申し込みはこちら

 

サロン賠償補償制度|一般社団法人「全身美容協会」

画像引用元:日本全身美容協会|サロン賠償補償制度

サロン賠償補償制度】は、一般社団法人「全身美容協会」が提供している保険商品です。

同協会に加盟するエステティックサロンの全身美容業務・施設についてのトラブルを補償してくれます。

【サロン賠償補償制度】を構成するのは施設所有管理者賠償責任保険+受託者賠償責任保険+生産物賠償責任保険の3つの保険です。

このうち、施設所有管理者賠償責任保険と生産物賠償責任保険でサロンの施術業務による事故の補償がされます。

それぞれの賠償上限額は以下の通りです。

事故の形態賠償上限額
生産物賠償責任保険(サロンの施術業務の結果に起因する事故)身体賠償:1名につき100万円が上限
※1事故につき(保険期間中)1,000万円が上限
施設所有管理者賠償責任保険(サロンの施術業務に起因する事故、サロンの設備に起因する事故)身体賠償:1名につき2,000万円が上限
※1事故につき:5,000万円が上限
財物賠償:1事故につき500万円が上限

※それぞれ1回の事故につき、20,000円の自己負担額があります

保険期間は1年間(毎年4月1日午後4時から翌年4月1日午後4時まで)です。1年間の保険料は、1店舗につき30,000円。

加入資格は、一般社団法人「日本全身美容協会」の会員であることです。

保険金が支払われる事故例を取り上げてみましょう。

◆生産物賠償責任保険

  • 施術後において、施術や化粧品の使用による顔面や身体の皮膚炎や損傷が発見されたとき

◆施設所有管理者賠償責任保険

  • 施術中に、施術者の注意が足らずお客さまに怪我やヤケドをさせたとき
  • 化粧品等の使用により、お客さまの顔面や身体に皮膚炎を起こしたり、損傷させたとき

一般社団法人「日本全身美容協会」会員になりたい場合は、入会申込書類に必要事項記入の上、同協会の事務局まで送付してください。

入会に当たって、入会金と会費を支払う必要があります。

詳しくは以下のサイトを参照してください。

一般社団法人 日本全身美容協会|入会要項(正会員 )

 

美容業店舗の保険|日本フィナンシャルマネジメント株式会社

画像引用元:Japan Financial Management|美容業店舗の保険

美容業店舗の保険】は日本フィナンシャルマネジメント株式会社(Japan Financial Manegement)が提供している保険商品です。

理美容サロン・エステサロン・ネイルサロン・まつげサロン共通の保険になっています。

施設所有(管理)者賠償責任保険+事業活動総合保険+業務災害補償保険で構成され、このうち施術保険に該当するのが施設所有(管理)者賠償責任保険です。

補償される事故について、公式サイトを引用してみましょう。

被保険者(保険契約により補償を受けられる方)が所有、使用もしくは管理している各種の施設・設備・用具等の管理の不備、または被保険者もしくはその従業員等の業務活動中のミスにより発生した偶然な事故に起因して他人の生命や身体を害したり、他人の財物を損壊(滅失、破損、汚損もしくは紛失すること、または盗取されること)した場合に、被保険者が法律上の損害賠償責任を負担することによって被る損害(損害賠償金や争訟費用等)に対して、保険金をお支払いします。

保険金をお支払いできる条件は適用される普通保険約款、特別約款および特約によって異なりますので、詳細は普通保険約款、特別約款および特約でご確認ください。

少し難しい説明になっているので、具体的な補償例をピックアップして、確認してみましょう。

  • 施術中にパーマ液をお客さまの衣服にこぼしてしまい、変色させてしまった
  • カット中に注意が足らず、お客さまの耳を切断してしまった
  • フェイシャルエステ施術でお客さまの顔に炎症が出た
  • まつげエクステ施術に手違いがあり、目を失明させてしまったなど

【美容業店舗の保険】にはいくつかのコース例がありますが、施術保険をメインに契約したいというのなら、「賠償お手軽コース」がおすすめです。

施設所有(管理)者賠償責任保険(①施術事故補償+②店舗内事故補償+③一時預かり品補償)がついたコースです。

施術・店舗内事故については、支払い上限額 が1事故につき3,000万円(身体障害、財物損壊共通)で、免責金額はなしになっています。

保険料については、サロンの面積、売上高もしくは従業員さまの人数などをヒアリングした上で、提案するそうです。

 

ヘッドミント 店舗一覧

ヘッドミント 大須本店愛知県名古屋市中区大須3-26-41 堀田ビル
ヘッドミントVIP 栄東新町店愛知県名古屋市中区東桜2-23-22 ホテルマイステイズB1
ヘッドミントVIP 金山店愛知県名古屋市中区金山1-16-11 グランド金山ビル2F
ヘッドミント 名駅店愛知県名古屋市中村区椿町13-16 サン・オフィス名駅新幹線口206
ヘッドミント 東山店愛知県名古屋市千種区東山通5-113 オークラビル6F
ヘッドミント 名古屋中川店愛知県名古屋市中川区春田3-184
ヘッドミントVIP 岐阜店 岐阜県岐阜市神田町8-4 アートビル4F
ヘッドミント 静岡店 静岡県静岡市葵区御幸町4−2 ポワソンビル 7階
ヘッドミント 札幌大通店 北海道札幌市中央区南2条西6丁目 TAIYO2・6ビル 4F
ヘッドミント イオン松任店石川県白山市平松町102-1 松任イオン1F
ヘッドミント 新潟店新潟県新潟市中央区花園1-5-3 ネットワークビル花園205
ヘッドミントVIP 銀座店 東京都中央区銀座5-10-6 第一銀座ビル501
ヘッドミント 池袋店東京都豊島区東池袋1丁目42−14 28山京ビル202
ヘッドミント 荻窪店東京都杉並区
ヘッドミントVIP 目黒店東京都品川区上大崎2-13-35 ニューフジビル601
ヘッドミント 千駄木店東京都文京区千駄木2-13-1 ルネ千駄木プラザ227号室
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堀田 直義

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