「Google検索」と「TikTok検索」はどっちの方が使われている?若者はTikTok派って本当?

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タダ子

「Google検索」と「TikTok検索」はどっちの方が使われているの?


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以前は検索というとGoogleが代表格で、利用者も非常に多かったです。

ところが、最近の若者はSNSで検索することが増えています。

そんなSNSの中でも最近注目を集めているのがTikTokで、<TikTok検索>を利用する人も増加中です。

今回は、この<Google検索>と<TikTok検索>を比較しながら、それぞれの利用状況をチェックしてみましょう。

目次

まずはGoogle検索とTikTok検索の特徴から

まずは、<Google検索>と<TikTok検索>の特徴から説明しましょう。

 

Google検索とは?

<Google検索>はアメリカ合衆国のソフトウェア会社Googleが提供している検索エンジンです。

パソコンやスマートフォンを使っている人にはおなじみの検索エンジンで、利用者も非常に多いです。

ライバルの<Yahoo検索>と二分しています。

<Google検索>のページを見てみると、シンプルなデザインに気がつくでしょう。

広告もほかの要素もなく、単に検索だけができるようになっています。

<Google検索>をして、表示される画面の左側にはファビコンが表示されます。

ファビコンとは、Webサイトのシンボルマークです。

ファビコンに気がつかずに見過ごしてしまう方も多いですが、サイトのイメージアップに一定の役割を果たしています。

 

Google検索結果が表示されるまでの流れ

<Google検索>で結果が表示されるまでの流れは次のようになっています。

  1. クローラーでページをダウンロード
  2. インデックス登録
  3. 検索結果表示

クローラーというのは<Google検索>がWebサイトを回って、情報を収集するプログラムです。

名称を【Googlebot】と言います。

【Googlebot】はインターネット上でアクセスが許可されているすべてのWebページを巡回して、テキスト、画像、動画などのページをダウンロードするのです。

作成したWebページが<Google検索>の結果に表示されるためには、まずこの【Googlebot】にクロールされ、認知される必要があります。

【Googlebot】でダウンロードされたWebページ上のテキスト、画像、動画ファイルは解析され、Googleインデックスと呼ばれる大規模なデータベースに登録されます。

Googleインデックスに登録されて初めて、そのWebページが<Google検索>の結果に表示されるのです。

 

<TikTok検索>とは?

TikTokにも検索機能があり、アプリ版やブラウザ版でいくつかの種類が用意されています。

検索できる項目は動画や写真、ユーザーなど様々です。

<TikTok検索>機能はログインしていなくても利用できます。

 

Google検索のメリット

<Google検索>のメリットを紹介します。

 

関連性の高い検索結果を迅速に表示

Google検索では、膨大なデータベースから高度なアルゴリズムによりユーザーが求めているキーワードと関連がある検索結果を迅速に表示するようになっています。

利用されたことがある人はご存じでしょうが、検索結果の表示に時間がかかることはありません。

 

ユーザー個々に応じたカスタマイズができる

<Google検索>では、ユーザー個々に応じたカスタマイズができ、それぞれの検索履歴や行動パターンに合わせて検索結果が表示されます。

<Google検索>したことがある人は、新たな検索で似通った情報が出ているなと思うことがあるでしょう。

 

ハッシュタグ検索が便利

<Google検索>のハッシュタグ検索は便利です。

キーワードに関連のある最新の情報を瞬時に見つけることができます。

トレンドやよりニッチな内容もわかります。

精度も高いです。

 

広範なデータベースと連携

Googe検索は広範なデータベースと連携しています。

データベースが広いということは、収集される情報が極めて多いということです。

そのため、包括的な検索結果が表示されます。

 

TikTok検索のメリット

続いて、TikTok検索機能のメリットを紹介しましょう。

 

興味や趣味に合った動画を迅速に見つけられる

TikTokはショートムービーの投稿・視聴ができるSNSです。

そのため、<TikTok検索>機能でも自分の興味や趣味に合った動画をカンタンかつ迅速に見つけられるようになっています。

動画検索ならお任せですね。

 

アカウント検索もできる

<TikTok検索>機能では、アカウント検索もできます。

正確なユーザー名がわかっているときはもちろん、ユーザー名が部分的にしかない場合や、正確なスペルが不明な場合でも類似した名前を表示してくれるので、検索しやすくなります。

 

ハッシュタグ検索で自分の興味やニーズに合ったコンテンツを見つけやすくなる

<TikTok検索>機能でもハッシュタグ検索ができ、特定のトピックやトレンドに関連する動画を探すことができます。

自分の興味やニーズに合ったコンテンツを効率的に見つける際に大いに役立つ機能です。

 

楽曲検索もできる

<TikTok検索>機能では、楽曲検索もできます。

曲名やアーティスト名がわかっていれば、その楽曲が使用されている動画が表示されます。

 

LIVE検索もできる

<TikTok検索>機能でLIVE検索もできます。

現在LIVE配信中のアカウントの検索が可能です。

特定のテーマやキーワードに関連するLIVEを絞り込むこともできます。

 

高速な情報収集ができる

<TikTok検索>機能では、高速な情報収集が可能です。

テキストがメインになっている検索よりもスクロールもしやすく、目的のコンテンツにたどり着きやすいためです。

 

Google検索とTikTok検索はどっちを利用している人が多い?

<Google検索>と<TikTok検索>のそれぞれのメリットを紹介しましたが、どちらの検索機能の方がよく使われているでしょうか。

この点について、Adobe社が行った調査結果があるので、以下で説明しましょう。

調査は808人のアメリカ人消費者を対象にしたものです。

 

TikTokを検索エンジンとして利用したことがあるか?

上記調査の最初の質問は【TikTokを検索エンジンとして利用したことがあるか】というものでした。

その質問に対する世代別の割合が表示されています。

  • ベビーブーマー(1946年から1964年に生まれた世代):14%
  • X世代(1960年代中盤から1980年代初頭に生まれた世代):29%
  • ミレニアル世代(1981年〜1990年半ば頃までに生まれた世代):49%
  • Z世代(1990年代半ばから2010年代序盤に生まれた世代):64%

Z世代の64%とミレニアル世代の49%がTikTokを検索エンジンとして利用しているとのことで、世代が若くなるほど、<TikTok検索>を使う人が多くなっています。

たしかにTikTokは若者の間で人気があるSNSですから、ここで検索してみようという人も増えるのでしょう。

実際にレシピ検索では、Z世代がミレニアム世代よりも29%多く、<TikTok検索>を利用しました。

同世代では、約10人に1人は<Google検索>よりも<TikTok検索>を好んでいるという結果も出ています。

若者たちにとっては、最新の動画などの検索がしやすい<TikTok検索>が使いやすいのでしょう。

 

情報検索において最も役立つと感じたプラットフォーム

次の質問は【情報検索において最も役立つと感じたプラットフォーム】です。

結果は以下のようになりました。

  • Google:91%
  • YouTube:39%
  • Bing:21%
  • TikTok:17%

<Google検索>が最も情報検索に役立っているのはたしかなようです。

91%という数字がそれを物語っています。

ただ、<TikTok検索>もこのところ台頭気味です。

 

従来の検索エンジンではなくTikTokを利用した理由

調査では、【従来の検索エンジンではなくTikTokを利用した理由】という質問も提起されました。

結果は以下のとおりです。

  • 短い動画フォーマットが情報にあふれ、消化しやすい:44%
  • TikTok動画のストーリーテリングを楽しんでいる:34%
  • コンテンツがよりパーソナライズされている:31%
  • より新しい情報が得られる:29%
  • 双方向の没入型体験を楽しんでいる:29%
  • 私のソーシャルメディアブラウジング習慣により統合されている:27%

様々な理由で他の検索エンジンではなく、<TikTok検索>機能を利用している人がいます。

 

ユーザーがTikTokを検索に利用する際に人気のコンテンツ

続いて、【ユーザーがTikTokを検索に利用する際に人気のコンテンツ】についての質問がありました。

結果は以下のとおりです。

  • 動画チュートリアル:62%
  • 商品レビュー:39%
  • 個人的な体験談や逸話:38%
  • トレンドコンテンツ:33%
  • インフルエンサーの推薦:30%

動画チュートリアルの検索で<TikTok検索>機能を利用する人は62%にも上りました。

商品レビューや個人的な体験談や逸話で利用する人も多いです。

 

結果をまとめてみると

以上の調査結果をまとめてみると、アメリカではZ世代を中心に<TikTok検索>をする人が非常に多いことがわかります。

この世代では、場合によって<Google検索>よりも<TikTok検索>を利用する人の方が多いようです。

その理由は様々ですが、トレンドに則った動画検索ということなら、TikTokの方が得意なためでしょう。

なお、日本の<TikTok検索>機能の利用状況に関する調査は見つかりませんでした。

ただ、アメリカとは大差はないと思われます。

若者を中心にTikTokの利用者が日本でも増えているので、検索エンジンとしての利用も進んでいることでしょう。

<Google検索>よりも<TikTok検索>の方を利用しているという若者もかなりいると思われます。

上記の調査については次のサイトを参照しました。

検索エンジンとしてのTikTokの活用 | Adobe Express

 

Google検索とTikTok検索の使い方は?

<TikTok検索>の利用状況を確認してみましたが、今度は<Google検索>と<TikTok検索>の使い方を確認してみましょう。

 

Google検索の使い方

<Google検索>の最もカンタンな使い方は検索ページを開いて、検索キーワードを一つ、あるいはスペースを挟んで複数キーワードを入力して検索することです。

誰でもやっていることでしょう。

しかし、これだけでは芸がありません。

<Google検索>にはほかにも様々な機能があるので、できるだけ多くを使いこなしたいところです。

そこで、その機能の一部をここで紹介することにしましょう。

 

【+】【AND】検索

<Google検索>の一つの手法が【+】【AND】検索です。

例えば、2つのキーワードをこの記号で囲んで検索すると、両方のキーワードが含まれるWebページが検索結果に表示されます。

2つのキーワード検索というと、スペースを空けてと言う人も多いでしょうが、この方法とは検索結果が微妙に変わってきます。

そのため、スペース検索で満足できないときは、【+】【AND】検索を利用してみてください。

 

【OR】検索

<Google検索>の【OR】検索では、複数のキーワードいずれかと両方を含むWebページを検索できます。

2種類表示されるということですね。

そのため、ヒット件数が多くなり、検索の幅が広がります。

 

【-】検索

【-】検索とは、特定のキーワードを含まずに(マイナスしてということ)Webページを検索する手法です。

除きたいキーワードの前に半角の【-】を付けて検索します。

例えば、【北海道 観光 -札幌】と<Google検索>すると、札幌以外の北海道の観光ページが表示されます。

 

【*】検索

【*(アスタリスク)】検索はうろ覚えでよく思い出せない言葉を検索する際に利用できる手法です。

文字列に【*(アスタリスク)】を挿入して検索するのですが、挿入場所はキーワードのどこでもOK 。

前後でも途中でも構いません。

例を挙げてみると、【あ】で始まって【く】で終わる言葉が思い出せないとします。

そのときは、【あ*く】と入力して検索すればいいのです。

 

TikTok検索の使い方

今度は、<TikTok検索>機能の使い方を説明しましょう。

 

動画の検索方法

TikTokで動画を検索する方法は以下のとおりです。

  1. TikTokアプリを開く
  2. 画面右上の虫眼鏡🔎マークをタップする
  3. 上部の検索窓に探したい動画のキーワードを入力する
  4. 右側の【検索】をタップする
  5. 検索窓の下に検索キーワードに関連する動画の一覧が表示される

動画検索のポイントは探したい動画に近いキーワードを入力することで、これで目当ての動画がヒットしやすくなります。

検索結果画面には次のような項目が表示されるでしょう。

  • 注目
  • ユーザー
  • 動画
  • 写真
  • 楽曲
  • LIVE
  • スポット
  • ハッシュタグ

動画検索の場合は、【動画】を選ぶのですが、【注目】でも構いません。

【注目】では、多くのユーザーからよく視聴されている動画が表示されます。

 

アカウント検索の方法

<TikTok検索>機能でアカウント検索する方法は以下のとおりです。

  1. TikTokアプリを開く
  2. 画面右上の虫眼鏡🔎マークをタップする
  3. 上部の検索窓に探したいアカウントのキーワードを入力する
  4. 右側の【検索】をタップする
  5. 表示画面の検索窓の下にあるタブから【ユーザー】を選ぶ
  6. 入力したキーワードに関連するユーザーアカウントの一覧が表示される
  7. 関連するユーザーアカウントから目当てのアカウントを選ぶ

目当てのアカウントを見つけてタップすると、そのアカウントの持ち主のプロフィールが表示されます。

 

ハッシュタグの検索方法

<TikTok検索>機能でハッシュタグ検索する方法は以下のとおりです。

  1. TikTokアプリを開く
  2. 画面右上の虫眼鏡🔎マークをタップする
  3. 上部の検索窓にキーワードを入力する
  4. 右側の【検索】をタップする
  5. 表示画面の検索窓の下にあるタブから【ハッシュタグ】を選ぶ
  6. キーワードに関連するハッシュタグの一覧が表示される
  7. 特定のハッシュタグをタップする
  8. 選択したハッシュタグがつく動画が一覧表示される

もう一つの方法もあります。

  1. TikTokアプリを開く
  2. 画面右上の虫眼鏡🔎マークをタップする
  3. 上部の検索窓にハッシュタグ【#】付きキーワードを入力する
  4. キーワードに関連するハッシュタグ動画の一覧が【注目】に表示されるので、目当ての動画を選ぶ

 

楽曲の検索方法

<TikTok検索>機能で楽曲を検索する方法は以下のとおりです。

  1. TikTokアプリを開く
  2. 画面右上の虫眼鏡🔎マークをタップする
  3. 上部の検索窓に楽曲名やアーティスト名を入力する
  4. 右側の【検索】をタップする
  5. 表示画面の検索窓の下にあるタブから【楽曲】を選ぶ
  6. 入力した楽曲名やアーティスト名に関連する楽曲が一覧で表示される
  7. 一覧で表示された楽曲の中から目当ての曲を選ぶ
  8. 選択した楽曲を使った動画が一覧で表示されるので、見たい動画を探す
  9. 動画をタップすると、曲が再生される

なお、TikTokにはブラウザ版もあり、現在は検索機能も使えます。

検索方法はアプリ版と変わりません。

ただ、ブラウザ版の場合、ログインしないと動画を3つしか視聴できないので、ログインする方がおすすめです。

 

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堀田 直義

株式会社じむやの代表取締役。ドライヘッドスパ専門店ヘッドミント25店舗展開。X(旧Twitter)で「堀田直義」で検索!

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