ホットペッパービューティーのスマート支払いって何？仕組みやメリット・デメリットを解説

タダ子

ホットペッパービューティーのスマート支払いって何？

タダリザーブ

任せて！予約システム/ポイントシステムの「タダリザーブ」が解説するよ！

ホットペッパービューティーに掲載されているサロンを利用したときの代金支払い方法はいろいろと用意されています。

今回はそんな支払い方法の中から、｛スマート支払い｝に着目。

どのような支払い方法で、メリット・デメリットがどうなっているかなどの解説をするので、気に入ったら利用してみてください。

ホットペッパービューティーに用意されている支払い方法を確認

まずはホットペッパービューティーに用意されている支払い方法を確認してみましょう。

掲載されているサロンによっても異なることではあるものの、ここでは代表的な支払い方法を取り上げてみます。

現金払い

現金払いに対応していないサロンはあまりないでしょうから、ホットペッパービューティーに掲載されているほとんど全てのサロンで出来ます。

クーポンやポイントを利用した差額分も現金払いOKです。

クレジットカード決済

キャッシュレス決済の代表格といえば、クレジットカード払いがありますね。

こちらもホットペッパービューティー掲載の多くのサロンが対応しています。

Visa/MastercardⓇ/JCB/アメリカン・エキスプレスなど主要ブランドに対応し、オキャクサマの利便性を高めています。

ただし、ホットペッパービューティーに掲載されているサロンでも、小規模のところでは、クレジットカード決済未対応のところもあるのでご注意ください。

電子マネー・QRコード決済

ホットペッパービューティーに掲載されているサロンの中には、電子マネー・QRコード決済に対応しているところもあります。

最近は、PayPay/楽天ペイ/au PAY/d払い/などを導入しているサロンも増えていますし、WeChat Pay/Alipay/交通系IC（Suicaなど）/などに対応しているサロンの例もありますからね。

特に都市部の大手チェーンサロンなどでは、電子マネー・QRコード決済の対応が進んでいます。

スマート支払い

ホットペッパービューティーの｛スマート支払い｝とは、オキャクサマが予約時にクレジットカードを登録すると、来店時に現金やカードの受け渡しをせずに支払いを完了出来るサービスです。

詳しいことは後ほど説明します。

リクルートポイント・Pontaポイントの利用

ホットペッパービューティーの支払い方法の中には、「リクルートポイント」「Pontaポイント」を利用してというものもあります

1ポイント＝1円換算になり、予約時に利用するしないを選択可能です。

オンライン決済の場合はポイントを併用して支払えます。

各サロンの支払い方法の確認方法はこちら

ホットペッパービューティーに用意されている代表的な支払い方法を紹介しましたが、各サロン毎に利用出来る方法が異なっています。

また、同じサロンでもそのときの事情によって支払い方法が変わることもあります。

そこで自分が利用するサロンの代金支払い方法を確認しておかないといけませんね。

その方法は、各サロンページのサロンデータ欄で確認出来ます。

ホットペッパービューティーのスマート支払いとは？

前項でかんたんに取り上げたホットペッパービューティーのスマート支払いですが、ここで詳しい説明を加えましょう。

支払いはかんたんになり、退店がスムースに

ホットペッパービューティーのスマート支払いは、サロン代金の支払いはかんたんになり、退店がスムースになるサービスです。

2023年1月31日から開始されたサービスで、オキャクサマが予約時にクレジットカード情報を登録しておくことで、レジでの会計を介さずに決済を完了出来るようになりました。

スマート支払い対象サロン確認方法

ホットペッパービューティーに掲載されているサロンの代金をスマート支払いで支払いたい場合、そのサロンが対応しているか対応していないかを確認しておかないといけませんね。

確認方法は、検索結果一覧またはサロントップ画面に<スマート支払いOK>のラベル表示があれば、だいじょうぶです。

ただし、ラベルの表記は予告なく変更する場合もあるので、利用するたびにチェックしましょう。

スマート支払いで利用可能な決済方法

ホットペッパービューティーのスマート支払いで利用可能な決済方法はクレジットカードで、以下のブランドを使えます。

• Visa
• MastercardⓇ
• JCB
• アメリカン・エキスプレス
• ダイナースクラブ

スマート支払いで予約する際、オキャクサマ情報入力のクレジットカード情報入力画面にて、利用可能なブランドのロゴが表示されます。

クレジットカードの支払い方法は<1回払い>のみで、分割払いやリボ払いは選択不可。

スマート支払いでデビットカード・プリペイドカードの利用も出来ますが、ホットペッパービューティーでは推奨していませんね。

その理由はこうです。

スマート支払いでは、予約時に代金合計金額で決済額の仮押さえ（与信確保という）を行っています。

その上で、来店時に利用金額の決済が行われます。

この与信確保と来店時の決済額に差額が生じることがあるのです。

ポイントやクーポンの適用があるためでもあります。

デビットカードやプリペイドカードは、特性からいって与信確保時点で引き落としがされます。

もし与信確保時の金額>来店時の決済金額となると、実際の代金よりも高い金額が引き落とされてしまいますね。

もちろんその差額は後ほど返金されますが、返金されるまでの期間がカード会社によって異なり、時には数ヶ月かかることがあるのです。

ホットペッパービューティーの提供元、リクルート社はこの返金プロセスに関わることはありません。

そのため、リクルート社に問い合わせても状況はわからないので、カード会社に問い合わせる必要があります。

以上のような点から、デビットカードやプリペイドカード利用によるスマート支払いには不便なこと・デメリットも多いので、ホットペッパービューティーは非推奨としているのです。

ホットペッパービューティーのスマート支払いのメリット

ホットペッパービューティーのスマート支払いの仕組みについて詳しい説明をしましたが、このスマート支払い、どんなメリットがあるでしょうか？

メリットにはお客様側にとってのものとサロン側にとってのものがあるので、それぞれを取り上げてみましょう。

お客様側にとってのメリット

まず、スマート支払いのお客様側にとってのメリットをチェックしてみましょう。

利用手続きがかんたん

ホットペッパービューティーのスマート支払いはかんたんに利用出来ます。

初回登録さえ済ませておけば、それ以降複雑な操作は不要です。

予約時にスマート支払いを選択するだけでOK。

後は、自動的に決済が完了します。

ほかにお客様がすることはありませんから、楽ちんな手続きです。

会計の手間を省けるスムースな支払い体験

>ホットペッパービューティーのスマート支払いを利用すれば、お客様は施術後、財布やスマートフォンを取り出す必要がなく、サインや暗証番号の入力も不要です。

金額の確認だけで退店出来るため、レジ前の混雑を避け、時間を気にせずスムースに次の予定へ向かえます。

現金やカードの受け渡しがないため、衛生的な支払いも可能。

「支払い」という行為によるわずらわしさからも解放されるでしょう。

各種ポイントを効率的に貯められる

スマート支払いでは、ホットペッパービューティーの「Pontaポイント」や「dポイント」を利用・獲得出来ます。

通常のサロン支払いではポイント付与が対象外となる場合もありますが、スマート支払いを通じて決済すれば自動的にポイントが加算されます。

また、支払い時にポイントを利用することも出来るため、貯まったポイントを次回の施術料金に充てるなど、賢くお得に使えるでしょう。

クレジットカード払いを選択した場合は、カードのポイントも同時に貯まるため、二重でポイントを獲得出来るのも嬉しいポイントです。

サロン側にとってのメリット

次は、サロン側にとってのスマート支払いのメリットです。

会計業務の劇的な効率化

スマート支払いではお客様との金銭のやり取りやカード処理の手間がなくなるため、会計にかかる時間が大幅に短縮され、業務も劇的に効率化。

これにより、スタッフはレジ業務から解放され、本来の業務である施術や接客により集中出来るようになるでしょう。

また、現金でのやり取りが減るため、レジ締めの時間が短縮され、精算ミスや盗難のリスクも低減し、店舗運営がスムースになります。

キャンセル・変更も柔軟に対応可能

スマート支払いを利用して予約を行った場合でも、サロンのキャンセルポリシーに基づいて柔軟に対応出来ます。

予約をキャンセルした場合、事前決済分が自動で返金される仕組みになっているため、利用者が煩雑な手続きを行う必要はありません。

また、支払いが事前に完了しているため、サロン側もスムースに対応出来、双方にとって安心な取引環境が整っています。

お客様が予約時にクレジットカード情報を登録しているため、サロンが定めるキャンセル規定に基づき、無断キャンセルや直前キャンセルが発生した場合に自動でキャンセル料を請求・引き落としすることも出来ます。

これは、サロン側にとってのメリットですね。

キャンセル料の請求が可能になることで、安易なキャンセルへの抑止力となり、無断キャンセルによる売上損失や、その時間に本来入れたはずの他のお客様の機会損失を防ぐことも出来ます。

感染症対策としても有効

新型コロナウイルス以降、非接触型のサービスが注目されています。

スマート支払いはまさに「非接触決済」を実現する仕組み。

レジでの現金やカードの受け渡しがなく、タブレットやスマホ画面の共有も最小限で済むため、衛生面でも安心して利用出来ます。

これでスタッフも安心ですね。

顧客満足度の向上とリピート率のアップに貢献

スマート支払いでは、会計処理を気にすることなく、余裕を持ってお見送りの挨拶や次回予約の提案など、きめ細やかな顧客対応が可能になります。

キャッシュレス決済を好む顧客層のニーズに応えることが出来、「会計不要でスムースに帰れる」という利便性が、他店との差別化につながり、リピート客の獲得に貢献するでしょう。

ホットペッパービューティーのスマート支払いのデメリット

ホットペッパービューティーのスマート支払いのメリットを紹介しましたが、デメリットもあります。

どのようなデメリットか、やはりお客様側にとってとサロン側にとって双方を確認してみましょう。

お客様側にとってのデメリット

スマート支払いのお客様側にとってのデメリットは以下のとおりです。

未対応の店舗も結構ある

最も大きなデメリットは、スマート支払いに対応しているサロンがまだ限定的という点です。

ホットペッパービューティーに掲載されている全てのサロンで利用出来るわけではないため、お気に入りのサロンや行きたいサロンが対応していない可能性があります。

予約時に毎回対応状況を確認する必要があり、非対応の場合は従来通りレジでの会計が必要になります。

分割払い・リボ払いは不可

ホットペッパービューティーのスマート支払いでは、一括払いのみに対応しています。

分割払いやリボ払いは不可です。

支払い方法が限定される

スマート支払いでは、登録したクレジットカードのみが利用可能です。

現金払いやQRコード決済（PayPay、LINE Payなど）には対応していないため、現金派の人やカードを持たない人には使いづらい仕組みです。

また、登録出来るカードブランドにも制限があり、対応外のカードを持っている場合は利用自体が出来ません。

普段から特定の決済手段に慣れている人にとっては、この制約が不便に感じられることもあるでしょう。

1決済の上限が50,000円まで

ネイル・まつげ・リラク・エステのジャンルでは、スマート支払い1回のご利用上限が50,000円に設定されており、これを超える場合は現地で別途決済が必要です。

メニューの追加で50,000円を超えた場合も同様です。

この場合、スマート支払いと現地支払いを併用することになり、少し面倒ですね。

予約内容変更やキャンセル時のトラブルリスクも

スマート支払いは、予約情報と決済が紐づいているため、キャンセルやメニュー変更時に処理が複雑になることがあります。

たとえば、来店後に施術内容を変更したり、オプションを追加したりする場合は、支払い金額が変更されることになりますが、その際の差額対応に時間がかかるケースがありますね。

また、キャンセル料が発生する場合や、サロン側の処理ミスによって二重請求や返金遅延が起きるトラブルもまれに報告されています。

サロンでの確認が取りづらいことも

スマート支払いでは現地での支払いが不要な反面、「支払い済みかどうか？」がサロン側・利用者側の双方で分かりづらくなることもあります。

特に初めて利用するサロンでは、受付時に「お支払いはどうされますか？」と聞かれることもあり、スマート支払いの利用を説明する手間が発生します。

また、店舗のシステム側で反映が遅れている場合、来店時に確認に時間がかかることがあるかもしれません。

ポイント付与のタイミングに注意が必要

ホットペッパービューティーでは、通常予約でもポイントが付与されますが、スマート支払いを利用した場合、ポイントの反映時期が遅れることがあります。

通常は来店・施術完了後数日で付与されますが、決済の処理がオンライン上で完結するため、システム上の反映が遅れる場合があるのです。

特に「ポイントをすぐに使いたい」という人にとっては、このタイムラグがデメリットと感じられるでしょう。

家族・友人との利用に向かない場合がある

スマート支払いは、予約者本人のアカウントに紐づく仕組みのため、複数人分の支払いをまとめて行うことが難しいという制約もあります。

友人や家族と一緒にサロンを利用する際、まとめて会計したい場合でも、それぞれが個別に支払い設定を行う必要があります。

そのため、グループでの予約・来店時にはかえって煩雑になるケースがあるでしょう。

サロンとのやり取りが減ることですれ違いが生まれるかも

スマート支払いでは、来店時の支払い手続きが不要になる分、サロンスタッフとの会話が減る傾向があります。

>支払いに関するやり取りの中で確認出来ていたメニュー内容や料金説明の機会が減ることで、**「思っていた料金と違った」「オプションが含まれていなかった」**といった誤解が生じることがあるかもしれません。

便利な仕組みではありますが、対面での確認が減ることによるすれ違いが起こる可能性も否定出来ませんね。

サロン側にとってのデメリット

スマート支払いのサロン側にとってのデメリットは以下のとおりです。

決済手数料が発生する

サロンがスマート支払いを導入すると、クレジットカードによる決済になるので決済手数料が発生します。

決済ごとに数パーセントの手数料が発生し、現金決済よりは幾分かの損失が生じます。

入金サイクルの遅延

スマート支払いによる決済では、サロンの入金サイクルが遅延します。

決済が行われてから、実際にサロンの口座に入金されるまでに**一定の期間（約1ヶ月など）**を要することが多く、資金繰りを考慮する必要がありますね。

導入・運用に要する作業がちょっと大変かも

スマート支払いを利用するに当たって、リクルートの業務・経営支援サービスである「AirID」の登録が必要となり、導入時に手間がかかります。

当日、オキャクサマの施術内容が変更になった際の金額修正や、予約キャンセル時のキャンセル料請求など、システム上での操作や手続きが発生するのも少し大変かもしれません。

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