
予約したのに横取りされる場合はある?

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予約の横取りって聞いて、そんなのあるのと思う人がいるかもしれません。しかし、あるんです。図々しい人が先に予約をした人になりすまして、予約席などを取ってしまいます。
非常に迷惑な話であり、被害が生じることもありますが、今回はこの予約の横取りについて考えてみましょう。
予約の横取りが生じる場面
予約の横取りが実際に生じた場面をいくつか見てみましょう。
タクシー配車アプリで
タクシー配車アプリで予約の横取りをされる人がいます。
予約したタクシーに乗るつもりであったら、すでにタクシーに乗っている人がいて車は発進済みであったというケースや、目の前で他の人が乗ってしまって追いかけられなかったなどの場合があります。
タクシー配車アプリで来たタクシーの運転手さんも一応名前などの確認はするでしょうが、詐称されたら分かりませんね。
「鈴木さんですか」と聞かれた方が「そうです」といったらおしまいです。
予約の横取りをされた方としては腹立たしい限りです。
乗るつもりのタクシーがいなくて、目的地への到着が遅れてしまうこともあるでしょう。
またタクシー配車アプリでタクシーを呼ぶのも大変です。
しかし、ことはタクシーがいないだけで済まないこともあります。
それは代金の支払いをネット決済にしている場合です。ネット決済で後でクレジットカードを使って代金を支払うようにしておくと、横取りした人のタクシー代を代わって支払うことになりかねません。
横取りされて、タクシー代も請求されたのでは大損です。
そんなことがないようにタクシーの横取りをされたときは、配車アプリの会社に直ちに連絡してください。
レストランで
レストランの予約を横取りされるケースもあります。先に席を予約しておいたのに、ちゃっかり潜り込んでしまうのです。
ここでも名前を詐称するのでしょうが、レストランの店員が「木村さんですか」と名前を言って確認する場合は「そうですよ」と答えれば詐称できてしまいます。
せっかくレストランで楽しく食事をしようと思っていたのにこれではがっかりですね。
レストラン側に抗議もするでしょうが、先に入った客の取り消しもできないでしょう。料理もすでに出されています。
空いている席があれば、そこで食事もできるでしょうが予約した席の方がよければ不満も高まります。
予約の横取りには実に困ったことです。
美容室で客の予約を横取り
今度は、お客様が予約を横取りされたケースではなく、従業員が客の予約を横取りされた例です。
ある美容院では、店長とトップスタイリスト数人で業務を分け合っていたそうです。
ところが、店長がトップスタイリスト指名の予約から単価の高い予約まですべて横取りしていたとのこと。
そのため、それに気づいたトップスタイリストたちの歩合制の給料は下がってしまったそうです。
その結果、トップスタイリストたちは次々に退職。現在その美容院は人手不足になっています。
これは当然の報いで、店長ばかりいい思いをしようとすれば従業員は離れて行ってしまいます。
予約商品の横取り
ゲーム機、電子機器、家電などを予約して購入する人も多いですが、そんな予約商品の購入を横取りする人もいます。
この場合、名前を名乗らず「○○を予約したものですが」といって、店員がだまされてしまうことがあるようです。
「どなたですか」としっかり名前を確認すれば済むのに、それを店員が怠ったためとも言えるでしょう。
本来予約をしていた方からすると、予約商品が売り切れてしまい納得ができません。
予約を偽って購入した人を訴えたくもなるでしょうが、実際に裁判に持ち込むのは大変。
また、どのような罪に問えるのかもはっきりしません。
お店に抗議してもらちがあかない場合があります。結局、泣き寝入りということになるのでしょう。
フリマアプリで予約横取り
フリマアプリでの予約の横取りはよくあります。
- 購入予定だったのに、先に取られてしまった
- 価格交渉中に横取りされた
などのケースが後を絶ちません。
フリマアプリの場合、困るのは横取りOKになっていることが多いことです。
例えば、メルカリでは事前に約束をしていても、先に購入する人が出たときはその人に購入権が生じることになっています。
横取りによるキャンセルは申請できないのです。
この場合、できることといえば、次のようなことです。
- 出品者に販売キャンセルを依頼する
- 諦めて他の商品を探す
- 在庫がないか確認する
これで必ず出品商品が買えるというわけではありませんが、ほかにいい手はないようです。
予約横取りを防止する方法はある?
腹立たしい予約の横取りですが、防止する効果的な方法はあるのでしょうか。難しいような気もしますが、防止策を探ってみましょう。
フルネームで予約する
予約横取り防止のために、苗字だけではなくフルネームで予約するようにしましょう。
フルネームで予約すれば、より確実な確認がしやすくなります。
例えば、店員がお客様に向かって「田中さんですか」と聞いたとします。
そこへ予約を横取りしようと思っていた人が「そうです」と回答。
そこでさらに、店員が「下の名前もおっしゃってください」と尋ねると、予約詐称者は答えられなくなるので、予約の横取りができないことがあります。
ただ、フルネームも知られている場合や店員が下の名前を求めない場合はこの方法は効果ありません。
名前以外の情報の確認をしてもらう
予約を確実にするためには、お店やサービス提供者に名前以外の情報も確認してもらえるように頼んでおくこともできます。
名前だけだと、たとえフルネームであっても知られていることがあるので、予約の横取りを防ぎきれないことがあります。
そこで、住所や電話番号、生年月日、予約番号などの情報も予約当日に確認してもらえば、予約の横取りは起きなくなるでしょう。
メルカリでは即購入を
メルカリで予約横取りを防ぐいい方法は即購入することです。即購入なら横取り者が入る隙がありません。
即購入ができないのなら値段交渉は早めにしましょう。
そのほか、専用出品にしてもらうこともできます。
専用出品とは、取り置きのことですがこれなら予約の横取りを防げます。
予約の横取り防止のためにお店がするべきこと
予約の横取りはお客様にとっては大迷惑なことで、そんなことが起きるお店はもう利用したくないと思うこともあります。
そうなればお店にとっても損害が生じます。お店の評判も悪くなるかもしれません。
そこで、予約の横取りが起きないようにお店としても対策を講じなければいけません。その対策法を見てみましょう。
予約確認時にこちらから名前をいわない
予約当日、来られたお客様の確認時にこちらから「○○○○様ですね」といわないようにしましょう。
これでは相手はうなずくだけでよく正確な身分確認ができません。
お客様の方から「13時に予約したものですが」と言ってきたら、名前をおっしゃってくださいと確認を求めます。
これなら、予約者の名前を知らない人は予約の横取りができません。
予約番号を発行する
名前の確認だけだと意地の悪い友達なら、予約の横取りができてしまう場合もあります。
何らかの理由で個人情報が漏れている場合も横取りができますね。
そこで、お店の側から予約番号を発行するといいです。
予約番号は予約をした人にだけしか分かりませんから、他の人は予約の横取りができません。
当日来たお客様に予約番号を言ってもらうようにすれば、確認作業が確実にできます。
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