民泊におすすめの予約システムを教えて！
任せて！予約システム/ポイントシステムの「タダリザーブ」が解説するよ！
店舗の業種によっては、予約制度を採用しているケースがあります。この場合は、予約受付や管理などの予約管理に必要な業務が発生します。
ただ、この予約管理業務はスタッフにとって負担になることがあり、予約業務の効率化が求められています。
そんな場合に便利なのが予約システムです。予約システムでは、予約業務の大半をシステムに任せることができるため、予約業務を効率化することが可能です。
この記事では、民泊向けの予約システムの特徴や、システムの選び方、おすすめの予約システムを紹介します。
民泊において予約業務の効率化を目指している方は、ぜひ参考にしてみてください。
民泊向けの予約システムとは？
予約システムは、民泊に宿泊する顧客の予約業務や、顧客情報の管理、事前決済、会員登録などの機能があるシステムのことです。
たいていの予約システムは、予約業務だけでなく、顧客管理や販促活動など、さまざまな機能を搭載しています。
予約システムを導入すれば、これらの多くの業務をシステムに任せることができるため、業務効率は大幅に改善されます。
民泊向けの予約システムのメリット
民泊向けの予約システムには、さまざまなメリットがあります。
ここでは、このメリットについて解説します。
業務の効率化ができる
予約システムでは、業務の効率化が期待できます。
予約管理業務をシステムに任せることができるだけでなく、顧客管理などもできるため、これまで手作業で行っていた場合は、業務が大幅に効率化されるでしょう。
営業時間外でも予約の受け付けができる
予約システムを導入すれば、24時間365日の予約受け付けが可能になります。
従来の電話予約の場合は、スタッフが勤務している営業時間内でしか予約の受け付けができません。また定休日なども予約の受け付けができなくなります。
予約システムであれば、予約をネット経由ですることができるため、営業時間に関係なく予約を受け付けることができます。
予約受け付け時間が増えることで、機会損失も削減することができるでしょう。
販促活動ができる
予約システムには、予約業務だけでなく、販促活動に活用できる機能も搭載されています。
例えば、会員登録ができる機能であったり、ポイントを付与できる機能もあります。
また、クーポンの発行やメールマガジンの配信など、顧客のリピート率の向上につながる機能が搭載されています。
これらの機能をうまく活用することで、販促活動につなげることができます。
民泊向けの予約システムのデメリット
予約システムには、いくつかのデメリットが存在します。
ここでは、そのデメリットについて解説します。
コストがかかる
予約システムを利用する場合は、初期費用や月額費用などのコストがかかります。
民泊などの小規模な宿泊施設の場合は、毎月の利益もあまり多くありません。
そのため、使用できるコストも多くないことから、予約システムに必要なコストは十分検討する必要があります。
予約システムは、使用する機能によって費用が変動するため、必要となる機能を把握しておくことが重要です。
また、一部の予約システムは無料でも利用できるため、そのようなシステムを利用するとコストを抑えることができます。
慣れるまで時間がかかる
予約システムを導入する場合、その操作に慣れるまでには時間がかかります。
また、業務のオペレーションも変更になるため、導入から一定期間は業務が停滞するかもしれません。
事前に移行期間を設定しておくか、できるだけ使いやすい予約システムを導入するといいでしょう。
予約が減ってしまう可能性がある
予約システムは便利な機能が多く、業務の効率化や顧客の増加などが期待できます。
ただし、このようなシステムが苦手な人にとっては、予約の方法がわからず、敬遠してしまうかもしれません。
民泊の客層によっては、予約システムを導入したことで、かえって予約数が減少してしまうこともあります。
そのため、予約システムを導入する場合は、民泊の客層を把握しておき、システムの操作が苦手な人が多いかどうかを把握しておきましょう。
また、従来の電話での予約を併用することでも解決できます。
民泊向けの予約システムの機能
民泊向けの予約システムには、予約管理業務の他にも、豊富な機能が搭載されています。
ここでは、その機能について解説します。
予約管理機能
予約管理機能は、予約の受け付けや管理などの業務を行うための機能です。
予約の受け付けだけでなく、空き部屋の状況を確認できたり、キャンセル待ち機能などが利用できるシステムもあります。
宿泊プラン・料金設定
民泊などでは、さまざまな宿泊プランがありますが、これを予約システムで設定することができます。
また、繁忙期にハイシーズン料金を設定するなども可能で、会員割引やクーポンなど、さまざまな料金設定ができます。
プランが複数ある場合でも、予約システムに任せることで、予約業務への少ない負担で運営できます。
顧客管理機能
予約管理が行える予約システムですが、中には顧客管理機能が搭載されているものがあります。
顧客管理機能では、宿泊した顧客の情報をシステムに自動的に登録することができます。
また、宿泊者名簿を電子化することができます。これにより、厚生労働省が定めている「旅館業における衛生等管理要領」のために3年以上情報を保存する必要がある件にも対応できます。
オンライン決済機能
予約システムには、オンライン決済機能が利用できるものがあります。
オンライン決済機能では、各種カード会社による決済が可能で、個別にカード会社と契約する必要がありません。
また、オンライン決済機能を利用することで、ネットでの予約時に決済することが可能で、当日に支払い業務をする必要がなくなります。
民泊では、無断キャンセルが問題になりますが、オンライン決済機能で事前決済しておけば、キャンセルによる損失を防ぐことができます。
予約カレンダーの埋め込み機能
予約システムの中には、カレンダー形式の予約機能をWebサイトに埋め込む機能があります。
すでに民泊のWebサイトが存在する場合でも、簡単に予約カレンダーを埋め込むことができます。
予約カレンダーでは、カレンダーから簡単に予約をすることが可能で、さらに空室状況などもリアルタイムで確認できるため便利です。
会員登録機能
予約システムには、会員登録機能が搭載されているものがあります。
会員登録をしてもらうことで、メールマガジンなどの情報発信やクーポンを配布することでの販促活動などが可能になります。
結果としてリピート率を向上させることもできるでしょう。
多言語対応
予約システムでは、多言語対応しているものが多く存在します。
近年では、インバウンド需要が増加していることもあり、複数の言語に対応することが求められています。
予約システムが多言語対応していれば、それだけ多くの国の人に予約してもらうことができます。
予約システムのタイプの種類
予約システムには、いくつかのタイプが存在します。
ここでは、このタイプの種類について紹介します。
基本機能が充実したタイプ
このタイプは、予約に関連した基本機能が充実しているものになります。
さまざまな種類の宿泊プランや料金設定、キャンペーンや会員割引など、細かい条件についても柔軟に設定することができます。
予約のための基本的な機能が充実しているため、民泊の予約業務の効率化が目的の場合は、このタイプがおすすめです。
特化型タイプ
特化型タイプは、特定の機能や場面に特化した予約システムです。
例えば、民泊やペンションなどの小規模の宿泊施設向けの予約システムや、キャンプやグランピングに特化したものなどがあります。
特化型タイプは、特定の場面に特化していることから、その分野に求められる細かい機能が搭載されているのが特徴です。
このような機能は、汎用型の予約システムには搭載されていないため、特化されている場面と同じ使い方をする場合に便利です。
デザインに特徴があるタイプ
予約ページなどのデザインにこだわりたい場合は、デザインに特徴があるタイプがおすすめです。
このタイプは、予約ページ作成のためのテンプレートが豊富に用意されていて、そこから選ぶだけでデザイン性が高い予約ページが作成できます。
また、カスタマイズをすることもできるため、よりデザインにこだわることができます。
民泊向けの予約システムの選び方のポイント
現在、予約システムは数多くの種類が存在します。
ここでは、予約システムの選び方のポイントについて解説します。
使いやすいかどうか
予約システムでは、使いやすさは重要な要素です。
予約ページがわかりにくい場合は、予約をしようとアクセスしたユーザーが途中で予約を諦めて離脱してしまうかもしれません。結果として見込み客を逃してしまうことになり、機会損失が発生します。
そのため、予約ページはできるだけわかりやすく、誰でも予約ができるようにしておく必要があります。
予約をする場合は、カレンダー形式で予約できるものを選ぶと、使いやすくなります。
また、予約システムはスタッフも操作する必要があります。設定や管理などが複雑な予約システムの場合、操作が難しいためスタッフが習得するまでに時間がかかります。
また、搭載されている機能をうまく使いこなせないと、予約システムを導入した意味がなくなってしまいます。
このように、予約システムの使いやすさは、ユーザーにとってもスタッフにとっても重要な要素です。
必要な機能があるかどうか
予約システムには、さまざまな機能が搭載されていますが、その中に必要な機能が含まれているかどうかも確認しましょう。
そのためには、どのような機能が必要かについて把握しておく必要があります。
予約機能が搭載されているのは当然ですが、顧客管理機能や分析機能については、搭載されていない場合があります。
また、メッセージ送信機能や会員登録機能など、販促活動につながる機能についても確認が必要です。
シンプルな予約機能さえあればいいケースでは不要ですが、予約システムを総合的に活用したい場合は、販促活動につながる機能は必要になるでしょう。
予約システムを導入する際の注意点
民泊の予約においては、予約システムに必要となる機能が存在します。
これらの機能が利用できない場合は、予約システムを導入しても効果があまり得られないこともあります。
民泊向けの予約システムでは、以下の機能があることを確認しましょう。
事前決済機能
民泊では、事前決済機能があることが重要です。
決済手段として、クレジットカードだけでなく、QRコード決済やコンビニ払いなど、対応している決済方法についても確認しましょう。
特に、インバウンド需要が多い場合は、クレジットカード以外にも外国の決済方法に対応していると、幅広いニーズに応えられるでしょう。
多言語対応
近年では、民泊でもインバウンド需要が高まっています。
そのため、予約システムが多言語対応していることは重要です。
言語設定で変更できるものや、自動翻訳するものなど種類があるため、事前に確認しておきましょう。
英語などはたいていの予約システムで対応していますが、それ以外の言語については予約システムによって異なるため、対応したい言語がある場合は確認が必要です。
民泊向けの予約システムのおすすめ13選！
ここからは、民泊向けの予約システムのおすすめを13紹介します。
Check Inn
「Check Inn」は、Check Inn株式会社が提供している予約システムです。
民泊だけでなく、ホテルや旅館など、宿泊施設の規模や形態に関わらず利用できるシステムとなっています。
すでにWebサイトがある場合でも、コードを1行埋め込むだけで、予約システムを組み込むことができます。
また、Googleホテル検索と連携することができるため、予約経路の増加が期待できます。
「楽天トラベル」「じゃらん」などのOTAの料金調整なども管理画面から設定可能です。
他にも、売上集計機能が充実していて、日別、月別などさまざまな観点からの売上の集計・管理ができます。
また、クーポンを発行できたり、多言語対応もしています。
料金については、初期費用は無料で、月額料金が18,000円〜となっています。
Direct In S4
「Direct In S4」は、ダイナテック株式会社が提供している予約システムです。
予約方法がシンプルなのが特徴で、予約完了まで最短で2ステップで済みます。
また、SNSのアカウントを利用して予約することも可能で、予約に必要な手間が最小限となっています。そのため、予約の途中で離脱する心配はありません。
多言語対応もしていて、有料オプションで自動翻訳で対応ができます。
オンライン決済にも対応していて、クレジットカードやPayPayが利用できます。
他にも、GoogleホテルやYahoo!トラベルへの広告掲載も可能です。
料金については、初期費用は無料、月額料金は7,500円〜となっています。
予約プロプラス
「予約プロプラス」は、株式会社アビリブが提供している予約システムです。
この予約システムは、オプションの種類が豊富な点が特徴で、無料オプションが34種類、有料オプションが9種類用意されています。
予約方法も簡単で、カレンダーから日付を選択するだけで、予約完了まで最短で3ステップで済みます。予約に手間がかからないため、途中で離脱する利用者を減らすことができるでしょう。
また、口コミを投稿・表示する機能もあり、予約を検討中の見込み客に対して、アプローチすることができます。
他にも、会員登録機能やメールマガジン機能もあるため、販促活動によるリピート率の向上も期待できます。
料金については、初期費用が30,000円、月額料金は12,000円となっています。
tripla Book
「tripla Book」は、tripla株式会社が提供している予約システムです。
この予約システムは、デザインがシンプルでわかりやすい点が特徴です。そのため、予約がしやすくなっています。
インバウンド需要に対応するため、標準で多言語対応としていて、部屋の説明やアメニティの種類、宿泊プランの説明などは自動的に翻訳されます。
対応している言語は、英語、中国語（繁体字・簡体字）、韓国語となっています。また、翻訳内容の修正も可能で、ニュアンスや誤訳を修正することができます。
他にも、言語によってルームチャージなどを変更したり、プランを設定したりできるほか、航空券とのセットで販売するダイナミックパッケージ機能も搭載されています。
そのため、インバウンド需要が多い場合におすすめです。
料金については、初期費用が無料、月額料金が10,000円〜と従量課金となっています。
RESERVA予約
「RESERVA予約」は、株式会社コントロールテクノロジーが提供している予約システムです。
月間の予約数が100件以下であれば、無料で利用できます。
オプションの種類の豊富で、80種類のオプションが存在します。
そのため、少ないコストで豊富な機能が利用できるため、民泊などの小規模な宿泊施設に適しています。
システムの導入も簡単で、3分程度で利用を開始することができます。
また、会員登録機能やメールマガジン機能など、販促活動につながる機能も豊富に搭載されています。
料金については、無料プランや月額料金3,200円〜となっています。
リザエン
「リザエン」は、株式会社インタークエストが提供している予約システムです。
さまざまな機能が搭載されているのが特徴で、予約管理だけでなく、顧客管理や集計・分析機能などが利用できます。
また、デザインに関する機能も充実していて、デザイン性が高い予約ページを作成できます。
他にも、スマートロックや入退室管理システムにも対応していて、予約した顧客がチェックイン後に入退室管理が簡単にできるようになっています。
宿泊施設の予約以外にも、さまざまな業種の予約に対応していて、アトラクションやツアーに対応できるオプションもあります。
料金については、初期費用が20,000円、月額料金が10,000円〜となっています。
タビチャットエンジン
「タビチャットエンジン」は、株式会社NinNinが提供している予約システムです。
スマートフォンからの利用に特化しているのが特徴で、管理画面や予約ページがシンプルで使いやすくなっています。
そのため、予約システムに慣れていない場合でも、簡単に予約は管理を行うことができます。
多言語対応や日帰りプランなど、機能の追加には料金が必要ですが、Googleホテル検索との連携を行わない場合は、これらは無料で利用できます。
また、過去の最多の予約数を超えるまでは料金が発生しないため、まずは予約システムを試してみたい方におすすめです。
料金については、無料でも利用可能で、有料プランの場合は月額料金が6,000円となっています。
予約番
「予約番」は、株式会社キャディッシュが提供している予約システムです。
レイアウトとカラーパターンを組み合わせて選ぶだけで予約ページを簡単に作成できるのが特徴です。
レイアウトは5種類、カラーパターンは6種類が用意されていて、30通りの組み合わせが利用できます。
予約方法も簡単で、予約完了までは3ステップとなっていて、途中で離脱する顧客を防ぐことができます。
また、多言語対応もしていて、英語、中国語（繁体字・簡体字）、韓国語、タイ語、ドイツ語、フランス語、マレーシア語の最大8言語に対応しています。
インバウンド需要を見越して、外国人でも予約しやすい画面になっています。
料金は、初期費用が30,000円〜、月額料金は13,000円〜となっています。
CHILLNN
「CHILLNN」は、株式会社CHILLNNが提供している予約システムです。
デザイン性が高い予約システムとなっているため、デザインにこだわりたい場合におすすめです。
また、予約しやすい構造になっているため、途中で離脱する見込み客を減らすことができます。
予約ページはテンプレートを選ぶだけで簡単に作成可能で、テンプレートも豊富に用意されています。
また、カスタマイズすることもできるため、デザインにこだわった予約ページを作ることができます。
予約ページについては、Webサイトに関する知識がなくても作成することが可能です。
料金については、月額料金が10,000円に、宿泊料金の3％か月額9,800円となっています。
OPTIMA Booking
「OPTIMA Booking」は、株式会社エス・ワイ・エスが提供している予約システムです。
使いやすさを追求していて、デザインや機能が最適化されています。
予約しやすくなっている点も特徴で、各画面で余分な情報を表示せず、予約に関連する情報がわかりやすくなっているため、予約の途中離脱を防ぐことができます。
予約システムを設置するサイトにあわせてデザインをカスタマイズできるため、違和感のない予約ページをつくることができます。
また、多言語対応もしていて、英語、中国語（繁体字・簡体字）、韓国語での表示が可能です。
料金については、月額料金が26,000円〜となっています。
リピッテホテル
「リピッテホテル」は、株式会社コネクター・ジャパンが提供している予約システムです。
この予約システムは、LINE公式アカウントを利用して予約するシステムとなっています。
そのため、LINE公式アカウントに登録しているユーザーに対して、リピートを促進する機能が搭載されています。
予約方法は簡単で、LINEから最短10秒で予約を完了することが可能で、スムーズに予約をすることができます。
他にも、顧客管理機能やアンケート機能があり、その結果に基づいてセグメントに分けてLINEをメッセージを配信することも可能です。
そのため、リピート率の向上が期待できます。
料金については、初期費用が29,800円、月額料金が9,800円となっています。
宿シス
「宿シス」は、株式会社ウイングが提供している予約システムです。
この予約システムは、客室が30未満の小規模な宿泊施設向けとなっています。
小規模向けの予約システムながら、基本的な機能はすべて使うことができます。
搭載されている機能としては、クレジットカード決済機能や、カレンダー予約機能、メールマガジン機能、キャンセル待ち機能などがあります。
また、宿泊プランでも料理の内ようを選ぶことができるなど、柔軟な設定が可能です。
画面はシンプルで使いやすく、直感的に操作できるため、マニュアルがなくても使えるようになっています。
言語は日本語以外にも英語に対応しています。
料金については、初期費用が10,000円、月額料金が7,000円となっています。
民宿・ペンション予約システム
「民宿・ペンション予約システム」は、株式会社セレクトタイプが提供している予約システムです。
これは同社が提供している予約システムのSELECTTYPEのひとつの機能で、民宿やペンションの予約に特化したシステムとなっています。
民宿などのような小規模な宿泊施設で利用するために、機能が特化されています。
予約と管理に必要な機能のみが利用できる予約システムですが、SELECTTYPEの機能を利用することも可能です。
予約ページのデザインも柔軟に設定可能で、写真を掲載したギャラリーなども作成できます。
料金は月額料金が1,500円〜で、無料プランも存在します。
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