
予約システム「oss」ってどんなシステム?

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オープンソースソフトウェア(oss)を使った予約システムがあります。といっても、ossがなんなのか分からない人もいるでしょう。
そこでまず、ossの解説をしてから、ossを使った予約システムの活用方法やメリットを紹介していきます。
オープンソースソフトウェア(oss)とは?
まず、オープンソースフトウェア(oss)とはどういうものかから説明しましょう。
ossはソースコードが公開されたソフトウェアのこと。ソースコードとは、プログラミング言語によって記述されたコードのことです。
プログラムにどんな動作をしてほしいか処理の内容を記述したものといえばわかりやすいでしょう。
ossは公開されているので、自由に再配布や改変ができます。利用は無償でできます。
ossのメリット
ossではソースコードの改変が自由にできるので、自社のニーズに最適化できるように作成できます。
一般的なソフトウェアやアプリの場合は、多数の人が利用することを想定していて、自社のニーズに最適化するのが難しくなっています。企業側で調整をしてソフトウェアに合わす必要があるのです。
ossの場合は、その必要はありません。システムの方を最適化すればいいので、自社のルールを見直すなどはしなくても済むのです。
ossを管理しているのは企業ではなく、有志という場合が多いです。そのため、企業ソフトウェアを購入するよりもコストがかからないところもいいところ。
さらに管理団体や企業がなくなっても、公開されたソースコードはそのまま使い続けることができます。
oss予約システム導入のメリット
予約システムにossを導入するメリットはいろいろあります。主なメリットとして、次のようなことが挙げられます。
- 業種に合わせた予約フォームを作りやすい
- コストが低い
- 後でカスタマイズできる
それぞれの詳しい内容を見てみましょう。
業種に合わせた予約フォームを作りやすい
予約システムにossを導入すると、業種に合わせた予約フォームを作りやすくなります。
ossはソースコードを自由に改変できるので、業種ごとに最適もしやすくなっています。飲食店なら時間帯・人数・メニューなどの設定ができ、セミナーでは予約の日取りを決めるのに使うこともできるでしょう。
予約フォームの形態は業種によって違うので、oss以外の方法では、新しいフォームを導入し直したり、既存のフォームと併用させたりなど面倒でした。しかし、ossならどのような業種のサービスにも合わせたシステム構築しやすいので、手間があまりかかりません。
コストが低い
ossは無償で利用できるので、ossによる予約システムでもコストがかかりません。一般的な予約システムの場合は、利用料金を提供企業に支払う必要がありますが、ossの予約システムの場合は利用料金はいりません。
唯一必要なコストは、有料プラグインを使う場合やサーバー代など。ただ、コストがかかるといっても、一般的な予約システムよりは安いです。
後でカスタマイズできる
ossはソースコードの改変が自由にできるので、後でカスタマイズしようというときに非常に便利です。自社の仕様に合ったカスタマイズもしやすいです。機能追加もできます。
ここは、クラウド型の予約システムとは大きく違う点。クラウド型の場合、事業者が提供しているシステムを借りることになるので、勝手にカスタマイズすることができないようになっています。追加したい機能があっても自分たちではできず、事業者の対応を待つしかありません。
それがいやなら、他の予約システムに移行する必要があります。
ossの予約システムならそのような不便はなし。自社に合ったカスタマイズができますよ。
ossで予約システムを作るデメリット
ossで予約システムを作ることにはいろいろなメリットもありますが、デメリットもあります。次のようなデメリットです。
- コーディングスキルが必要
- サポートが充実していない場合も
ossの予約システムを利用する場合は、これらのデメリットに注意してください。
コーディングのスキルが必要
ossはソースコードを自由に改変できるとことがメリットですが、ソースコードの改変にはコーディングのスキルが必要です。コーディングとは、プログラミング言語を使ってプログラムを作成すること。
コーディングのスキルを身につけて、初めてossの予約システムを思うように改変できます。
もしコーディングのスキルがないと、ossの予約システムのカスタマイズは不可能。宝の持ち腐れになってしまいます。
また、思わぬバグを起こしたときの対応ができないでしょう。
ただ、必要なスキルは高度な深い内容でなくても大丈夫。ホームページ開設の経験がある人なら、oss予約システムも扱いやすいです。
サポートが充実してない場合も
ossの予約システムの場合、十分なサポートを受けにくいです。
企業が販売している予約システムの場合、開発・提供企業にも責任がありますから、しっかりサポートしてくれます。
ところが、ossの場合、そのような提供元がなく、有志などが発表しているもの。中には外国の有志によるものもあり、日本語での十分なサポートもない場合もあります。日本語によるサポートがあったとしても、疑問点や質問に丁寧に答えてくれるようなところもあまりありません。
分からない点は、自分で調べて自分で解決する、詳しい人に相談してみるなどの対応が必要です。
便利なように見えるossの予約システムですが、不便なところもあります。
ossの予約システムならWordPressがおすすめ
この記事を読んで、ossの予約システムを利用してみたくなったら、WordPressがおすすめです。WordPressはossのコンテンツ管理システム(CMS)。予約システムにも使える様々なプラグインが用意されています。
WordPressでできること
WordPressでは、様々なことができます。まず、予約システムに時間割を設定できます。これで時間単位の予約も日数単位の予約もできるようになりますね。設定の仕方も自由です。
他のソフトウェアやアプリと連携ができるのもWordPress。GoogleマップやGoogleカレンダーとも連携ができ、お客様が簡単に予約場所の確認ができます。
オンライン決済機能やメールの自動配信機能との連携も可能で、予約システムの機能を充実させることができます。
プラグインは数万以上
WordPressのプラグインは数万以上ともいわれます。現在も開発が進んでいて、新たなプラグインも登場しつつあります。
そんな中でも、予約システムにおすすめのプラグインをいくつか紹介しましょう。
MTS Simple Booking
MTS Simple Bookingというプラグインを利用すれば、ホームページで簡単に予約機能を追加できます。
お客様の利用方法は、以下の通り。
- カレンダーで予約状況を確認
- あいている日程をクリック
- そこからメールでオンライン予約
Web上に予約カレンダーを表示させ、そのカレンダーからオンライン予約ができます。
お店側の設定項目は、次のようなものです。
- 施設情報
- 予約メール
- 予約品目
- 予約時間割
- 予約条件
- 予約カレンダーなど
Events Manager
Events Managerはイベント予約管理に最適なプラグイン。カレンダー表示からメール予約ができます。
GoogleカレンダーやGoogleマップとの連携も可能です。
イベントページでは、イベントの開催場所を設定し、予約フォームを表示させます。そして、開催日時を入力します。
そのほか、予約チケットの表示などもできます。有料版では、オンライン決済機能の利用も可能です。
Booking Package
Booking Packageは教室・イベント・セミナー・会議室・ブリーフィング・病院・歯科などの予約管理に合ったプラグイン。
特徴は、システムの導入から予約フォームの作成まで簡単にできることです。初心者も利用しやすくなっています。
予約時間の設定は1分単位でできます。柔軟な予約表の作成が可能です。
無料版でも20以上の機能があり、有料版になると、PayPalによるオンライン決済も導入できます。
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