
予約するの敬語・謙譲語って何?

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この記事では、予約という言葉の敬語・謙譲語や使い方、実例について解説します。
予約の意味と敬語・謙譲語について
まず「予約」は、前もって約束すること。また、その約束という意味になります。
予約という言葉は「ホテルを予約しました」などの使い方があります。
この予約を敬語は、頭に「お(ご)」がついた「ご予約」です。
上司などの目上の相手が「ご予約してくださる」場合は、敬語としての使い方になります。
一方、「自分がご予約する」または相手に「ご予約いただく」場合は、謙譲語としての使い方になります。
このように、同じ言葉でもパターンが2つあります。
敬語の「お(ご)」の使い方について
敬語で使う「お(ご)」という言葉ですが、この言葉には敬語と謙譲語の両方で使います。
謙譲語として「お(ご)」を使うのは
- 会議日程のご連絡
- 転勤のご挨拶
- 貴社ご訪問のお願い
というものがあります。
特にビジネスメールでよく目にする表現です。
ただ、「お(ご)」は敬語にも使うため、自分に対して「お(ご)」を使うことに違和感がある方がいるかもしれません。
実際には、これは正しい使い方です。
「お(ご)」を敬語として使う場合は「部長がお戻りになりました」という形で、相手の行為をうやまう場合に使います。
予約に関連する言葉の敬語・謙譲語
ここからは、予約に関連する言葉の敬語と謙譲語について解説します。
先程も紹介しましたが、「お(ご)」は敬語でも謙譲語でも使用するため、間違えやすい言葉となっています。
そこで、予約とセットで敬語・謙譲語になる形を紹介します。
予約に関連する言葉の謙譲語
謙譲語とは、自分から相手に向かう行為について、その向かい先の人物を立てて述べるもの、自分の行為などを相手に対して丁寧に述べるものという2種類の意味があります。
予約に関連する言葉の謙譲語をまとめると、
- ご予約します
- 予約いたします
- ご予約いたします
- ご予約申し上げます
- ご予約いただきます
- 予約していただきます
- 予約させていただきます
- ご予約させていただきます
などがあります。
どれも「予約する」という意味の謙譲語です。
予約に関連する言葉の尊敬語
次は予約に関連する言葉の尊敬語についてです。
尊敬語とは、相手の行為などについて、その人物を立てて述べるもの、という意味があります。
予約に関連する言葉の尊敬語をまとめると、
- ご予約になります
- 予約されます
- 予約なさいます
- ご予約なさいます
- ご予約くださいます
などがあります。
予約に関連する敬語・謙譲語の実例について
ここからは、予約に関連する敬語・謙譲語の実例について解説します。
ご予約いただければと存じます
この「ご予約いただければと存じます」は、「予約してもらえたらと思います」という意味です。
「してもらえたらと思います」というのは、相手に行動を強制しない、柔らかくお願いする言葉になります。
特に目上の方や上司の他、社外の方にも使うことができる敬語です。
「いただければ」は、「してもらう」の謙譲語を可能形にしたもので、さらに仮定を表す「たら・れば」をつけています。
最後の「存じます」は、「思う」の謙譲語である「存じる」に丁寧語の「ます」をつけています。
ご予約いただければ幸いです
「ご予約いただければ幸いです」は、予約してほしいと依頼する場合の敬語です。
「予約してもらえたら嬉しいです」という意味になります。
「予約してほしい」という依頼は、そのままでは目上の方に使うには適していません。
そのため、遠回しな表現で「予約してもらえたらうれしいです」という、柔らかいお願いの敬語となっています。
「いただければ幸いです」という言葉は、依頼する場合のビジネスメールでよく使う表現です。
「いただければ」は、「してもらう」の謙譲語の「いただく」を可能形にして「いただける」とし、そこに仮定の「たら・れば」をつけています。
ご予約くださいますようお願い申し上げます
「ご予約くださいますようお願い申し上げます」は、「予約してください」と依頼する場合の敬語です。
特に、ビジネスメールなどの結びでよく使われる言葉です。
(お願い申し上げますは、お願いいたしますに言い換えることができます)
「予約してほしい」という依頼ですが、このままでは目上の方に使うには適していません。
そのため、遠回しな表現で「予約してくれるようお願いします」という、柔らかい依頼の敬語となっています。
「ますよう」は、丁寧語の「ます」と婉曲な希望の意味の「よう」がついた言葉です。
希望の意味がある「よう」は、
「時間に遅れないよう、ご留意ください」
「風邪などお召しになりませんように」
という形で使います。
「よう」は「ように」でも正しい使い方になりますが、「ご予約くださいますようにお願い申し上げます」という表現は一般的ではありません。
ご予約いただきますよう・賜りますよう
「ご予約いただきますよう・賜りますよう〜」は、「予約してください」と依頼するときの敬語です。
「ご予約いただきますようお願い申し上げます」「ご予約賜りますようお願い申し上げます」などの使い方があります。
これは「予約してもらうようお願いします」という意味で、ビジネスメールの結びに使われることが多い言葉です。
「予約してほしい」という依頼ですが、そのまま目上の方に使うには不向きです。
そのため、遠回しな表現として「予約してもらうようお願いする」として、柔らかい依頼の敬語にしています。
「賜る」は、より堅い表現の敬語になるため、公式な文章などでは「賜る」の方を使います。
「いただきますよう」「賜りますよう」は表現が異なりますが、どちらも「してほしい」という同じ意味です。
「ご予約を賜りますよう」という「を」を入れる場合がありますが、どちらも正しい敬語です。
「いただきますよう」は「してもらう」の謙譲語の「いただく」に丁寧語の「ます」と「ように」をつけたものになります。
また、「賜りますよう」は「してもらう」の謙譲語の「賜る」に丁寧語の「ます」と「ように」をつけたものになります。
ご予約のほどお願い申し上げます
「ご予約のほどお願い申し上げます」は、「予約してください」と依頼する場合の敬語です。
「ご予約のほどお願い申し上げます」「ご予約のほどお願い致します」という使い方があり、「予約してくれるようお願いします」という意味です。
特に、ビジネスメールの結びによく使われています。
「ご予約のほど」の「のほど」は、限定を避ける表現で、「してもらうよう」「してくれるよう」という意味で、断定を避けて表現をやわらげるために使います。
本来は「してください」という命令形ですが、「のほど」を使うことで相手に強制しない、柔らかい表現となっています。
この「お願い申し上げます」は「お願いいたします」「お願い致します」に言い換えが可能です。
まとめ
ここまで「予約」に関連する言葉の敬語・謙譲語について解説しました。
予約を敬語・謙譲語にすると「ご予約」となりますが、頭についている「ご(お)」は、尊敬語と謙譲語の両方で使うため、間違えやすくなっています。
予約に関連する敬語には、よく使われるフレーズがあるため、この記事を参考にしてうまく使い分けてください。
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