美容室で失敗された時は返金してもらえるの?
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美容室で施術を受ける場合、自分の希望を伝えて、その希望に添ったヘアスタイルになれば大満足でしょう。
ところが、いつもそううまくいくとは限りません。施術が失敗することもあるのです。
これでは不満も大いに募り、抗議もしたくなります。
その抗議の一環として、返金を求める場合もあるでしょうが、これは可能なのでしょうか。
今回は、美容室の施術の失敗と返金の関係について考えてみましょう。
美容室の施術の失敗とはどんなことを指す?
美容室の施術が失敗だったとは、どのような状態を指すのでしょうか。
いくつか具体例を挙げてみましょう。
☑カラーの色がお客さまの希望と違っていた
☑ロング希望がショートになってしまった
☑縮毛矯正に失敗した
☑パーマ液がお客さまの顔や目にかかった
☑お客さまにジアミンアレルギーを発症させてしまった
☑お客さまの耳を切ってしまった
☑髪の長さがお客さまの希望とは全然違う
☑髪や頭皮を傷めてしまった
☑パーマを失敗した
☑誰が見ても不自然な仕上がりになってしまったなど
この他にもあるでしょうが、美容室の施術が失敗だったということになると、お客さまのショックも大きくなります。
すぐに修正できるのならまだいいですが、それもかなわず、しばらく我慢し続けるしかないというケースもあります。
美容室の施術が失敗だった場合、お客さまは何ができる?
美容室の施術が失敗だった場合、お客さまは何ができるでしょうか。
対応策を考えてみましょう。
お直しをしてもらう
美容室での施術が失敗というのなら、同じ美容室でお直しをお願いすることができます。
お直しが可能な失敗に限りますが、対応してくれる美容室も多いです。
ただし、すべての美容室ではありません。お直しに対応していないところもあるし、お直しできない失敗もあります。
そのため、各美容院の対応状況について確認しておく必要があります。
お直し料金ですが、保証期間内なら無料です。保証期間は美容室によって異なりますが、普通は1週間くらいです。
3日、もしくは10日というケースもあります。
同じ美容室の同じ美容師にお直しを依頼した方がいいのは、次のようなケースです。
- その美容師を気に入っている
- 今回は失敗だったが、本来は自分の好みや希望を十分に理解してくれている美容師だ
- かんたんなお直しで済みそう
他の美容室で修正してもらう
ある美容室での施術が失敗だったという場合、その美容室の美容師が得意でない施術を行ったというケースもあります。
そうなると、また同じ美容院で同じ美容師にお直しをしてもらっても、うまく修正できないかもしれません、
その場合は、他の美容室で修正してもらえます。ただし、そうなると、修正料金は支払わなければいけません。
他の美容室で前の美容室の施術の失敗を修正してもらう際の注意点があるので、確認しておいてください。
- 自分と系統が似ている美容院、美容師を探す
- 前の美容室での失敗の修正であることを伝えておく
- なりたいスタイルを画像で示してみる
- されて困ることを伝えておく
返金してもらう
美容室での施術が失敗だったという場合は、料金の返金を請求できる場合があります。
実際に返金がされるかどうかはケースバイケースですが、次項で詳しい状況を説明しましょう。
美容室での施術が失敗だった!返金されるの?
美容室での施術が失敗ということになると、その料金を返金してもらいたくなることもあるでしょう。
でも、返金は可能なのでしょうか。
対応は美容室次第
美容室での施術が失敗であり、お客さまが返金を求めた場合、どのような対応になるのかはその美容室次第です。
返金に応じてくれるところもあれば、お直し対応というところもあり、それぞれの美容室で対応が異なります。
ただ、返金に応じてくれる美容室でも、すべての失敗に対応するというわけではありません。
条件があるのです。条件は美容室ごとに変わりますが、ここではどの美容室にも当てはまる一般的な条件を挙げてみましょう。
返金請求ができるケース
どのような条件で美容室の失敗に対して返金請求ができるのか、ケースごとの例を挙げてみましょう。
カット失敗での返金
美容室のカットの失敗で返金を求められるのは次のようなケースです。
- 髪の長さが希望とは全く違う
- 仕上がりがイメージと全然違う
- カットラインがガタガタ
上記のようなケースでは、施術の失敗の程度もひどくなるので、料金の返金を求めても構いません。
ただ、軽微と思われる施術の失敗なら、返金が無理な場合もあり、お直し対応となることが多いです。
パーマ失敗での返金
美容室のパーマで失敗したときに、返金を求められるのは次のようなケースです。
- 髪がチリチリになってしまった
- 仕上がりが希望イメージと全く違う
- 予想よりも強くパーマが掛かりすぎて、度を超えている
上記のようなケースではお直し対応が難しいので、料金の返金を求めても構わないでしょう。
パーマのお直しは困難な場合が多いので、返金してもらって、今度は別の美容室を利用した方がいいケースもあります。
ヘアカラー失敗での返金
美容室のヘアカラーで失敗した場合、料金の返金を求められるのは次のようなケースです。
- 髪がチリチリになってしまった
- 激しい色むらが生じた
- 希望の色と違いすぎる
ヘアカラーの失敗の場合、ある程度度合いがひどくないと、返金請求が難しいです。
多少の失敗くらいなら、受け入れてくださいというケースも多いです。
縮毛矯正失敗の返金
美容室の縮毛矯正で失敗した場合、料金の返金を求められるのは次のようなケースです。
- 髪がチリチリになってしまった
- 枝毛、切れ毛が生じた
- 全く施術効果がなかった
縮毛矯正の失敗でよくあるパターンが髪のダメージです。
縮毛矯正では薬剤を使うので、ある程度は髪がダメージを受けるのですが、その度合いがひどく、ダメージが大きくなれば、返金請求しても構わないでしょう。
スタイリングがまともにできないほど髪がダメージを受けた場合などは、返金がされる可能性も高いです。
全メニューに当てはまる返金請求ケース
今度は、全メニューに当てはまる料金の返金を求められるケースを考えてみましょう。
次のようなケースでは、返金請求しても構わないでしょう。
- 美容師が明らかに施術で失敗したのに、隠したりごまかしたりしようとする
- 明らかな失敗を認めない、謝罪もしない、言い訳ばかりする
- 失敗後の態度、対応がひどすぎる
美容室の施術で明らかな失敗があったときは、それなりの対応をしてもらわないと困ります。
ところが、その対応が不適切、不充分という場合もあり、上記はその典型的な例です。
このような対応は悪質でもあり、お客さまとしても納得ができないでしょうから、返金請求しても構わないでしょう。
返金請求が難しいケースもある
美容室での施術が失敗して、返金できる主なケースを挙げてみましたが、そのような請求が難しいケースもあります。
いくつか例を挙げてみましょう。
希望イメージと多少異なる場合
美容室で施術を受ける際に希望イメージを伝えますが、そのイメージと多少異なるくらいでは、返金請求はできません。
希望イメージとは抽象的なものです。
お客さまの髪質、頭の形、髪色などによっても仕上がりは変わってきます。
そのくらいの違いは許容してもらわないと、美容室側としても商売ができません。
カウンセリング時に伝えた希望イメージと極端に明らかに違うというのでなければ、返金請求はできないと考えておきましょう。
依頼内容が曖昧
お客さまによっては、美容室で施術を受ける際に具体的なイメージを伝えない場合があります。
「仕上がりはお任せします」などという人もいます。
このような曖昧な依頼をしておいて、後で「失敗だった」と言い張っても、美容室側はその主張を受け入れてくれないでしょう。
返金請求も無理です。
「そんなことをいうのなら、最初にもっと具体的な要望を出しておいてください」とぴしゃりと言い返されることになるでしょう。
施術してから期間が経過している
施術の失敗に対して返金対応してくれる美容室でも、期間に制限があります。
保証期間内でないと、返金はしてくれません。
これは無料でお直しできる期間と同じで、期間を過ぎると、返金請求自体却下されます。
そのため、いつまでに請求すれば返金がされるのかも確認しておきましょう。
アシスタントの練習台になった場合
美容室では、アシスタントが本来の美容師に代わって施術を行う場合がありますが、その練習台としてのお客さまを募集することがあります。
このような場合、通常料金よりも施術料が安くなっていることも多いです。
材料代が無料というケースもあります。
代わりに、「お直し、返金は受け付けておりません」という但し書きがあることがあるので、この場合は施術の失敗があっても返金請求はできません。
美容室の施術で失敗があったときの返金請求はどのように行うの?
美容室の施術で失敗があり、返金されるかもしれないというときに、どのような手続きを踏めばいいのでしょうか。
手順を見てみましょう。
電話で連絡する
美容室の施術で失敗があり、その失敗に対して返金を請求する場合は、まず電話で美容室に連絡しましょう。
直接お店に訪問して、要望を伝えることもできますが、営業中だと美容室側が対応しにくいことがあります。
単なる予約の連絡ではなく、交渉も必要になることですから、まずは電話で連絡しておく方がいいでしょう。
失敗の詳細を伝える
美容室の施術が失敗ということなら、その失敗の詳細を伝えなければいけません。
どこがどのようにどういう風に失敗したのか、具体的に伝えないと、美容室側が対応してくれません。
失敗の箇所、今困っていること、本来の希望と違った点などを丁寧に説明しましょう。
証拠を見せる
口頭で施術の失敗内容を伝えるだけでは十分ではありません。
証拠が必要です。では、証拠をどう示すかというと、直接来店できる場合は、髪の状態を見せればいいです。
直接来店できない、来店しにくいというのなら、失敗となった箇所の写真をメールやLINEで送ってみましょう。
返金交渉をする
施術の失敗の証拠を美容室側に提示したら、返金交渉のスタートです。
良心的な美容室なら、証拠を確認した上で、料金の返金をしてくれるでしょう。
ただ、返金交渉で手こずる場合もあります。
あまり時間が掛かり、スムーズに交渉が進まないようだと思われる場合は、諦めた方がいい場合もあります。
返金されないのは癪かもしれませんが、悪質なクレーマーのように扱われることもあり、客としてのイメージダウンにもなりかねません。
そうなると、その美容室をもう利用しにくくなるでしょう。
また、返金交渉が長引くと、精神的にもつらくなるので、あまりおすすめできません。
法的手段に訴えるという方法もあるが…
美容室の施術が失敗し、その失敗に対する返金請求に応じてくれないこともあります。
そのようなときにそのまま諦めるのが嫌なら、法的手段に訴えるという方法もあります。
訴訟を起こすということです。そこまですると、美容室側もこれ以上の面倒は起こしたくないと考え、返金に応じてくれることがあります。
しかし、そうならないケースもあります。
その場合、あまり訴訟を起こすメリットがないのが実情です。
そもそも勝訴して、返金が行われる可能性が低いです。
勝訴しても、返金される額に対して裁判にかかる費用の方が高くなることもあります。
美容室に対する訴訟で、施術の失敗に起因する損害賠償が認められたケースはあまり聞いたことがありません。
施術でお客さまに大きなケガをさせてしまったなどの場合は多額の損害賠償請求が認められるケースも多いですが、施術の失敗によるものは極めて少ないです。
髪の毛の場合、時間が経てばまた生えてくるので、仮に施術の失敗があってもまた修復可能と考えられているためでもありましょう。
とにかく、美容室の施術の失敗で法的手段を講じても、めぼしい成果は得にくいです。
美容室が返金対応を渋る理由
施術で失敗があっても、美容室はあまり積極的に返金対応しようとしないものです。
その理由は次のようなことです。
気軽に返金対応してしまうと、同じようなお客さまが次から次へと出てくるのではないかと心配するからでしょう。
施術結果に不満を持つお客さまは時々出るものです。その不満に対してすべて返金対応していたのでは、美容室が持ちません。
美容室はよほどひどい失敗の時だけ、返金対応をするということにしたいのです。
そのためには、確実な証拠を集めて、間違いなく当店の失敗だったと確認する必要があります。
それができないお客さまには対応できません。
美容室側の事情もあるので、多少返金交渉で手間が掛かるくらいは勘弁してあげましょう。
美容室での失敗を避ける方法
美容室で施術の失敗があり、後で返金請求をできる場合もありますが、手続きも面倒ですし、返金されないこともあります。
それを考えると、最初から施術の失敗が起きないように準備しておきたいところ。
そのための方法を考えてみましょう。
イメージ写真や画像を用意しておく
美容室で美容師の施術を受ける際、口頭でなりたいイメージを伝えるでしょうが、口頭だけの伝達だと、美容師も具体的なイメージが把握しにくいことがあります。
そのまま施術に移ってしまい、後でお客さまが仕上がりに満足できないというケースも多いです。
そこで。施術前になりたいイメージの写真や画像を美容師に提示してみましょう。
様々な角度から撮った写真や画像があれば、なおいいです。これで施術の失敗を防ぎやすくなります。
長さ・形は具体的に伝える
美容師に要望を伝えるときに、「長め」「短め」という曖昧な表現を使うのはやめましょう。
もっと具体的に表現したいところです。
「前髪は眉の上くらい」「後ろは首をスッキリ見せるくらい」「今の長さから3cmくらいカットをしてください」などのように伝えると、美容師も施術イメージがつかみやすくなります。
これで施術の失敗も防ぎやすくなります。
嫌いないイメージ、なりたくないイメージも伝えておく
「このようなヘアスタイルにはなりたくない」という嫌いなイメージ、なりたくないイメージも美容師に伝えられれば、伝えておく方がいいでしょう。
これで最低限、施術の大失敗の可能性がなくなります。
体質や病歴も伝えておく
美容室の施術の失敗というと、ヘアスタイルなどの問題であることもありますが、時に薬剤へのアレルギー反応や皮膚炎などの身体的な症状が発生することもあります。
そのため、自分の体質や病歴などもカウンセリング時やカウンセリングシートに正しく伝えておきましょう。
これで美容師側もどのようなことに注意して施術を行えばいいのかが分かり、体への悪影響を防ぐことができます。
分からない点は遠慮せずに質問する
美容室の施術に関して分からない点は遠慮なく質問しましょう。
こんなことを聞いてはいけないかななどということはありません。
何でも質問して、疑問点を解消した上で施術を受ければ、失敗も起こりにくくなります。
ドライヘッドスパ専門店ヘッドミント 店舗一覧
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ヘッドミント 浦和店 | 埼玉県さいたま市浦和区東仲町8-2 大堀ビル202 |
ヘッドミント 草加店 | 埼玉県草加市高砂2-11-20 真壁ビル4F |
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ヘッドミントVIP 蕨店 | 埼玉県蕨市塚越2-1-17TPビル201号室 |
ヘッドミント 稲毛店 | 千葉県千葉市稲毛区小仲台2-6-7 スエタケビル3階 |
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ヘッドミント 勝田台店 | 千葉県八千代市勝田台北1-3-19 新緑ビル4階 |
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ヘッドミントVIP 藤沢店 | 神奈川県藤沢市南藤沢21-9とのおかビル5F |
ヘッドミント 水戸店 | 茨城県水戸市吉沢町216-6 南コーポA棟101 |
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