予約フォームの離脱率はどのぐらい?調査結果と原因・改善方法について解説!

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タダ子

予約フォームの離脱率はどのぐらい?


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タダリザーブ

任せて!予約システム/ポイントシステムの「タダリザーブ」が解説するよ!

サロンなどの店舗では予約制度を導入しているケースがほとんどですが、ネットからの予約の際には予約フォームを使って受け付けを行います。

ただ、この予約フォームに必要事項を記入している際に、予約をせずに離脱してしまうケースがあります。

この記事では、予約フォームなどのフォームの離脱率の調査結果についてや、離脱する原因と改善方法について解説します。

フォーム離脱率の定義

「フォーム離脱率」とは、フォームまで来たユーザーが、必要事項を入力することを完了せずに途中で離脱してしまった割合のことです。

フォーム離脱率が高い場合は、フォームまで誘導できたのに成果が得られないことになります。

さまざまな方法でフォームまで誘導したとしても、フォームの入力を完了しないと意味がありません。

そのため、フォーム離脱率を改善することは重要な要素となっています。

 

離脱率の算出方法について

フォーム離脱率は次のように算出します。

フォーム離脱率 = フォームから途中で離脱したユーザーの数 ÷ フォームの入力を開始したユーザーの数

フォームの入力を開始したユーザーが100人で、そのうち75人が途中で離脱した場合、75(離脱者数) ÷ 100(フォーム開始者数) = 0.75となり、フォーム離脱率は75%と計算できます。

通常、フォームの入力が完了するまでには、入力画面、確認画面など複数のステップが存在します。そのため、離脱者数は各ステップの合計で算出します。

 

フォームの平均離脱率

フォーム離脱率を改善するためには、まず現状のフォーム離脱率の数値を把握することが必要です。

しかし、現状のフォーム離脱率が高いかどうかを判断するためには、一般的なフォーム離脱率を知っておくことが必要です。

フォーム離脱率は、業種などにより異なりますが、一般的には70〜80%程度とされています。

フォーム解析ツールを提供している英国のスタートアップ「Formisimo」の2013年の発表によると、フォーム離脱率は約80%という結果が出ています。

 

フォーム離脱の原因

ここでは、フォームから離脱する原因について解説します。

 

誤って入力フォームに行ってしまった

ユーザーが操作を誤って入力フォームに遷移した場合、高い確率で離脱する傾向があります。

これは、CTAボタンがサイト内に多数存在し、それによってフォームに移動することが多いサイトでよく見られます。

例えば、スマートフォンでサイトを閲覧しているときに、スクロール中に誤ってタップすることで、フォームに移動してしまうことがあります。

その結果、ユーザーは不快感を覚え、サイトから離脱してしまうでしょう。

サイト内にCTAボタンを設置することは必要ですが、関連性のない場所に設置することは避けましょう。

 

入力フォームがわかりにくい

入力フォームが理解しにくいことも、ユーザーが離脱する原因です。

フォームの必須項目がわかりにくい場合や、入力エラーが発生したときのメッセージが理解しにくい場合、ユーザーは入力する意欲を失う可能性があります。

例えば、必須項目にマークがないか、目立たない場合、ユーザーは入力しないかもしれません。

また、エラーメッセージがあいまいで具体的でない場合、ユーザーはどのように修正すればよいかわからなくなるかもしれません。

したがって、フォームが理解しやすいかどうかを確認しましょう。

 

入力項目が多い

フォームの入力項目が多すぎると、入力中に面倒に感じて離脱する可能性があります。

ユーザーは、できるだけ手間をかけようとせず、入力する項目を少なくしたいと思う傾向があります。

そのため、入力項目の数に比例して、ユーザーのモチベーションは低下すると認識しておきましょう。

 

フォームを改善するためのポイント

ここからは、フォームを改善するためのポイントについて解説します。

 

入力フィールド・必須フィールドの数

フォームの入力フィールドや必須フィールドの数は、最初に確認すべき事項です。

多くの入力・必須フィールドがあると、ユーザーは途中で手間がかかりそうだと感じてしまい、入力を中止する可能性があります。

適切なフィールド数はフォームの種類によりますが、基本的にはフィールド数は10を超えないようにしましょう。

ただし、フォームを利用するユーザーのモチベーションが高い場合は、フィールド数が多くても影響は少ないでしょう。

 

入力漏れ時のエラーメッセージ

入力が漏れている場合のエラーメッセージは、できるだけ明確にしましょう。

どこが入力漏れで、どう修正すれば良いのかが不明瞭だと、それがユーザーの離脱を引き起こす可能性があります。

エラーメッセージはフォームの一番上だけでなく、入力漏れがあった場所を明確に示すことが推奨されます。

また、エラーメッセージは、「〜を確認してください」のような曖昧なものではなく、「半角英数字で入力してください」など、ユーザーが何をすべきかが明確にわかるようにしましょう。

 

デザインの視認性・理解性

フォームの離脱率を下げるためには、フォームの視認性・理解性も大切です。

例えば、フォームのサイズを大きくする、どこに入力すれば完了するのかがすぐに分かるデザインにするなどの改善が可能です。

また、記号を使って必須フィールドを強調したり、色を変えるなどの工夫も必要です。

 

アクションボタンのテキスト

アクションボタンに表示するテキストは、ユーザーが何を得られるのかを明記しましょう。

この際、テキストには事実を記述するのではなく、フォームを入力した結果、ユーザーにどのような結果が得られるのかを記載しましょう。

ボタンのテキストを考える際は、ユーザーの視点から考えることが重要です。

 

プライバシーポリシー

近年、個人情報の取り扱いが問題となっているため、プライバシーポリシーは重要な要素です。

そのため、フォームには個人情報の取り扱いについて記述したり、プライバシーポリシーが記載されたページへのリンクを設置するなどの対策を行いましょう。

また、Pマークを取得している場合やSSLを利用している場合は、ロゴなどを表示すると効果的です。

 

フローをわかりやすくする

フローをわかりやすくするのも重要なポイントです。

フォーム内に「1/2 完了」「あと1ステップで完了」のように、あとどれくらいのフローが残っているのか表示することで、離脱を防ぐことができます。

また、フォームの上部に「フォーム入力>確認>完了」などのフロー図を入れる方法も効果的です。

支払いがあるフォームの場合は、支払方法選択/配送方法選択/確認/完了など、現在全体のフローの中でどの段階なのかを明確に表示するとわかりやすくなるでしょう。

 

自動入力の対応

フォームが自動入力に対応していれば、ユーザーの入力負担を減らすことが可能です。

例えば、郵便番号を入力すると住所が自動的に入力されるようにすると、ユーザーの手間を省くことができます。

また、外部アカウントと連携することで、氏名やメールアドレスなどを自動入力できるようになります。

フォームへの入力時間を減らすことができれば、入力のハードルが下がり、離脱率を改善することが可能です。

 

半角、ハイフンの対応

フォームへの入力時には、全角文字と半角文字が混在する可能性があります。

電話番号や郵便番号にはハイフンが含まれていますが、ハイフンの入力を省略したり、全角文字を自動的に半角に変換するなどの対応が必要です。

フォームへの入力が全角英数字のみに制限されている場合は、スマートフォンからの入力が困難になるため、注意が必要です。

 

フォーム改善で注意すべき項目とは

ここでは、フォームを改善する際の注意点について解説します。

 

できるだけシンプルな内容にする

入力フォームでは、理解しやすいことが重要です。

もしフォームが過度にデザインされていて入力項目が多い場合は、ユーザーは理解しにくくなったり、入力に時間がかかってしまうと感じたりすることで、離脱率が上がる理由になってしまいます。

そのため、初めて訪れたユーザーでもすぐに理解できるシンプルなフォームにするのが理想です。

 

複数人でテストを行う

フォームの内容が決まった後には、複数人に実際に使ってもらいましょう。

このテストにより、入力時につまずいた場所や、使いにくいと感じた点などの意見をもらい、その結果をもとに修正を行います。

可能であれば、関係者以外の人に使ってもらいチェックするのが理想です。

 

フォームは継続して改善する

フォームの改善は、一度の改善ですべての問題を解決できるとは限らないため、可能であれば継続的に行いましょう。

そのため、定期的にチェックして改善を行う必要があります。

また、利用されるデバイスやブラウザは常に更新されているため、その対応も必要です。

 

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堀田 直義

堀田 直義

株式会社じむやの代表取締役。ドライヘッドスパ専門店ヘッドミント25店舗展開。X(旧Twitter)で「堀田直義」で検索!

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