
DB設計ってなに?

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「DB」とはデータベース(DataBase)の頭文字を取ったもので、システムエンジニアでは一般的な呼び名となっています。
よく聞くデータベースという言葉ですが、データベースとはそもそもどんなものなのでしょうか。
データは、きちんと整理された状態にしておき、それを適切に活用することで価値が上がるものです。
今回は、データベースとは何なのか、データベースのメリット、データベースの種類、データベース管理システムについてわかりやすく解説していきます。
データベースとは?
そもそもデータベースとは何なのでしょうか。
データベースとは、ひとことで言うと使いやすく整理・管理されたデータの集合体のことを指します。
データをただ単に集めただけでは、どこに何があるのかがわかりません。決まった形で管理することで大量のデータの中から、欲しいデータだけを呼び出すことができるようになります。
たとえば、顧客情報を「氏名」や「電話番号」の項目ごとにそろえればデータベースですし、「電話帳」「住所録」「辞書」も紙上のデータベースです。
このようにデータベースは「技術や知識を持つエンジニアだけしか扱えない」ものではなく、さらにパソコンの中に入っているものだけでもありません。データが収集され、かつ整理されていればデータベースなのです。
データベース化の3つのメリット
データベース化することでどんなメリットが生まれるのでしょうか。メリットには、以下が挙げられます。
複数データをまとめて管理
たとえば顧客の住所氏名がパソコンと紙の台帳に入っていると、調べるのに両方見なくてはいけなくなり、とても効率がいいとは言えません。
どちらか一方に入っていれば、送りたい顧客を取り出してダイレクトメールや割引チケットなどもかんたんに出せるようになります。
目的のデータを探せる
顧客情報をひとつにまとめておけば、その中からひとりを探すのもかんたんです。
これがもし紙の台帳やパソコン、メモとバラバラに入っていたら、ひとりを見つけ出すのはたいへんで時間もかかってしまいます。
数が多いほどその中から見つけるのは、手間がかかるものです。
編集して利用可能
顧客情報をひとつにまとめておくことで、そこから検索すれば「20代の女性」や「東京都在住の50代男性」などの情報までもが拾いやすくなります。
また、「担当者が「渡辺」の人だけを探したい」ということもできるようになります。
このようにデータベースなら用途に応じて使えますし、面倒な作業をせずに済んでかんたんに作業が行えるようになります。
データベースの種類
パソコン上に表示できるデータベースの種類を紹介します。
階層型データベース
階層型データベースは、その名の通り、ツリー状にデータを紐付けて保存するタイプで、この形は組織図などでよく見る形です。
親はひとりですが、子はたくさんいる、親子関係となります。
ツリー構造とは、一本の幹から複数の枝に分かれて伸び、階層が深くなるほど枝分かれしていく木に似た形の構造をとることから付けられました。
メリット
階層型データベースでは、上層から特定のデータにたどりつくためのルートは一通りしかないため、ほかの種類のデータベースと比べてデータの検索スピードが速いことです。
デメリット
「多対一」や「多対多」の形式でデータを管理したい場合、データの重複してしまうため注意が必要となります。
ネットワーク型データベース
ネットワーク型データベースは、階層型データベースに代わり、網目状にリンクする構造となっています。
関連性のあるデータを相互に結び付けて保存するデータベースです。
階層型データベースと違う点は、階層が深いところから上にもリンクすることができるところです。
たとえば、会社の組織図でいうと、部下が複数の上司を持つのをイメージすると早いです。
メリット
階層型データベースでは難しい「多対一」や「多対多」のデータ構造を取ることができるため、データの重複を避けられます。
デメリット
データが「多対多」の構造となるので、管理が複雑になりやすく、データ構造をわかっていないとアクセスが難しくなります。
リレーショナル型データベース
リレーショナルデータベースは、略して「RDB」とも呼ばれます。
Excelのような表でデータを管理するタイプで、データベースの中で最も一般的に利用されています。
エクセルのシートを「テーブル」といい、列を「フィールド」、行を「レコード」と呼びます。
テーブル間の関係を定義することでデータの結びつきや関連性をわかりやすく表すことができます。
たとえば、顧客情報のテーブルと販売リストのテーブルの顧客番号を結び付ければ、嗜好や購入傾向を調べることができます。
電話帳もリレーショナル型データベースの原型です。
メリット
データの重複登録を避けることができ、素早くデータを取り出すことができます。また、複数のテーブルでデータベースを構成していることで、データの追加や削除もかんたんに行えます。
デメリット
データを管理するプログラムの複雑化、取り扱いデータが膨大化した場合に処理速度が落ちてしまうのがデメリットです。
データベース管理システム
データベースはデータを蓄積する箱のようなものです。
データを十分に活用するためにはデータをどのように入れるか、どのようにデータ取り出すかを管理するのが「データベース管理システム」です。
名前通り、データを管理してくれるもので、データベース管理システムとデータベースはほとんど同時に使われるため、まとめて「データベース」と呼ぶ場合が多いです。
ここからデータベース管理システムのメリットを見ていきましょう。
データベース運用を効率化するシステム
データベースは自動ではデータを整理してくれないので、整理整頓するためには人の手が必要になります。
しかし、直接データを編集するとミスが起こる可能性が出てきます。
さらに複数で利用する場合はさらにミスは起こりやすくなります。
このようにミスを防ぎ、データベース運用を効率化してくれます。
SQLによるデータ抽出が可能
SQLは、最も普及しているデータベース言語のひとつです。データベース言語とは「データベースを操作するための言語」のことで、ある情報を検索、抽出、並び替え、削除などを行う際にもこのSQLを用いることで操作することができます。
SQLは国際標準化されていて、さまざまなデータベースで利用ができます。
まとめ
予約業務の効率化のために、予約システムを導入する店舗も多くなりました。
予約システムといっても設計は業種によりさまざまです。
費用も無料から有料のものまでがありますが、プログラミング言語を使えば無料で自作することもできます。
予約システムを自作したいと思ったら、PHP(Hypertext Preprocessorの略)でも作成は可能です。
シンプルなので、初心者向けのプログラミング言語です。Webサイトやアプリケーションに強いのもメリットです。
予約システムを自作するなら、まずはDB設計から始めましょう。
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