
炎上マーケティングって何?

任せて!予約システム/ポイントシステムの「タダリザーブ」が解説するよ!
”炎上マーケティング”という言葉の意味をご存じでしょうか。
炎上については知っているけれど、炎上マーケティングについては知らないという方もいるでしょう。
そこで今回は、炎上マーケティングとはどのような意味を持つ言葉なのかを解説し、その効用やデメリットを考えてみます。
成功事例や失敗事例も取り上げてみますから、どうぞ参考にしてください。
炎上マーケティングって何?

早速、炎上マーケティングとはどういうことなのか、その意味を解説しましょう。
まずは、炎上の意味から
炎上の意味はよく知られているので、ご存じの方も多いでしょうが、改めて確認してみましょう。
炎上の元々の意味は「火が燃え上がる」ということですが、ネットやSNS上では特定の意味があります。
その意味というのが「ある人や企業の言動に対して批判的なコメントや意見が殺到し、収拾がつかなくなる」といったことです。
炎上の原因になるのは、不適切な発言・誤情報の発信・不謹慎な行為などです。
このような言動を不快に思ったネットユーザーやSNSユーザーから集中的な批判が来てしまうことがあり、これが炎上です。
炎上は掲示板やSNS上で瞬く間に広がり、甚大な影響をもたらすことがあります。
個人や企業イメージが大きく傷つく原因にもなります。
企業では炎上によりブランドイメージが傷つくと、売上が大幅に減少したり、株価が大きく下落したりなどの現象も起きえるのです。
そのため、炎上が起きないような対策が必要になってきます。
では、炎上マーケティングとは?
炎上の意味を確認すると、ネガティブな言葉だとわかるでしょう。
決していい意味で使われる言葉ではありません。
ところが、炎上マーケティングとなると、必ずしもそうとは言えません。
炎上という厳しい状況を逆手にとって、自分たちの利益になるような活動をするからです。
では、炎上マーケティングとはどういうことかというと、次のような意味になります。
「炎上を意図的に引き起こし、世間に注目させることで売り上げや知名度を伸ばすというマーケティング手法である」
炎上により、企業イメージが傷つき、売上が減少するというのが普通のパターンですが、炎上マーケティングはその逆です。
わざわざ炎上を起こし、批判が殺到するのを覚悟した上で、世間の注目を集め、商品やサービスの売上や認知度を高めようというのです。
そんなにうまくいくものでしょうか。
そこで、どのような炎上マーケティングの手法があるのかをチェックしてみましょう。
炎上マーケティングの手法
炎上マーケティングには次のような手法があります。
- 挑発
- 被害者を演じる
- 有名人を巻き込む
▶挑発
炎上マーケティングにおける挑発とは、あえて過激な発言をする、他者を攻撃する、不適切な広告表現を使うなどして、批判や非難を受け、注目を集める手法です。
挑発的な言動に対しては非難したくなる人が存在するもので、その人たちにこちらを向いてもらおうというのでしょう。
時には性別/出身地/職業/宗教/人種/政治/体のことなどを話題にして、挑発的な言動をする人もいます。
確かに挑発により注目を集めやすくなって、うまくいけば売上上昇に転じることもあるでしょうが、炎上マーケティングとしての効果が出ないこともあります。
かえって個人や企業の信頼が失墜し、社会的な非難を巻き起こし、売上上昇どころか不買運動が起きることがあるかもしれません。
また、法的な問題に発展する恐れもあります。
▶被害者を演じる
炎上というと、自分自身や自企業が対象になるのですが、炎上マーケティングでは別の手法があります。
それは、被害者を演じるという手法です。
悪人を仕立てて、こちらが被害者のような投稿をし、世間の注目を集めることになります。
この場合、炎上をあおるために、自作自演をしたり誇張をしたり虚構をでっち上げたりなどということもよくあります。
ちょっとずるい炎上マーケティングの手法ですね。
▶有名人を巻き込む
フォロワーが少ないSNSユーザーの場合、挑発的な言動や過激な言動をしても、あまり注目されないことがあります。
それでは、炎上マーケティングの効果をうまく活用できないでしょう。
そこで苦肉の策として、よく知られた有名人の投稿コメント欄などでその有名人を批判したり、ファンを挑発したりするのです。
これで注目を集めようというのですが、やり玉に挙げられた有名人にとってはいい迷惑です。
炎上マーケティングのメリット

炎上マーケティングはリスクのある手法なのですが、効用もあります。
いくつか取り上げてみましょう。
注目を集めやすい
炎上という事態そのものが注目を集めるのですが、炎上マーケティングも同じです。
過激な言動、刺激的な言動により、世間の注目が否が応でも高まります。
批判や非難が集中するということは、対象の商品やサービスがあったときによく見られるということでしょう。
話題にもなり、短時間で多くの人が状況を知ることになります。
ここが炎上マーケティングの狙い目で、とにかく注目だけは集まります。
認知度を高められる
売り込みたい商品やサービスがあって、世間から知られていない段階では購入者も増えません。
そのため、企業は商品やサービスの認知度を高めるために様々な施策を打つのですが、炎上マーケティングを利用する人もいます。
あえて世間の非難や批判を集めて、商品やサービスを世に知らしめようというのです。
非難や批判であっても集まれば、その商品やサービスの名が広まりますからね。
本当は良い評判が集まるのが理想ですが、その逆をうまく活用したいということなのでしょう。
うまくいけば、販売促進に繋がる
炎上マーケティングのやり方次第ですが、商品やサービスに非難や批判が殺到し、注目を集めたとします。
世の中にはそういったものに関心を寄せる人も多く、かえって購入意欲を刺激することもあるようです。
非難や批判が集まっている人や商品・サービス=買わない・使わないとは限りません。
炎上マーケティングにより、販売促進に繋がることもあるのです。
広告費が掛からない
商品やサービスを売り込もうとすると、広告を行って、認知度を高める必要があります。
そのための広告費を用意しないといけません。
しかし、炎上マーケティングを行う際はそのような広告費は不要です。
SNSやネット上で挑発的な言動をするだけで済みます。
でも、何度もできる手法ではありませんね。
炎上マーケティングのデメリット

次に炎上マーケティングのデメリットを見てみましょう。
どちらかというと、効用よりもデメリットの方が大きそうですが、どうでしょうか。
炎上の印象の方が強く残りやすい
炎上マーケティングがうまくいけば、商品やサービスの認知度も高まり、販売促進に繋がります。
しかし、炎上というように、悪い印象の方がユーザーの心に残りやすいです。
悪い印象を持った個人、企業の商品やサービスは買いたくないという心理も働くでしょう。
信頼性の低下
炎上マーケティングではあえて炎上を起こさせるのですが、これが商品やサービスに対する注目を集めるだけならいいです。
しかし、注目が集まっても、その商品やサービス自体、或いはそれを扱っている個人や企業に対する信頼も低下してしまうことがあります。
信頼が一度低下すると、取り戻すのは大変ですから、炎上マーケティングはリスキー手法です。
法的問題が生じることがある
炎上マーケティングのやり方を間違えると、法的な問題が生じることがあります。
むやみに他社を批判すれば、名誉毀損の訴訟を起こされるかもしれません。
虚偽の情報を広めても、同様の問題が起きる可能性があります。
やはり炎上マーケティングはリスキーな手法です。
反感が大きくなるかも
炎上マーケティングを行っている個人や企業に対する消費者からの反感が大きくなるかもしれません。
あえて炎上という手法をとることが、世間から厳しい批判を浴びせられ、嫌われることもあります。
炎上マーケティングは続けない方がいい

炎上マーケティングの効用とデメリットを紹介しましたが、その内容を見てあえてやってみようと思う個人や企業もあるでしょう。
しかし、炎上マーケティングのやり過ぎ、継続は避けた方が良さそうです。
その理由を説明します。
次第に反応が薄くなる
炎上マーケティングをしたての頃は、過激な言動などにより世間から注目されやすくなります。
反感や反発を買うこともあるでしょうが、認知度向上では一定の役割も果たしてくれるでしょう。
しかし、過激な言動に対しては慣れという現象も起きやすいです。
当初は気にしていた世間も次第に気にしなくなることがあります。
そうなれば、徐々に反応も薄くなり、炎上マーケティングの効用も活かしにくくなっていきます。
そのため、炎上マーケティングを継続しても、あまり思うような成果が得られないことも多いです。
それよりも正攻法のマーケティング手法を活用することをおすすめします。
炎上でしか注目されなくなることも
炎上マーケティングを繰り返していると、「炎上の人」というイメージがつきやすくなり、炎上でのみでしか注目されないようになることがあります。
これでは、商品やサービスを他の方法で売り込みたいときにうまくいきません。
炎上だけで注目されるというのは歓迎できませんね。
炎上マーケティングを行うなら、次の点に注意しよう

炎上マーケティングをあえて行ってみようということなら、注意点がいくつかあります。
確認しておいてください。
倫理的なラインを逸脱しない
炎上マーケティングでは、過激な言動、批判を招く言動などを使うことになりますが、それにも限度があります。
あまりに倫理的なラインを逸脱した言動をすると、マーケティング効果は全くなくなり、世間の反発を招くだけです。
特に注意したいのが差別や偏見を助長するような言動です。
そのような言動をしてしまうと、イメージが大幅に悪化し、商品やサービスの売り込みどころではなくなります。
長期的な視点も持つ
炎上マーケティングは短期間利用するのなら、成功の可能性がある手法です。
しかし、「炎上マーケティングは続けない方がいい」のコーナーでも解説したように、継続的に行うのはあまりおすすめできません。
そのため、マーケティングを行うときは長期的な視点に立つことも大事で、炎上マーケティング以外のバズマーケティングやインフルエンサーマーケティングなどの手法も検討してください。
炎上後の対策も準備しておく
あえて炎上という手法を用いる炎上マーケティングですが、炎上したらそのままというのではいけません。
注目が集まるからよしというわけにはいかないのです。
その後の対策も準備しておく必要があります。
必要に応じて謝罪や訂正も行い、ユーザーに誠意を見せることも大事です。
それができて初めて、炎上マーケティングも成功するでしょう。
炎上マーケティングの成功例

難しい手法とも言える炎上マーケティングですが、成功した例がないわけではありません。
いくつか成功例を取り上げてみましょう。
チョコ菓子メーカーのROM
ルーマニアに『ROM』というチョコ菓子メーカーがあります。
この『ROM』が売れ行きの低迷を受けて採用したのが炎上マーケティングでした。
『ROM』はルーマニアのチョコ菓子メーカーなので、パッケージがルーマニア国旗デザインになっていたのですが、これをアメリカ国旗に変えると発表します。
これが炎上の元になり、ルーマニア国民から批判が殺到しました。
その炎上騒ぎを受けた後、『ROM』はすぐにルーマニア国旗に戻すと発表し、アメリカ国旗採用はジョークであったとしました。
このような展開を経た『ROM』は一挙に注目の的になり、売上増に繋げています。
炎上を上手に利用した例と言えるでしょう。
ドナルド・トランプ大統領
ドナルド・トランプ氏が最初に大統領選に参加した当時、「国民のお金を他国に渡さない」などの過激発言で注目されていました。
この発言には内外から批判も集まり、炎上にもなったほどです。
しかし、この炎上マーケティングは見事に成功。
メディアの露出も増え、国民の関心も一気に高まり、そのまま大統領選勝利に繋がりました。
せんとくん
『せんとくん』は奈良県のマスコットキャラクターです。
ただ、登場した頃はデザインが不評で、『気持ち悪い』との声も多くありました。
その他、制作に関しても批判が集まり、炎上するほどでした。
ところが、炎上したことによりメディアでも多く取り上げられるようになり、一気に注目度もアップ!
結果として、大きな宣伝効果が得られたようです。
炎上マーケティングの失敗例

炎上マーケティングで失敗した例もあります。
リスクの大きい炎上マーケティングですから、そのようなケースもあるかとは思いますが、実例をいくつか挙げてみましょう。
あるデジタルサイネージ広告
とあるデジタルサイネージ広告に次のような一文が掲載されました。
「今日の仕事は、楽しみですか」
駅の改札から南口にかけての自由通路に掲げられた44面ものデジタルサイネージ広告でした。
しかし、これが不評も不評。
「仕事は楽しくないといけないのか」「辛くても仕事にがんばっている人がいるのに」などの声が寄せられて、広告を掲載したメーカーは一日で取りやめることになりました。
その後、続編もあったのですが、そちらは注目されずじまい。
これなどは炎上マーケティングがうまくいかなかった例と言えるでしょう。
犯罪行為をしてしまった
炎上マーケティングをしようというのか、犯罪行為にまで走った人もいます。
例えば、次のような例です。
- スーパーのお菓子の容器に爪楊枝を入れて、その様子をYouTubeに投稿
- 万引きを装った映像を用意
- 人を刺す動画を投稿
いずれも行きすぎた犯罪行為であり、例外なく逮捕されています。
このようなことまでして、炎上マーケティングをする意味があるのでしょうか。
大半はそのまま撤退に
炎上マーケティングで成功している事例はありますが、失敗例の方が多いでしょう。
大半は炎上マーケティングを行っても、あまり効用が得られず、そのまま撤退となるようです。
そのため、炎上マーケティングの実行には勇気と入念な準備が必要です。
また、炎上後の対策も考えておかないといけません。
それだけ炎上マーケティングは難しい手法であり、リスクも伴うのです。
成功例は参考にはなるでしょうが、全ての個人や企業に当てはまることではありません。
特例といってもいいでしょう。
どうしても失敗しやすい手法とも言えるので、できれば正攻法によるマーケティング手法を採用したいところです。
その方が後々成果も出やすいでしょうし、炎上マーケティングによるリスクも避けられます。
失敗例にも倣いながら、同じ轍を踏まないようにしましょう。
ヘッドミント 店舗一覧
| ヘッドミント 大須本店 | 愛知県名古屋市中区大須3-26-41 堀田ビル |
| ヘッドミントVIP 栄東新町店 | 愛知県名古屋市中区東桜2-23-22 ホテルマイステイズB1 |
| ヘッドミントVIP 金山店 | 愛知県名古屋市中区金山1-16-11 グランド金山ビル2F |
| ヘッドミント 名駅店 | 愛知県名古屋市中村区椿町13-16 サン・オフィス名駅新幹線口206 |
| ヘッドミント 東山店 | 愛知県名古屋市千種区東山通5-113 オークラビル6F |
| ヘッドミント 名古屋中川店 | 愛知県名古屋市中川区春田3-184 |
| ヘッドミント 豊橋店 | 愛知県豊橋市駅前大通1-12 宝ビル1F |
| ヘッドミントVIP 岐阜店 | 岐阜県岐阜市神田町8-4 アートビル4F |
| ヘッドミント 浜松店 | 静岡県浜松市中央区鍛冶町140 浜松Cビル502 |
| ヘッドミント 静岡店 | 静岡県静岡市葵区御幸町4−2 ポワソンビル 7階 |
| ヘッドミント 札幌大通店 | 北海道札幌市中央区南2条西6丁目 TAIYO2・6ビル 4F |
| ヘッドミント 仙台東口店 | 宮城県仙台市宮城野区榴岡1-7-8 ADビル501 |
| ヘッドミント イオン松任店 | 石川県白山市平松町102-1 松任イオン1F |
| ヘッドミント 新潟店 | 新潟県新潟市中央区花園1-5-3 ネットワークビル花園205 |
| ヘッドミント 北千住店 | 東京都足立区千住2丁目37-1 ロイヤルハイツ白根305号室 |
| ヘッドミント 巣鴨店 | 東京都豊島区巣鴨1丁目11-4 スカイタワーアネックス5F |
| ヘッドミントVIP 銀座店 | 東京都中央区銀座5-10-6 第一銀座ビル501 |
| ヘッドミント 池袋店 | 東京都豊島区東池袋1丁目42−14 28山京ビル202 |
| ヘッドミント 荻窪店 | 東京都杉並区上荻1-4-7 流動ビル5F |
| ヘッドミントVIP 目黒店 | 東京都品川区上大崎2-13-35 ニューフジビル601 |
| ヘッドミント 千駄木店 | 東京都文京区千駄木2-13-1 ルネ千駄木プラザ227号室 |
| ヘッドミント 大宮西口店 | 埼玉県さいたま市大宮区桜木町2-2-7 AOYAMA808ビル4F |
| ヘッドミント 浦和店 | 埼玉県さいたま市浦和区東仲町8-2 大堀ビル202 |
| ヘッドミント 春日部店 | 埼玉県春日部市中央1-1-5 小島ビル4C |
| ヘッドミント 草加店 | 埼玉県草加市高砂2-11-20 真壁ビル4F |
| ヘッドミント 南越谷店 | 埼玉県越谷市南越谷4丁目9-1並木ビル2F |
| ヘッドミントVIP 蕨店 | 埼玉県蕨市塚越2-1-17TPビル201号室 |
| ヘッドミント 稲毛店 | 千葉県千葉市稲毛区小仲台2-6-7 スエタケビル3階 |
| ヘッドミントVIP 千葉店 | 千葉県千葉市中央区新町1-13 木村ビル |
| ヘッドミント 平塚店 | 神奈川県平塚市宝町5-1 第一興産19号 2F |
| ヘッドミントVIP 藤沢店 | 神奈川県藤沢市南藤沢21-9とのおかビル5F |
| ヘッドミント 宇都宮店 | 栃木県宇都宮市東宿郷1丁目4−9MKビル7階A2 |
| ヘッドミント 水戸店 | 茨城県水戸市吉沢町216-6 南コーポA棟101 |
| ヘッドミント 京都祇園店 | 京都府京都市東山区祇園町北側270-4 Gion Hanaビル 6F |
| ヘッドミント 和歌山駅前店 | 和歌山県和歌山市美園町5-7-8 パーク美園町ビル2F |
| ヘッドミントVIP 京橋店 | 大阪府大阪市都島区片町2丁目11-18京橋駅前ビル2F |
| ヘッドミントVIP 東大阪店 | 大阪府東大阪市長田東2-2‐1 木村第一ビル4F |
| ヘッドミント 西宮北口店 | 兵庫県西宮市南昭和町4-10 第一寿荘203号室 |
| ヘッドミント 彦根店 | 滋賀県滋賀県彦根市長曽根南町438-1 テラスビル2階 |
| ヘッドミント 広島店 | 広島県広島市中区幟町12−14 幟町WINビル602 |
| ヘッドミント 鹿児島アミュWE店 | 鹿児島県鹿児島市中央町1-1アミュWE通路側 |
ドライヘッドスパ専門店ヘッドミントのフランチャイズ募集
Lix公式オンラインショップ
まつ毛パーマ専門店KATE stage LASH




