美容エステサロンを開業するのに必要なものを教えて!
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これからサロンを開業してみたいという場合には、様々なものが必要になってきます。
必要なものは多岐にわたりますから、よく確認して準備しておかなければいけません。
といっても、「教えてくれなければ分かりません」という方が大半でしょうから、今回はサロン開業で必要になるものを順番に説明していこうと思います。
サロン開業を考えている方はぜひ参考にしてください。
サロンを開業する際に必要なものは?
資格
サロンを開業する際に気になるのが資格が必要かということです。
資格が必要なら、資格を取得するまで開業できませんが、どのような状況になっているでしょうか。
これは開業するサロンにもよります。
次のようなサロンでは、開業に当たって資格は必要ありません。
- 美容脱毛サロン
- ネイルサロン
- エステサロン
- リラクゼーションサロンの多く
しかし、資格がないと開業できないサロンもあります。
- まつ毛エクステサロン:美容師免許
- リラクゼーションサロンでマッサージを行う場合:あん摩マッサージ指圧師や鍼灸師などの資格
- ヘアサロン:美容師免許
上記のようなサロンでは、資格が必要なものというよりも、絶対に取得しておかなければいけません。
資格無しで施術を行うと、違法行為になります。
では、資格が必要なものになっていないサロンでは、資格を取得しなくてもいいのでしょうか。
答えは、取得しておく方がいいです。
資格を取得することで、サロン側にもお客さま側にも様々なメリットがあります。
サロン側のメリットは次のようなことです。
- 確かな技術と知識を身に付けられる
- 施術に自信がつく
- お客さまに信頼される
- お客さまに適切なアドバイスができる
- サロンのアピールポイントになる
お客さま側のメリットは次のようなことです。
- 安心して施術を受けられる
- スタッフを信用できる
このように資格が必要なものとなっていないサロンでも、スタッフは資格を取得して、メリットを得たいものです。
場所
サロンを開業するということなら、場所を確保しなければいけません。
どこにサロンを開業するのかを考えて、確保する方法を検討します。
その場合、次のような候補が考えられるでしょう。
- 自宅の一室でサロンを開業する
- マンションの一室でサロンを開業する
- 物件を借りてサロンを開業する
- 出張サービスを提供する
それぞれのどのような開業方法になるのかチェックしてみましょう。
自宅の一室でサロンを開業する
自宅のスペースに余裕がある場合は、そのスペースを活用してサロンを開業することもできます。
この場合、場所を確保するための手間は不要です。
ただ、自宅でサロンを開業する場合、生活感が出ないように内装などを工夫しないといけません。
生活音などが聞こえてくれば、お客さまが落ち着いて施術を受けられないでしょう。
自宅なら気軽にサロンを開業できるのがいいところですが、必要な準備を整えておかなければいけません。
マンションの一室でサロンを開業する
マンションの一室を確保して、サロンを開業することもできます。
マンションの一室でサロンを開業する場合は、大家さんの許可を得ておく必要があります。
物件探しでは、集客性がどのくらいあるかを考えないといけません。
アクセスはいいか、入室しやすいか、何階で営業することになるかなどを確認しておきましょう。
マンションでサロンを開業する場合は、家賃だけでなく、契約金、敷金、礼金などが必要になることがあります。
物件を借りてサロンを開業する
テナント物件を借りて、サロンを開業するという方法もあります。
テナント物件を探すときにチェックが必要なことはいろいろあります。
- 照明・電気設備・水道設備・ガス設備などが開業するサロンにふさわしい状況になっているか
- 面積は
- アクセスがいいか
- 人通りが多いか
- 道を歩いている人が気づきやすいか
- 周辺環境はどうなっているか
- 自分のイメージと合うか
- 準備すべき費用はいくらになるか
- どんな大家さんか
- 近くに競合店がないか
- 駐車場や駐輪場はあるか
テナント物件を借りるとなると、確認が必要なことが多くなるので、慎重に探す必要があります。
出張サービスを提供する
出張サービスを行うことでサロンを開業するのなら、場所の確保は必要はありません。
お店でのサービスも併用する場合は別ですが、出張サービスだけを提供するのなら、自宅から営業できます。
ただ、備品などが必要になるので、準備しておきましょう。
費用
サロン開業に必要なものとして真っ先に挙げなければいけないのがお金、費用です。
どのくらいの費用が掛かるのかが最も大きな関心事でしょう。
そこで、サロン開業の形態ごとに掛かる費用を計算してみましょう。
自宅サロンを開業する場合
自宅でサロンを開業する場合に必要になる費用は次のようなものです。
- 内装工事費
- 器具・家具代
- 消耗品・備品費
- 広告宣伝費
それぞれの項目の詳細を見てみましょう。
▼内装工事費
自宅サロンの内装工事費といった場合、次のようなものが含まれます。
- 天井や床、壁の造作費用
- 給排水や空調、電気、ガスなどの設備工事費用
- カーペットや壁紙などの費用
- トイレ(温水洗浄便座にするなどして、お客さまが利用しやすくする)リフォーム費用
- 洗面台の作り替え費用
- 棚の設置費用
- 癒やしの音楽を流すための設備設置費用
- アロマの香りを漂わせるための費用
サロンの内装工事費は、サロンの種類、リフォームの規模や対応箇所などによっても変わります。
そのため、状況によっても費用は変わりますが、大まかな目安として10~50万円くらいです。
▼器具・家具代
サロンにどんな器具・家具を設置するかは、開業する業種によっても変わりますが、共通するのは次のようなものです。
施術用ベッド、スツール、ワゴン、タオルウォーマー、空調(エアコン、加湿器、空気清浄機)、レジ、PC orタブレット、ロッカーor荷物カゴ、ハンガーラックやハンガーなど。
サロンを利用するお客さまが快適に過ごせて、スタッフが施術を行いやすいように器具や家具を選んで設置しなければいけません。
その費用は大体10~50万円くらいです。
▼消耗品・備品費
サロンの種類によって使う消耗品も変わりますが、主なものを挙げて見ましょう。
まずはお客さま用の消耗品・備品から。
スリッパ、スリッパラック、玄関マット、傘立て、タオル、シーツ、脱衣カゴ、アクセサリー入れなどがあります。
次は施術スタッフが使う消耗品・備品。
筆記用具、はさみ、ノート、セロテープ、伝票、領収書、クリアホルダー、手袋、印鑑、PC関連用品、レジスター関連用品など。
いずれもかなり細々としたものが含まれますが、費用の目安としては10万円~程度です。
▼広告宣伝費
サロンを新たに開業するとなれば、いかに集客をするかが課題になります。
集客で大事なポイントになるのが広告宣伝。
上手に広告宣伝をして、お客さまに自サロンの魅力をアピールする必要があります。
そのために費用の目安としては、30万円~位を見積もっておきましょう。
テナントで開業する場合
テナントでサロンを開業する場合は、自宅サロン開業よりも費用が掛かりやすいです。
何よりも家賃や敷金・礼金・保証金・前家賃・契約金などの費用が発生します(全てとは限りませんが)。
内装工事費も自宅サロン開業の場合よりも、大がかりになることがあります。
そこでテナントでサロン開業する場合のおおよその費用をまとめてみましょう。
開業時に必要な費用 | 金額目安 |
物件費用(家賃が20万円だとして) | 160万円 |
3ヶ月分の家賃 | 60万円 |
内装工事費 | 約200万円 |
大型備品・家具類 | 約10~50万円 |
消耗品・備品 | 約10万円 |
広告宣伝費 | 約30万円 |
家電類 | 10万円~ |
合計 | 480~520万円 |
賃貸マンションでサロンを開業する場合
賃貸マンションでサロンを開業する場合、居住用の部屋を借りるのとは状況が異なります。
ほとんどの場合、保証金として家賃半年分を前もって納めることになっています。
自分のイメージ通りの雰囲気のサロンにしたければ、それ相応の内装工事費も掛けなければいけません。
とにかく、賃貸マンションでサロンを開業する場合の費用を見てみましょう。
開業時に必要な費用 | 金額目安 |
物件費用(家賃20万円として) | 約50万円 |
3ヶ月分の家賃(家賃10万円とした場合) | 約30万円 |
内装工事費 | 20万円~ |
大型備品・家具類 | 約10~50万円 |
消耗品・備品 | 約10万円 |
広告宣伝費 | 約30万円 |
家電類 | 10万円~ |
合計 | 150~200万円 |
サロン開業の費用を抑えるコツ
サロン開業に必要な費用は高額になりがちです。
資金の余裕がある方はいいですが、そのように恵まれた人は少ないでしょう。
そこでポイントになるのがサロン開業の費用をいかに抑えるかです。
一番いいのは自宅開業をすることですが、これも条件が難しいですね。
自宅にサロンを構える余裕がない人がほとんどでしょうし、自宅への交通の便が良くない場合もあるでしょう。
では、どうすればいいかですが、オススメの方法としては居抜き物件を借りることです。
居抜き物件は、以前のオーナーが使っていた内装や設備がそのまま残っている物件。
後から入居するオーナーはその内装や設備を少し変更するだけで使えるようになります。
内装工事費が安く抑えられるということであり、サロン開業に必要な費用を節約できるでしょう。
準備
サロンを開業するのなら、いろいろと準備しなければいけないことがあります。どのようなことを準備すればいいのかをまとめてみましょう。
サロンの名前を決める
サロン開業に先立って、必ずするのが名前を決めること。
意外に難しいことでもあり、苦労するところです。
お客さまにアピールしやすく、利用しやすい名前にするにはどうすればいいか、あれこれ考えることでしょう。
その際のポイントをお伝えします。
- 長すぎる名前にしないこと
- 語呂やリズムがいいこと
- サロンのコンセプトを反映させること
- 他のサロンの名前とかぶらないこと
他のサロンとかぶらないというのは重要なポイントです。
他のサロンと同じ名前を付けてしまうと、検索表示で上位に来なくなることがあります。
最近はサロン名を検索して選ぼうという方も多いですから、検索表示ではできるだけトップに持って行きたいところです。
そのためには、自サロン独自の名前を付けた方が注目を集めやすくなります。
サロンのイメージを決める
サロンの名前が決まったら、イメージを考えてみましょう。
どのようなイメージのサロンを作って、どのようにお客さまにアピールするかを検討しなければいけません。
その際は、固定観念や常識にとらわれないようにしたいところ。
斬新でユニークなイメージを作るように努力してみましょう。
時には非常識な要素を取り入れてみるのもありです。
ありきたりのイメージでは、競合サロンとの差別化が図れません。
自サロンならではのイメージを築くことで、アピール度も大いに上がるでしょう。
開業日
サロン開業に向けて、準備できるものが全て揃ったら、開業日を決めましょう。
テナント契約する場合は、いつから契約するかです。
開業日を決める際に重要なのが集客のための施策を打てるようにしておくことです。
サロンを開業したら、少しでも多くのお客さまを呼び込まないといけませんが、そのための準備ができた段階で開業日を決めましょう。
営業時間と定休日
サロンを開業する場合は、営業時間と定休日を決めないといけません。
決め方としてはいろいろありますが、夜遅くまで営業する、定休日を少なくするなどのようにすると、お客さまも集まりやすくなり、商売も繁盛するでしょう。
ただ、その場合はスタッフに負担が行き過ぎないように配慮する必要もあります。
個人サロンの場合は、あまり無理な設定はできませんから。週休2日とか。朝から夕方までの営業、お昼から夜までの営業などの形になるでしょう。
いずれにしろ、集客とスタッフの負担のバランスを考えて、営業時間や定休日を決めてみましょう。
自サロンの強みや魅力
サロンを開業するということなら、その強みや魅力をまとめておかなくてはいけません。
自サロンのどこが優れているのか、他サロンとの違いはどこかなどをお客さまにアピールして、集客効果を上げなければいけません。
これが開業成功のために必要なものです。
コンセプトを決める
サロン開業に当たって必要になるものの1つがコンセプトや方針。
どのようなコンセプト、方針に基づいてサロンを運営していくのか考えないといけません。
内容としては、お客さまに共感され、お客さまの悩みに寄り添うものにしましょう。
「こんなコンセプトで運営されているサロンなのか」とお客さまに理解してもらえれば、利用意欲も高まります。
ターゲット
サロンと一口に言っても、いろいろな種類があり、それぞれターゲットとするお客さまも変わってきます。
また、同じ業種のサロンでも、サロン独自の判断で特定のターゲットを対象にすることもあるでしょう。
ターゲットの特定は、今後の集客を図る上でも大事な要素です。
どのようなターゲット層を狙うかで、提供するサービス内容も変わってくるでしょう。
そのため、自サロンにふさわしいターゲットを絞り込んでみましょう。
キャッチコピー
サロン開業に当たって、キャッチコピーを考えておきましょう。
お客さまがサロン選びをする際に、キャッチコピーに惹かれてというケースもあります。
お客さまの心に響くキャッチコピー、印象に残るキャッチコピーは集客する上での大事な要素。
素敵なキャッチコピーを作ってみましょう。
メニュー
サロンを開業する場合に決めるものの1つがメニュー。
お客さまにどのようなメニューを提供し、どのように施術を行っていくか決めなければいけません。
メニューが少なすぎると、アピール度で劣ります。
バラエティに富んだメニューを提供することで、お客さまの選択肢も増え、サロン通いも楽しくなるでしょう。
売り上げ目標
サロンを開業するときは、売り上げ目標も定めておきましょう。
売り上げはサロン経営の根幹部分。
適切な売り上げ目標を設定することで、今後やるべきことも見えてきます。
目標があることで、スタッフのやる気も変わってくるでしょう。
ただここで大事なことはできもしない売り上げ目標を設定しないことです。
今後の出費を考えながら、どのくらいの売り上げを維持すべきか、適切な値を設定するようにしましょう。
収支計画
売り上げ目標とも関係がある部分ですが、サロンを開業するときは収支計画をしっかり立てないといけません。
収入に対していくら支出があるのか、今後の予定を明確にする必要があります。
特に開業時には初期費用がかなり掛かるものです。
無計画に突っ走ってしまうと、初期費用分の捻出に困ることにもなりかねません。
仮にローンで借りるつもりでも、いい加減な収支計画を提示したので、金融機関側がOKのサインを出さないでしょう。
サロン開業後に必要になる費用もあります。
その費用の計算もしておかないといけません。
サロン開業時と開業でしめていくら掛かるのか、予定している収入でまかなえるのか、前もって計算した上で臨まないといけません。
リサーチ
サロン開業時に必要になることの1つがリサーチです。
周辺環境や競合サロンの存在などを前もって調査しておかないといけません。
競合サロンが近くにないと、自サロンに有利になるように思われるかもしれませんが、その場合、同業種の需要がないためとも考えられます。
需要がない中での開業では、運営がうまくいかなくなることもあるでしょう。
では、競合サロンがある場合はどうかというと、いかに差別化を図るかがポイントになります。
競合サロンのサービス内容、価格設定、スタッフスキルなどをリサーチできればリサーチして、自サロンでその内容を上回るようにしたいところです。
ただし、安易な価格競争に巻き込まれてはいけません。
価格が安い方がお客さまは利用しやすくなりますが、かえってサービスの質を疑われることもあります。
また、価格を下げればサロンの収入も減りますから、その分仕事量を増やしてカバーする必要も出てくるでしょう。
それがスタッフの負担増にならなければいいのですが…
客単価が減ると、スタッフのモチベーション低下に繋がることもあります。
以上のような点から、価格競争ではなく、サービスの質という点で勝負するのがオススメです。
競合サロンのリサーチをした上で、自サロンのサービス向上に努めてみましょう。
ホームページ作成
現代のサロンにとって、ホームページ作成が必要なものです。
ホームページは集客の窓口。お客さまがサロンを選ぶとき、ホームページをまず調べて、どんなサロンなのかを確認してからという場合も多いです。
それだけに、魅力あるホームページづくりは集客に欠かせません。
ただ、作成して終わりではなく、常にコンテンツの更新もしましょう。
いつ見ても同じホームページというのでは、だんだん魅力も薄れてしまいます。
コンテンツが更新されていれば、お客さまも新たな興味を持ってくれるので、サロン利用の意向も高まるでしょう。
集客プラン
サロンを開業するときに一番大事なのはできるだけ多くのお客さまを集めることです。
開業してもお客さまが集まらなければ、やがて経営も苦しくなり、廃業という憂き目を見ることにもなりかねません。
そこで必要になってくるのが集客プランの作成。
どのようにお客さまを集めるのか、計画や方針を練っておきましょう。
集客プランの具体的な方法としては、次のようなことがあります。
- ターゲットのニーズのリサーチ
- ターゲットがよく使うチャンネルの利用
- ターゲットへの訴求
集客方法には次のようなものがあります。
- メルマガ
- チラシ配布や折込チラシ
- SNS
- Web広告
それぞれ一長一短のある集客方法ですが、集客プランを考える際は最も効果のありそうな集客方法を選ぶ必要があります。
予約システム
サロンを開業すると言うことなら、ぜひとも導入したいのが予約システム。
今でも電話やメールなどで予約を取っているサロンもありますが、予約システムを導入すると、予約業務は大幅に簡略化・効率化します。
導入費用が掛かる場合もありますが、スタッフの業務も減るほか、予約スタッフを置かないで済むケースもあり、人件費も削減されます。
お客さまにとっても電話などによる予約よりも、予約システムを介した予約の方が利用しやすいというメリットもあるのです。
そのため、サロン開業時に合わせて、予約システムも導入してみましょう。
発信ツール
サロン開業に合わせて用意しておきたいのが発信ツール。
サロンの特徴をお客さまに伝えて、利用を促すためには発信ツールが必要です。
例えば、ブログ、X(旧Twitter)やInstagramやFacebookなどのSNS、チラシ、名刺、リーフレット、パンフレットなど。
この中から、お客さまに届きやすいもの、自分が使いやすいものを選んで、情報発信してみましょう。
情報発信により反響効果が上がることがあり、お客さまのサービス利用に繋がることもあります。
電話番号
サロン開業に当たって必要なのが電話番号です。
電話番号というと、固定電話番号と携帯電話番号がありますが、固定電話番号がある方がお客さまが安心しやすいです。
携帯電話番号しか掲載されていないと、「本当に確かなサロンなのかしら」と一抹の不安をお客さまに感じさせてしまう場合があるようです。
なお、固定電話はサロンの営業時間外などは受けられませんから、スマホなどに転送できるようにしておけば、いつでも対応できるようになるので、お客さまに不便を掛けずに済みます。
メールアドレス
サロンを開業するのなら、メールアドレスも準備しておきたいところ。
お客さまが予約に利用したり、問合せをしたりするときに使えます。
電話での問い合わせに抵抗があるお客さまの場合、メールで連絡したいということもあるので、メールアドレスの用意も必要でしょう。
看板
サロン開業に伴って必要になるのが看板。
看板無しに営業すると、本当にここがお目当てのサロンなのか、お客さまが利用するときに不安になります。
看板の種類は様々ですが、お客さまに注目されやすい、適切な設置場所に設置するなどの観点から選んでください。
カウンセリングシート
サロンを開業するときは、カウンセリングシートも必要です。
サロンの施術の前には入念なカウンセリングをしなければいけませんが、その内容を書き込むのがカウンセリングシート。
大事なお客さま情報を記載します。
カウンセリングシートは今後の施術方針を決める上で最も重要な役割を果たすものです。
サービスの質向上やお客様の満足度を高めるためにも欠かせないもの。
必ず準備してください。
名刺
名刺はサロン開業に必ず必要なものというわけではありませんが、あれば初回利用のお客さまに渡して、自己紹介とすることができます。
また、サロンに来店した方だけでなく、他の場面でも渡せるので、サロンの認知度を上げるのにも役立つでしょう。
ただ、名刺といってもシンプルすぎるデザインではいまいちアピール度に欠けます。
写真を盛り込んだりデザインを工夫したりプロフィールを詳しく記載したりなどして、お客さまの記憶に残るようにしたいところです。
ポイントカード
今や多くのサロンで導入されているのがポイントカードです。
ポイントカードで得られるポイントを目当てにサロンを利用するというお客さまもいるほどですから、サロン開業時には用意しておきましょう。
ポイントカードにキャンペーンや特典を付けると、お客さまのサロン利用意向も高まり、リピーターになってもらいやすくなります。
サロン専用の銀行口座
サロンを開業するときは、自分個人の銀行口座とは別に、サロン専用の銀行口座を作っておきましょう。
ただし、個人事業主の場合は、屋号名義の銀行口座を作れません(ゆうちょ銀行の振替口座は別)
そのため、名義は個人名義になりますが、大事なのは自分の生活用の口座と分けておくこと。
サロン運営資金管理用だけの口座を作っておかなければいけません。
クレジット決済
サロンを利用するお客さまの中には、現金による決済ではなく、クレジット決済を希望する方もいます。
そのようなお客さまのために、クレジット決済ができるように準備しておきましょう。
クレジット決済ができないサロンだと不便に思って、利用しなくなるお客さまもいます。
それではサロンにとっても機会損失にもなり、収入が減ってしまいます。
今の時代、クレジット決済は必須の方法にもなっているので、サロンを開業するときにはぜひ利用できるようにしておいてください。
顧客管理
サロンを利用してくれるお客さま情報の管理は大切です。
顧客管理をしっかりすることで、次回以降のサービス向上にも役立てられます。
お客さまも自分の情報を覚えていてくれたのかと、喜ぶものです。
それだけに、どのように顧客管理をするかが課題になりますが、便利なのは予約システムに連携して利用できる顧客管理機能。
予約されたお客さまの情報を蓄積し、カンタンに確認・閲覧できるようになっています。
素材写真
サロン開業に伴って、素材写真も必要になります。
素材写真を使うのは次のようなシーンです。
- プロフィールに掲載する
- チラシやリーフレットに掲載する
- ブログやホームページに掲載する
写真の影響力は大きく、言葉だけでは伝えきれないものも伝えてくれます。
いい写真はサロンのイメージアップにも役立ちます。
それだけにできのいい素材写真を撮影したいところですが、プロに任せるのもオススメです。
費用は掛かりますが、高品質な機材で素晴らしい写真を撮ってくれるので、販促効果も高まるでしょう。
スタッフのプロフィール
サロンを開業した場合、はじめて利用するお客さまはどのようなスタッフの施術を受けることになるのだろうと不安に思うものです。
そこでパンフレットやホームページにスタッフのプロフィールを掲載しておきましょう。
スタッフがどのような方で、どのような経歴や資格を持ち、どのような考え方を抱き、どのようなスキルがあり、得意なことは何かということが分かれば、お客さまも施術を受ける際の心の準備がしやすくなります。
こんなスタッフなら大丈夫だろうと、安心して施術にも臨めるでしょう。
お客さまの気持ちを考えたら、スタッフのプロフィール掲載は必要なことです。
アクセスマップ
サロンを新たに開業した場合、お客さまがサロンへの行き方が分からないことがあるので、アクセスマップを用意しておきましょう。
わかりやすいアクセスマップがあれば、お客さまもカンタンに来店できます。
Googleマップでもいいし、そのほかのデザインの優れたマップを掲載しても構いません。
お客さまの便宜が図られれば何でも結構です。
ルール
サロンを開業する前に、ルールを定めておきましょう。
キャンセルポリシー、個人情報の取扱い、入室可能時間などのルールです。
ルールが定めっていることで、お客さまも利用しやすくなるし、スタッフもいざとなったときに対応がしやすいです。
ルールをあらかじめ定めておかないと、後で困ることにもなりかねません。
手続き
今度はサロン開業に必要なものとして、手続きの仕方をご案内しましょう。
開業届を提出する
サロンを開業する場合は、開業届の提出が必要です。
開業届は正式には「個人事業の開業・廃業等届出書」といい、個人事業主がサロンを開業したことを税務署に届け出る書類です。
提出期限は事業開始から1か月以内となっていますが、この期限を過ぎても罰則があるわけではありません。
そのため、事業が軌道に乗るのを待ってから提出しますというオーナーもいます。
開業届を提出すると、毎年確定申告の書類が郵送されてくるので、申告忘れをすることもなくなるでしょう。
開業届は税務署で入手するか、国税庁のホームページからダウンロードしてください。
提出方法は、e-Taxから、あるいは持参、または送付です。
e-Taxにより提出する場合は、本人確認書類の提示または写しの添付は必要ありません。
書面によって提出する方は申請をする方の本人確認書類の提示または写しの添付をしてください。
サロンが開業届を提出すると、次のようなことができるようになります。
- 屋号で銀行口座・法人用のクレジットカードが作れる
- 確定申告で青色申告ができる
- 補助金や助成金の申請ができる
個人事業主がサロンを開業する際に必要な手続きはこれだけです。
保健所への届けが必要なサロン
基本的に開業届を提出すれば、サロン開業はできるのですが、サロンのメニューの種類によっては保健所への届出が必要になることがあります。
これを美容所登録と言います。
まつ毛エクステや眉毛カット、治療効果をうたったマッサージメニュー、シェーバーなどの刃物を使ったシェービングメニューなどが対象です。
上記のようなメニューを提供する場合、保健所への届出とともに国家資格も取得しておかないといけません。
- まつ毛エクステや眉毛カット⇒美容師免許
- 治療効果をうたったマッサージメニュー⇒あん摩マッサージ指圧師免許
- シェイバーなどの刃物を使ったシェービングメニュー⇒理容師免許
美容所登録で必要になる書類は以下のようなものです。
- 美容所開設届⇒開設者の住所・氏名、施設の名称、施設の所在地、開設予定日などを記載する書類
- 施設の構造設備の概要⇒サロンの設備、使用する薬剤、床材など細かな内容を記載する書類
- 施設の平面図⇒工事業者から施設の平面図を取り寄せ、提出する
- 従業員名簿⇒美容師免許を持っている従業員の氏名や免許取得日、番号などの情報を記載した書類
- 美容師免許を持つ従業員の医師診断書⇒美容師免許を持つ従業員全員分の医師診断書を提出する必要がある(伝染病まん延防止などのため)
- 登記事項証明書⇒開設者が法人の場合、法人の登記事項証明書の原本が必要。6か月内に発行されたものを提出
- 住民票の写し⇒開設者が外国人の場合は、国籍等の記載がある住民票の写しを提出
美容所登録にあたって、必要な基準もあります。
東京都市町村区域(八王子市及び町田市を除く)の例を挙げてみましょう。
- 床面積⇒美容の業務を行う1作業室の床面積は、13平方メートル以上であること
- いすの台数⇒1作業室に置くことができる美容いすの数は、1作業室の床面積が13平方メートルの場合は6台までとし、6台を超えて置く場合の床面積は、13平方メートルに美容いす1台を増すごとに3平方メートルを加えた面積以上とすること
- 客の待合場所:作業室には、作業中の客以外の者をみだりに出入させないこと。作業前の客を作業室と明瞭に区分された場所(待合場所)に待機させる措置を講じること
- 床、腰板⇒コンクリート、タイル、リノリュームまたは板等不浸透性材料を使用すること
- 洗場⇒洗場は、流水装置とすること
- 採光・照明・換気⇒採光、照明及び換気を十分にすること。美容師が美容のための直接の作業を行う場合の作業面の照度を100ルクス以上とすること。美容所内の炭酸ガス濃度を0.5 %以下に保つこと
- 格納設備⇒消毒済物品容器及び未消毒物品容器を備えること
- 汚物箱・毛髪箱⇒ふた付の汚物箱及び毛髪箱を備えること
- 消毒設備⇒消毒設備を設けること
- その他⇒美容を行うために十分な数量の器具及び客用の布片を備えておくこと
参照元:東京都保健医療局|美容所の開設に関する基準等について
青色申告を申請する場合に必要なもの
手続きは煩雑になりますが、サロンが確定申告をするときに青色申告を利用すると、次のようなメリットがあります。
- 最大65万円の特別控除が受けられる
- 赤字の繰り越しができる
- 赤字を繰り戻し還付が受けられる
- 経費対象の品目が増える
- 家族への給与を経費にできる
では、青色申告を申請する場合に何が必要かというと、開業届と一緒に青色申告承認申請書という書類を税務署に提出します。
ドライヘッドスパ専門店ヘッドミント 店舗一覧
ヘッドミント 大須本店 | 愛知県名古屋市中区大須3-26-41 堀田ビル |
ヘッドミントVIP 栄東新町店 | 愛知県名古屋市中区東桜2-23-22 ホテルマイステイズB1 |
ヘッドミントVIP 金山店 | 愛知県名古屋市中区金山1-16-11 グランド金山ビル2F |
ヘッドミント 名駅店 | 愛知県名古屋市中村区椿町13-16 サン・オフィス名駅新幹線口206 |
ヘッドミント 東山店 | 愛知県名古屋市千種区東山通5-113 オークラビル6F |
ヘッドミントVIP 岐阜店 | 岐阜県岐阜市神田町8-4 アートビル4F |
ヘッドミント 静岡店 | 静岡県静岡市葵区御幸町4−2 ポワソンビル 7階 |
ヘッドミント 札幌大通店 | 北海道札幌市中央区南2条西6丁目 TAIYO2・6ビル 4F |
ヘッドミント イオン松任店 | 石川県白山市平松町102-1 松任イオン1F |
ヘッドミント 池袋店 | 東京都豊島区東池袋1丁目42−14 28山京ビル202 |
ヘッドミントVIP 目黒店 | 東京都品川区上大崎2-13-35 ニューフジビル601 |
ヘッドミント 大宮西口店 | 埼玉県さいたま市大宮区桜木町2-2-7 AOYAMA808ビル4F |
ヘッドミント 浦和店 | 埼玉県さいたま市浦和区東仲町8-2 大堀ビル202 |
ヘッドミント 草加店 | 埼玉県草加市高砂2-11-20 真壁ビル4F |
ヘッドミント 南越谷店 | 埼玉県越谷市南越谷4丁目9-1並木ビル2F |
ヘッドミントVIP 蕨店 | 埼玉県蕨市塚越2-1-17TPビル201号室 |
ヘッドミント 稲毛店 | 千葉県千葉市稲毛区小仲台2-6-7 スエタケビル3階 |
ヘッドミント 新潟店 | 新潟県新潟市中央区花園1-5-3 ネットワークビル花園205 |
ヘッドミント 勝田台店 | 千葉県八千代市勝田台北1-3-19 新緑ビル4階 |
ヘッドミントVIP 千葉店 | 千葉県千葉市中央区新町1-13 木村ビル |
ヘッドミント 川崎本町店 | 神奈川県川崎市川崎区本町1-10-1 リュービマンション501 |
ヘッドミントVIP 藤沢店 | 神奈川県藤沢市南藤沢21-9とのおかビル5F |
ヘッドミント 水戸店 | 茨城県水戸市吉沢町216-6 南コーポA棟101 |
ヘッドミント 京都祇園店 | 京都府京都市東山区祇園町北側270-4 Gion Hanaビル 6F |
ヘッドミント 和歌山駅前店 | 和歌山県和歌山市美園町5-7-8 パーク美園町ビル2F |
ヘッドミントVIP京橋店 | 大阪府大阪市都島区片町2丁目11-18京橋駅前ビル2F |
ヘッドミントVIP 東大阪店 | 大阪府東大阪市長田東2-2‐1 木村第一ビル4F |
ヘッドミント 広島店 | 広島県広島市中区幟町12−14 幟町WINビル602 |
ヘッドミント 小倉店 | 福岡県北九州市小倉北区魚町1-3-1 B1F |
ヘッドミント 鹿児島アミュWE店 | 鹿児島県鹿児島市中央町1-1アミュWE通路側 |
ヘッドミントアロマ | 愛知県名古屋市中区大須3-26-41 堀田ビル |
ゼウス発毛 | 愛知県名古屋市中区大須3-26-41 堀田ビル |
ドライヘッドスパ専門店ヘッドミントのフランチャイズ募集
Lix公式オンラインショップ