マッサージの施術をすると悪い気をもらうって本当？セラピストの対処法は？

タダ子

マッサージの施術をすると悪い気をもらうって本当？

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マッサージの施術を行うセラピストは、お客さまの体調が少しでも良くなるように全力を尽くします。

その結果、実際にお客さまの状態が改善されると、非常に嬉しくもなるものです。

しかし、ここに一つ困った問題があるといいます。

それは、マッサージの施術をしたことで、お客さまから悪い気をもらうことがあるという話です。

実際にそんなことがあるのでしょうか？

あるとすれば、どのように対処すればいいのでしょうか？

今回は、この辺の問題を考察してみます。

マッサージで悪い気をもらうとは？

まず、マッサージで悪い気をもらうとはどういうことなのかを考えてみましょう。

セラピストはお客さまの影響を受けやすい仕事

マッサージの施術を行うセラピスト、お客さまの肉体や精神の状態の影響を受けやすいです。

マッサージを求めてくるお客さまは、多かれ少なかれ体も心も疲れているものです。

そのような方に向かうだけでも、気を使うし、施術も熱心に行わなければいけません。

また、お客さまの話を聞いているだけでも、感情移入によって疲れてしまうこともあるでしょう。

このようにお客さまの状態がセラピストの気をそぐこともあるのです。

セラピストの中には気に敏感な人がいる

上記の説明は、通常の意味でのマッサージの施術によってお客さまから悪い気をもらう場合の状況でした。

しかし、実際にはもっと深い意味で、お客さまから悪い気をもらうセラピストもいます。

それは、気に敏感なセラピストです。

「気｣とは東洋医学の概念で、西洋医学関係者はよく否定します。

しかし、マッサージの施術を行っている方の中には、この気への反応が強く出て、実際にお客さまの状態を直接身に受けてしまうこともあるのです。

肉体や精神が弱っているお客さまの疲れや痛み、邪気を直接吸い取ってしまうのですね。

｢そんなことあるか！｣という方もいるでしょうが、マッサージや鍼灸の優れたセラピストではよく起こります。

そのようにお客さまの悪い気をもらうと、セラピスト自身の体に良くない影響が出ることがあります。

マッサージで悪い気をもらったときの症状

マッサージの施術を行うセラピストが、お客さまから悪い気をもらうとどんな症状が出るでしょうか？

いくつか具体例を挙げてみましょう。

• 身体がだるくなる
• 頭が痛くなる
• 胃がむかつく
• めまいがする
• 疲労困憊する
• 腰痛・足の痛み・肩や首の凝りなどが移る
• 吐き気を催す
• 咳が出てくる
• 湿疹が出るなど

マッサージの施術によって悪い気をもらった場合、どのような症状が生じるかは、セラピストの体質やお客さまの状況によっても変わります。

ただ、実際に悪い気をもらいやすい体質のセラピストには、思わしくない症状がいろいろと出やすいのです。

そのため、優秀なセラピストほど苦労することになります。

悪い気をもらわない場合とは？

セラピストがマッサージの施術をしても、お客さまから特に悪い気をもらわない場合もあります。

その場合の例も挙げてみましょう。

セラピストが気に鈍感

体質的に気に敏感なセラピストは、お客さまから悪い気をもらいやすいのですが、これは一部のセラピストに当てはまることです。

全てのセラピストがそのような体質を持っているわけではありません。

肉体的精神的に弱っているお客さまが来ても、気に敏感でないセラピストの場合は、悪い気を受けにくいです。

お客さまの症状がそのまま移ることもありませんから、いつものように施術ができるでしょう。

健康状態の良いお客さまが来たとき

気に敏感なセラピストが悪い気をもらうのは、思わしくない症状を抱えたお客さまにマッサージの施術を行うときです。

しかし、マッサージの施術を受けるお客さま全てが健康上の問題を抱えているわけではありません。

元々健康であっても、さらに健康増進のためにマッサージを受けに来る方もいます。

そのようなお客さまは心身からあまり悪い気は発していないものです。

その結果、セラピストが悪い気をもらわないで済むこともあるでしょう。

気が強いセラピストの場合

気に敏感なセラピストと言っても、1人1人体質が違うものです。

お客さまから悪い気をもらって、すぐに疲れてしまう方もいるでしょう。

反対に強力な気を持っているセラピストの場合、多少のことなら耐えてしまう場合もあります。

あまりにひどい症状のお客さまが来たときは別ですが、少しくらいの悪い気をもらっても大丈夫という方ですね。

マッサージで悪い気をもらったときの対処法

マッサージの施術で悪い気をもらってしまうと、セラピストの心身にも悪い影響が出ます。

そのようなときにどう対処すればいいのかを考えてみましょう。

感情移入しすぎないこと

マッサージの施術を受けに来たお客さまの中には、様々な心身の悩みを抱えている方もいます。

そのような方の話を聞くと、同情の気持ちも強くなり、ついつい感情移入してしまうでしょう。

しかし、感情移入をしすぎると、セラピスト自身が疲れてしまうことがあります。

これでは気をそがれる元です。

同情も大切ではありますが、共感程度にとどめ、後は施術で解決するように持っていきましょう。

手を洗う

セラピストがお客さまから悪い気をもらう場合の対処法の一つが手を洗うことです。

水で手を洗うだけでも、邪気を落とす効果があるといいます。

10秒程度でいいので、実際に手を洗って、ある程度気分が楽になるケースもあるようです。

その際は、手を拭くタオルを他のセラピストと共用にするのではなく、自分専用のものか、ペーパータオルなどを使う方がいいでしょう。

粗塩を身に付ける

粗塩にも邪気を清める効果があるといいます。

粗塩を小さじ1杯分くらいきれいな布に入れて、それを袋に入れて胸ポケットに入れてみるなどの方法もあります。

神道の儀式でも粗塩は大切な役割を果たしますが、人間がもらった悪い気への効果も期待できるでしょう。

手を叩く

邪気を払うために手を叩くというと、神社で柏手を打つことを思い出す方も多いでしょうが、マッサージの施術で悪い気をもらったときも実践したい方法ですね。

マッサージの施術が終わったら、回数にこだわらず手を叩いてみてください。

簡単な対処法ですが、意外に効果を発揮する場合があります。

深呼吸をする

マッサージの施術で悪い気をもらってしまった場合、深呼吸もしてみましょう。

深呼吸による効果には次のようなものがあります。

• ストレスが軽減する
• 疲労が幾分取れる
• 自律神経が整う
• リラックス効果が大きい
• 邪気払いになる

ゆっくり休憩する

マッサージの施術を行って、実際にお客さまから悪い気をもらった場合、心身共に疲れたり、どこか痛くなったりするものです。

このようなときは、可能ならゆっくり休憩するようにしましょう。

これはお客さまとセラピスト間の精神作用ではなく、実際にセラピスト自身の体に悪影響が生じているせいでもあるからです。

自分の身体に異常が生じてきているのに、無理をするのはよくありません。

体がおかしいのはお客さまのせいだとは言っても、症状自体は自分に生じているのですから、ゆっくり休んで回復させるしかありません。

気に敏感なセラピストの場合、どうしても疲れやすくなるので、睡眠時間も多めに取りたいところです。

食生活に気をつける

気に敏感なセラピストで、お客さまから悪い気をもらいやすい場合、自分自身の体を強くしておく必要があります。

その方法はいろいろ考えられるでしょうが、食生活も大事なポイントです。

健康に良いものをたくさん食べて、頑強な体にしておかないといけません。

多少悪い気を持ったお客さまが来ても、対処できるようにしておくためにも、日頃の食生活のあり方を良く考えてみましょう。

プロテインやサプリなどでの栄養補給もおすすめの対処法です。

パワーストーンを身に着けてみる

古来から特別なエネルギーや力を持つとされているのがパワーストーンと呼ばれる宝石や鉱物です。

スピルチュアルに詳しい方ならご存じでしょうが、マッサージの施術を行うセラピストにも効果を発揮することがあるといいます。

パワーストーンの力で、お客さまから悪い気をもらっても跳ね返せるかもしれません。

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