女性向け脱毛サロンのミュゼが破産！回数券やコースの脱毛サロンはもしかしてヤバイ？

タダ子

女性向け脱毛サロンのミュゼ破産の理由を教えて！

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任せて！予約システム/ポイントシステムの「タダリザーブ」が解説するよ！

ミュゼ（ミュゼプラチナム）という女性専用の美容脱毛サロンがあります。

脱毛に特化したサロンで、お手頃な価格で高品質なサービスを提供してくれると評判でした。

ところが、このミュゼの運営会社が破産手続きを開始しました。

なぜなのでしょうか。

商売がうまくいってなかったのでしょうか。

一時は急拡大を見せたミュゼですが、どうして破産になったのか、その経緯をまとめてみましょう。

まずは、ミュゼとは？

まずは、ミュゼとはどんなお店なのかを紹介しましょう。

ミュゼ（ミュゼプラチナム）は、2003年に福島県郡山市で1号店をオープンした女性専用の美容脱毛サロンです。

駅近でアクセスもよく、夜遅くまで営業しているということもあり、通いやすさでは定評があるサロンでした。

特徴は以下のようになっています。

• 100円でも始められる高品質な脱毛
• 満足度の高い先端技術を採用した脱毛
• 予約が取りやすく通いやすい
• ムラな勧誘は一切なく、安心の接客

毛がなくなるだけでは理想の肌になれないということで、脱毛から美しい肌作りも目指していました。

独自のトリプルケアで美肌に導いてくれます。

その説明もしておきましょう。

• S.S.C.iPS care脱毛方式☞再生医療の先端技術を応用して誕生した「iPS細胞培養上清液」を配合した美容液/サイトカイン・成長因子・エクソソームなどの美肌を育む成分がたっぷり
• レザンプレミアムフォトセラム☞フォトトリートメント成分＆脱毛サポート成分に、更に植物幹細胞が配合され、美容効果がパワーアップ
• 選べる高品質な美容液☞ミュゼ独自開発の高品質な美容液4種（ミュフラセラム・高濃度プラセンタ原液・iPインフィニットエッセンスリフト・ホワイトセラム）から、1種を選び仕上げ

上記の特徴がお客さまの間で好評になったのか、一時期ミュゼの店舗数は47都道府県186店舗（2023年12月31日時点）にまで伸びました。

ミュゼの運営会社が破産手続きを開始

ミュゼがどんなお店なのかを紹介しましたが、運営会社であったMPH（東京都大田区）が破産手続きを開始しました。

2025年8月18日に東京地裁から破産手続きの開始決定を受けたのです。

負債総額は約260億円で、債権者は顧客を含め約20万人だといいます。

脱毛サロンの倒産規模では過去最大でした。

ミュゼは積極的な広告展開が功を奏し、知名度が大いに向上し、店舗数も大きく伸びていましたが、次のような経緯で破産にまで進んでいきました。

• お客さまが支払った前払い金を預り金として施術ごとに売上計上するのではなく、一括売上計上していた
• 急成長の陰でお客さまが予約を取りにくくなり、解約数が拡大し、解約金の支払いが急増
• 成長が行き詰まり、2015年8月期は約52億円の最終赤字を計上
• 度重なる親会社変更があったが、業況悪化に歯止めが掛からない
• 従業員への給与未払いが発生するようになる（未払いの給与は9億円にも上るという）
• 2025年3月、全店一斉休業
• 2025年5月、元従業員らが債権者として同社に対する破産を東京地裁に申し立てる
• 2025年6月、MPHが解散を発表し、通常清算や特別清算の選択を模索していたが、債権者側との対立が深まる
• 2025年8月18日、東京地裁から破産開始決定を受けた

破産管財人は弁護士の島田 敏雄氏

ミュゼが破産手続きを開始するに当たって選任された破産管財人は弁護士の島田 敏雄氏です。

その際に以下のようなホームページが開設されました。

☞MPH株式会社（脱毛サロン　ミュゼプラチナム）破産管財人ホームページ

同ホームページでは、ミュゼの破産手続に関する情報や、破産管財人から債権者の皆様に対する連絡事項などのお知らせがあります。

関係者の皆様は定期的に内容をチェックしてください。

なお、破産管財人の所属する法律事務所に問い合わせをしても対応はできないそうなので、注意しましょう。

電話による問い合わせにも対応しきれませんから、ご遠慮くださいとのことです。

破産管財人の選任を受けて、ミュゼ・メディア・HDは次のようなコメントを出しました。

「今後は破産管財人の管理のもと法令に従い誠実に手続きを進めてまいります。手続きの進捗や必要な情報につきましては随時適切に開示してまいります。」

「どこでもミュゼプラチナム株式会社」及び「新生ミュゼプラチナム株式会社」は別法人

破産手続きを開始することになったミュゼでは、「どこでもミュゼプラチナム株式会社」及び「新生ミュゼプラチナム株式会社」などのサービスを提供するとしていましたが、共にミュゼとは別法人に当たります。

そのため、ミュゼが破産してもこれらの別法人には関係ありません。

ミュゼの運営会社の破産を受けて、どう対応すればいいのか？

ミュゼの運営会社が破産手続きに入ることで、様々な方面に多大な影響が及びます。

その影響に対して、どう対応すればいいのかを考えてみましょう。

前受金の返金の見込みは立っていない

ミュゼ会員が支払った前受金の返金の見込みは今のところ立っていません。

今後、破産管財人がミュゼの資産状況を確認した後で、何らかの対応が発表されるかもしれないので、それを待つしかありません。

分割払いには注意

ミュゼが破産するのなら、分割払い契約していたプランの料金はもう支払わなくていいのではと考える人がいるかもしれません。

しかし、そうはいきません。

分割払い契約はミュゼそのものではなく、信販会社やクレジットカード会社と行うことになっています。

そのため、ミュゼの破産＝分割払いの料金を支払わなくてよくなるというわけには行きません。

それぞれ別個の手続きが必要になります。

破産管財人の説明によると、分割払い契約を結んでいて、残りの施術やサービスが未消化になっている場合、「支払停止の抗弁」を信販会社へ申し出ることができるとしています。

「支払停止の抗弁」は割賦販売法で定められた制度で、購入した商品やサービスに問題が生じたときに信販会社への支払いを一時的にストップできる仕組みです。

ただし、一時的にストップというように完全契約解除の仕組みではありません。

もし問題が解決するようなことがあれば、また分割払いが再開されます。

ミュゼの場合は破産になるので、問題解決にはならないでしょうが、信販会社の方で「支払停止の抗弁」を申し立てる際にサービス契約の「中途解約」をしてくださいと求めてくることがあります。

この場合は、破産管財人専用のお問い合わせフォームを利用してください。

同ホームページに設置されているお問い合わせフォームから、必要事項と「解約します」という文を記入して送信すれば、「中途解約」手続きは完了するので、ご安心ください。

ミュゼ破産の問い合わせ先

ミュゼ破産について質問したいこと、疑問なこと、不安なことなどいろいろあるでしょう。

そのようなことに対する問い合わせ先は以下のようになっています。

破産管財人ホームページ内の問い合わせフォームです。

• 【会員様・従業員の皆様】☞「お問い合わせフォーム（会員用）」「お問い合わせフォーム（従業員用）」
• 【店舗関係者の皆様】☞「お問い合わせ（一般用）」

なお、8月19日時点では、破産管財人の基に集まっているミュゼ破産に関する情報や資料は限られています。

そのため、個別のお問い合わせに対する対応もしにくい状況です。

そこで、破産管財人お問い合わせフォームに届いた各お問い合わせについては、個別にご回答するのではなく同ホームページのFAQに回答を掲載するとしています。

債権者集会は今のところ開催されない

現時点では、ミュゼ破産の債権者集会は開催されない予定です。

債権者の方々へ配当できる原資となる財産を形成できるかどうか分かっていないためです。

破産債権の調査は保留状態であり、今は破産債権の届け出は不要になっています。

ただ、今後、破産債権者の方々に配当できる財産を確認できるようになる可能性はあります。

その際は、破産管財人ホームページで破産債権届出のご案内があるので、チェックを忘れないようにしてください。

元従業員は「未払賃金立替払制度」を利用してほしいとのこと

破産手続きに入ったミュゼの運営会社、元社長の高橋英樹氏はこう話しています。

「運営会社にはもう資金がない」。

これが事実なら、ミュゼの元従業員に対して未払いになっている給与は支給されないことになります。

そこで元社長が提案しているのが「未払賃金立替払制度」を利用してほしいというものです。

これは倒産した企業の元従業員の賃金が支給されない場合に、国が立て替える制度です。

原則賃金の8割が保証されます。

立て替えを行うのは独立行政法人労働者健康安全機構です。

立て替え上限額は30歳未満は88万円、30歳以上45歳未満は176万円、45歳以上は296万円となっています。

労働基準監督署または労働者健康安全機構に申請し、要件を満たすと支給されます。

立替払の対象となる未払賃金は、従業員が退職した日の半年前から立替払請求日の前日までに支払期日が到来している定期賃金と退職手当のうち、未払となっているものです。

「未払賃金立替払制度」の手続きの手順を紹介しましょう。

（１）立替払請求者は、裁判所・以下の倒産の区分に応じた証明者に対して、立替払請求の必要事項についての証明を申請します。

（２）裁判所・破産管財人等証明者から証明書が交付されたら、立替払請求者は、「立替払請求書」及び「退職所得の受給に関する申告書・退職所得申告書」に必要事項を記入し、証明書と切り離さないで機構に送付してください。

（３）立替払請求の必要事項の全部又は一部について証明を裁判所・破産管財人等証明者から得られなかった場合は、立替払請求者は、労働基準監督署長に対して、証明を得られなかった事項について確認申請ができます。 なお、詳細については、疎明資料や証明者から交付された証明書等を持参の上、最寄りの労働
基準監督署に相談してください。

上記文章と画像の引用元：未払賃金の立替払制度のご案内｜労働者健康安全機構

シェアラが救済メニューを発表

ミュゼの運営会社が破産したことを受け、シェアラというエステティックサロンが救済メニューを発表しました。

ミュゼ店舗の突然の休業・閉店により、契約済みの残りのサービスを消化できない会員にお役に立ちたいという思いからです。

シェアラは愛知県、石川県、富山県、福井県、新潟県に店舗を展開し、脱毛・フェイシャル・痩身・ブライダルなど、幅広いメニューを提供しているサロンです。

ミュゼ破産で困ったわということなら、こちらの救済メニューの利用もオススメです。

救済メニューは＜引き継ぎ支援制度＞とも呼ばれ、次のような内容になっています。

引用元：ミュゼ破産報道でお悩みのお客様へ救済のご案内｜脱毛・痩身・フェイシャルエステのシェアラ

なおこのメニューはミュゼ会員に対するシェアラ独自の救済手段になっていて、ミュゼの役務契約、返金に関するお問い合わせを受けつけているわけではありません。

あくまでも代替手段としての利用になるでしょう。

利用にあたっての注意点は以下のようになっています。

• ①各店限定30名
• ②ミュゼプラチナムでの契約書を店舗にて必ず提示してください。
  ※契約書の提示がない場合は提供致しかねます。
  ※ご本人様の契約書に限ります。
  提示されました契約書がご本人様のものでない場合は提供致しかねます。
• ③救済メニューのご提供はお一人様1回限りです。
• ④救済メニューの申込は、最初に申込した店舗のみで有効とし、救済メニュー対応可能店舗の複数店舗において、お一人の方が重複して提供を受けることはできません。

引用元：上記に同じ

ミュゼの運営会社が破産！その後のサービスはどうなる？

ミュゼの運営会社が破産すると聞いて、もうミュゼの施術やサービスを受けられないのかしらと思っている方もいるでしょう。

実際のところはどうでしょうか。

確認してみましょう。

ホームページに今後の情報が掲載されていた

ミュゼのホームページに破産後の今後の情報が掲載されていました。

その内容を元に説明していきます。

別法人が承継

ミュゼを運営していたのがMPHで破産となりましたが、現在のミュゼブランドの商標権・運営権・営業権は別法人である『ミュゼ・メディア・HD株式会社（千代田区）』が正式に承継しています。

そのため、MPHの破産に関係なく、会員は引き続き施術もサービスも受けられます。

『ミュゼ・メディア・HD株式会社』はMPHの株主である『グローバルブリッジファンド合同会社』が2025年8月1日に新設分割で設立した会社です。

代替え施術提供について

ミュゼの会員に対して、別法人が代替え施術を契約状況に応じて提供しています。

次のような内容です。

代替え施術の利用方法

ミュゼの代替え施術の利用方法をご案内しましょう。

1. ミュゼ会員アプリからマイページにログイン
   ▶https://musee-pla.com/member/login.php
2. 示された「置き換えコース」を確認
3. 「予約する」ボタンから、ご希望の店舗を選択してお申し込みください。

今後の案内について

MPHの破産情報によりミュゼ会員は混乱しているかもしれませんが、『ミュゼ・メディア・HD株式会社』では随時最新情報を発信していく予定です。

追加の施術案内の詳細もご案内することになっています。

更により多くの会員様が安心して施術を継続いただけるよう、新たな店舗の稼働と体制整備に向けた準備を進めているそうです。

別法人となった新ミュゼ利用の流れ

破産手続きが開始されたミュゼの運営会社、MPHですが、現在は別法人がうまく運営してくれていますから、利用継続に当たっての支障も少ないのではと思われます。

そこで、新ミュゼの利用の流れを確認しておきましょう。

STEP1：お問い合わせ・ご予約

まずは、ミュゼにお問い合わせをしてください。

インターネット・電話で問い合わせができ、不安な点や疑問な点、悩みなどの相談も受け付けてくれます。

そこで納得ができたら、予約してみましょう。

STEP2：カウンセリング

ミュゼに予約すると、予約当日1対1の無料カウンセリングがあります。

ここでスタッフがあなたのムダ毛の悩み、肌や毛の状態、自己処理方法や体調などをヒアリングします。

その上で、毛周期や毛のしくみやお手入れ方法などの詳しい説明があるでしょう。

不安や疑問点などがあれば、何でもスタッフに気軽に相談してみましょう。

遠慮する必要はありません。

なお、カウンセリング時に必要なものとして、次のようなものがあります。

• 身分証明書（運転免許証/保険証などの現住所が分かるもの）
• 未成年の方は親権者同意書（ミュゼ指定のもの　親権者の署名・捺印が入ったもの）

STEP3：お手入れ

脱毛施術の効果を上げるためのお手入れをします。

次のようなお手入れです。

1. 肌状態チェック・ふき取り☞その日の肌の状態・毛の状態・毛質・毛量をチェックさせていただきます/お手入れ箇所のふき取りを行い清潔にします
2. 美容液塗布☞美容液にはiPS細胞培養上清液※1が配合されているので、うるおい美肌効果も期待できます
3. ライトを当てる☞ライトから目を保護するゴーグルを装着し、お手入していきます/ワキなら約3分で終了/痛み※2はほとんどなく、一瞬まぶしさを感じる程度です

※1：ヒト（線維芽細胞/単核細胞）人工多能性細胞培養順化培養液（保湿成分）/専用美容液・ローションは無料で、追加料金を頂くことはありません
※2：痛みには個人差があります

脱毛サロンやクリニックの破産が増加中

ミュゼの運営会社が破産手続きを開始したというお話をしてきましたが、ミュゼ以外にも破産や倒産になっている脱毛サロンやクリニックもあります。

その現況を確認してみましょう。

2025年1-7月の倒産件数は前年同期の3倍増

2025年1-7月の脱毛サロンなどの倒産件数は前年同期の3倍増になりました。

4件から12件と増えたのです。

通年では過去最多を更新する見込みです。

脱毛サロンやクリニックが経営難に陥る理由

破産する脱毛サロンなどが増えているのは残念なことですが、そうなる原因があります。

経営難に直面する原因ですが、いくつか挙げてみましょう。

• 多額の広告費
• 収集した前受金を広告費に充てたものの、新規顧客が集まらない
• 固定費・販管費負担の増大
• 価格崩壊による競争激化
• 消費者マインドの低下
• 円安の影響で輸入脱毛機器が高騰

過去の倒産例

ミュゼ以外にも倒産した脱毛サロンやクリニックがあるので、取り上げてみましょう。

銀座カラー

銀座カラーは日本全国に店舗展開していた脱毛サロンですが、2023年12月15日に破産手続きを開始し、全店舗が閉店しました。

破産手続き開始時には全てのカウンセリング・施術がキャンセルとなりました。

負債総額は約58億円、債権者は約10万人に上ると言われています。

では、なぜ銀座カラーが倒産したのかというと、新型コロナウイルス感染拡大が大きな原因でした。

それまでは順調な経営が続いていた銀座カラーですが、コロナの到来と共に状況が暗転。

一時的に休業する店舗、営業制限を掛けられる店舗ばかりになり、外出自粛などもあり、お客さまが急減します。

コロナ禍が長引いたこともあり、新規顧客集客でも苦労します。

更に医療脱毛の低価格化により競争も激化。

この困難な状況を克服すべく、運営元のエム・シーネットワークスジャパンは様々な努力をしましたが、功を奏さず。

結局破産となりました。

アリシアクリニック

アリシアクリニックは医療脱毛クリニックで、積極的に店舗展開し、広告戦略も行ってきました。

運営法人は医療法人社団美実会と一般社団法人八桜会。

ところが、2024年12月10日、破産手続きが始まりました。

その日から全国43店舗が臨時休業となり、施術の継続ができなくなりました。

アリシアクリニックの破産の理由も銀座カラーに似ています。

コロナ禍の拡大や競争の激化です。

また、他の脱毛サロンやクリニック同様、前払い制度を導入していましたが、その返金も困難になっていて、お客さまに多大な迷惑を掛けていたのです。

アリシアクリニックの契約者数は9万人以上、負債総額は約124億円に上ると言われています。

トイトイトイクリニック

トイトイトイクリニックは都内で医療脱毛を行っていましたが、2025年1月31日をもって店舗営業を停止し、運営法人の医療法人社団雪焔会が2月17日破産手続きを開始しました。

トイトイトイクリニック破産の原因としては、激しい価格競争に見舞われていたこと、高コスト体質（人件費や広告費の高騰）などが挙げられています。

この破産の影響により、施術を継続できなくなったお客さまが出たり、前払い金の返金が行われなかったりなどの影響も出ています。

ビー・エスコート

ビー・エスコートは名古屋市を中心に店舗展開していた美容脱毛サロンですが、2024年11月26日に破産手続きが開始され、全直営店が閉店し、施術の提供が終了しました。

ビー・エスコート破産の原因としては、競争激化・規制強化・固定費増大などが挙げられています。

施術や接客に問題が見られたなどの口コミもありました。

ミュゼにも見られる脱毛サロンやクリニックの闇

脱毛サロンやクリニックの破産例を紹介しましたが、ミュゼをはじめとすると各店舗ではかなり苦労もしたようです。

華やかなように見える脱毛業界。

その裏には闇と思われる部分もあります。

その闇が破産に向かわせるのですが、その状況を確認してみましょう。

競争が激しい

今は脱毛サロン・クリニックも増えました。

そうなると、自ずと競争も激しくなりますが、その競争に勝つのは簡単なことではありません。

どこのサロン・クリニックでもあの手この手で集客を図っているので、独自サービスの提供もしにくくなっています。

そんな激しい競争に耐えられなくなると、倒産や破産に陥るところも出てくるでしょう。

広告費に予算を掛けすぎる

脱毛サロンやクリニックが成功するためには集客を図らなければいけませんが、その際に必要になるのが広告です。

何もしないところからお客さまは生まれないので、広告にも力が入るでしょう。

しかし、ややもするとこの広告費、予算を掛けすぎてしまう場合があります。

それで狙ったとおりお客さまが集まればいいのですが、思惑外れになることもあります。

そうなると、巨大な広告費を掛けた割に利益が上がらずという事態にもなるでしょう。

そんな状況が続くと、経営が苦しくなりやすく、やがて破産になってしまうことがあります。

顧客ニーズの変化

顧客ニーズは常に変化するものですが、脱毛サロンやクリニックにとってもその変化に対応するのが大変です。

昨今は物価も高くなり、多くのお客さまは低価格志向になりつつあります。

そんな中で、高額になりやすい脱毛施術を敬遠する人も多くなりました。

かといって、サロンやクリニック側であまり料金を下げすぎることもできないでしょう。

この辺はジレンマです。

また、セルフケアの普及や家庭用脱毛器の性能向上などにより、お客さまのサロンやクリニック利用意向も変化しつつあります。

そのような状況でいかに集客すればいいのか、各脱毛サロンやクリニックの課題になっています。

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