美容師の離職率が高い原因は何?3年で60%が退職をしてしまう理由を徹底解説!

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美容師の離職率はなぜ高いの?


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憧れの美容師になって、お客様に喜んでいただきたい、そのように思う人は多いです。

ところが、この美容師の離職率が高いともいいます。

なぜでしょうか。今回は、この辺の事情を探ってみましょう。

目次

美容師の就職・転職事情

美容師の離職率について考える前に、就職・転職事情を見てみましょう。

 

美容所は増えている

美容師が就職・転職することになる美容所は増える傾向にあります。

厚生労働省が公表した「令和5年度衛生行政報告例」の数字を参考にしてみると、、2023年度末時点の美容所の数は27万4,070件。

前年比4,000件以上の増加です。この傾向はここ5年間続いています。

美容所だけでなく、美容師の数も増加中です。

2023年度末時点での従業美容師は579,768人。

前年度末時点で571,810人ですから、約8,000人増えています。

 

美容師の就職先候補

美容師の就職先候補というと、誰もが美容室を思い浮かべるでしょうが、他にもあります。

それぞれの候補の特徴を見てみましょう。

 

美容室

美容師免許を取得した人は美容室で働くことが多いです。

美容室でお客様の髪型を美しく整えるのが主な仕事内容です。

ただ、美容室といっても全国展開する大型店もあれば、個人経営のスモール店もあります。

大型店の場合は、研修体制が整備されているほか、キャリアアップのチャンスも広がります。

個人経営のお店の場合は、アットホームな雰囲気で仕事ができ、お客様との距離も近いです

 

結婚式場

美容師の就職先候補には結婚式場もあります。

結婚式場では、主に新郎新婦やその親族のヘアセットやメイク、着付けを担当します。

結婚という晴れの舞台のために準備する重要な仕事でもあり、新郎新婦などに感謝されるなどやりがいある仕事でもあります。

 

トータルビューティーサロン

美容師はトータルビューティーサロンに就職することもできます。

トータルビューティーサロンというと、髪の毛関係だけの仕事にとどまらないことが多く、次のような施術も行います。

  • ヘアカット・ヘアセット
  • メイク
  • ネイル
  • まつ毛エクステ
  • エステ
  • マッサージ

それだけに、美容師免許にプラスした学習も求められるでしょう。

 

ヘアメイク事務所

ヘアメイク事務所はTVや雑誌に出演する芸能人やモデルさんのヘアメイクを担当する事務所です。

高いスキルとスピードで上記の人たちに施術をします。

そのため、実力とキャリアが必要です。

ただ、仕事自体も難しく、施術相手との人間関係を築くのでも苦労することがあるほか、給料事情が整っていないこともあります。

 

美容師は転職の多い業界でもある

美容師業は転職の多い業界でもあります。

その理由は次のようなことです。

  • 店舗の労働環境や条件が良くない
  • 労働時間が長い
  • 人間関係で苦労する
  • 立ち仕事がつらい

詳しい事情については、美容師の離職に関するコーナーで説明しましょう。

 

美容師の離職率は高いの?

美容師の離職率は高いと言われています。

その根拠ともいえるデータをいくつか挙げてみましょう。

 

新規学卒就職者の離職状況(令和3年3月卒業者)によるデータ

厚生労働省が公表した「新規学卒就職者の離職状況(令和3年3月卒業者)」によると、「生活関連サービス業,娯楽業」における 新規学卒就職者の産業別就職後3年以内離職率は高校卒で61.0% (前年比+4.0P)、大学卒で53.7% (+5.7P)です。

新規学卒就職者の就職後3年以内離職率全体では、高校卒で38.4% (+1.4P)、大学卒で34.9% (+2.6P)でした。

かなりの差があることがわかります。

ただ、この数値は「生活関連サービス業,娯楽業」全体に該当するものであり、美容師だけを対象にしているわけではありませんが、参考にできることは確かです。

 

ホットペッパービューティーアカデミーによるデータ

株式会社リクルートの美容に関する調査研究機関『ホットペッパービューティーアカデミー』が「美容サロン就業実態調査(2024年)」を実施しました。

その調査結果の中に、美容師の離職率に関する数字が載っています。

そのまま引用してみましょう。

引用元:株式会社リクルート|美容サロン就業実態調査(2024年)美容師の初職就業期間は「3年未満」が36.7%。早期離職が起きる理由は?最初の職場を辞めた後に、美容師を継続するのは55.4%

このデータによると、2024年の美容師の離職率は48.0%でした。

かなり高い数字だと言えるでしょう。

 

美容師の離職率はなぜ高いの?

美容師の離職率はなぜ高いのでしょうか。

理由を考えてみましょう。

 

勤務時間が長い傾向にあるため

美容師の勤務時間は長くなりがちです。1日10~12時間も働く人がいます。

特に新人美容師の場合、一人前のスタイリストになる前の修行期間があります。

修行期間では、お店の営業が終わった後でもスキルの練習をしたり復習したり、あるいは研修を受けたりなどの時間も発生するものです。

そうなると、かなり長い時間拘束され、プライベートの時間を確保しにくくなります。

心身とも疲労することになるでしょう。

その結果、美容師として就職後の早い時期に離職する人もいるのです。

 

給与面で不満があるため

美容師としての給与面で不満があるために離職する人もいます。

職業情報提供サイト(日本版O-NET)に美容師の賃金(年収)に関するデータがありました。

それによると、全国平均は379.7万円となっています。

求人賃金(月額)は26.4万円。

国税庁が発表した「令和5年分 民間給与実態統計調査」によると、1年を通じて勤務した給与所得者の1人当たりの平均給与は 460 万円だそうです。

これを美容師の給与と比較すると、ずいぶん差があることがわかります。

そうです、美容師はあまり給与面で恵まれていません。

もちろん美容室によっても事情は異なりますが、全体的に美容師の給与は低くなりがちなので、不満も高まりやすいです。

その不満が高じると、離職ということにもなるのでしょう。

 

人間関係のストレスのため

どんな職業でも良好な人間関係を維持するのが難しい場合がありますが、美容師でも変わりません。

同じ職場で働いている同僚、先輩・後輩、オーナーとの間が芳しくなくなって、そこに居づらくなることがあります。

我慢してそのまま働き続ける人もいるでしょうが、ストレスも高まるばかりです。

そのようなストレスに耐えきれなくなって、離職というパターンもよくあります。

 

体力面できついため

美容師の仕事は体力勝負です。

ずっと立ちっぱなしでの施術になるので、足や腰、背中などへの負担も大きくなります。

一人のお客様に対して、1~3時間立ちっぱなしということもよくあります。

そのようなお客様が多くなれば、施術後には疲れもピークに達するでしょう。

また、施術による手荒れにもなりやすいです。

このような業務における肉体面の苦労から、離職という道を選択する人もいます。

 

接客が大変なため

美容師は接客も丁寧に行わなければいけない仕事です。

施術中もお客様のご機嫌を取りながら、巧みにコミュニケーションを取らなければいけません。

しかし、毎日多くのお客様と接していると、それが大変になることもあります。

毎日毎日お客様に愛想良くし続けるのは、楽ではありません。

そのような接客が苦手な美容師の場合、次第にストレスも溜まり、離職することもあります。

 

福利厚生が充実していないため

美容室にもよりますが、福利厚生が不十分であることもよくあります。

賞与や手当に恵まれていない、中には社会保険も整備されていないなどの美容室もあります。

そのような美容室に勤務する美容師の方はつらいでしょう。

不満も高まるでしょうし、モチベーションも下がるものです。

その結果、離職してしまうことがあります。

 

体調を崩したから

体力勝負の美容師という仕事ですが、体調を崩すと続けにくくなります。

病気などにより、やむなく離職する人もいます。

体調が回復すれば、復職という手もありますが、また体力を使う美容師の仕事に戻りたくないという人もいるでしょう。

 

結婚・妊娠・出産のため

結婚・妊娠・出産するために美容師の仕事を離職する人もいます。

この場合もまた復職する人もいますが、一時は離職することになるでしょう。

 

離職率が高い美容師・離職後には何をするの?

離職率が高いと言われる美容師ですが、離職した後は何をするのでしょうか。

いろいろなケースがあるようなので、1つ1つ紹介しましょう。

 

違う美容室への転職

美容師を離職しても、そのままやめることはなく、違う美容室へ転職される方もいます。

前の美容室の労働環境や人間関係、、待遇などに不満があって離職したのでしょうが、全ての美容室がそれと同じようになっているとは限りません。

美容師にとって恵まれた環境、雰囲気になっている美容室も多く、そのようなところに転職できれば、大いにモチベーションも上がるでしょう。

美容師離職ともなるとガッカリすることもあるでしょうが、次のチャンスはあるので、離職が必ずしも悪いことではありません。

 

独立開業する

美容師を離職したら、転職する以外に、独立開業するという道もあります。

これなら、離職とはいってもそのまま美容師を続けられるだけでなく、大いに羽ばたける可能性も広がります。

独立開業に当たっての苦労はあるでしょうが、自分の美容室を持てて経営できるというのは嬉しいものです。

雇われ美容師時代にはできなかったこともいろいろとできるでしょう。

今後の経営プランを考えるだけでもわくわくしそうです。

 

ヘアメイク・メイクアップアーティストになる

美容師を離職して、ヘアメイク・メイクアップアーティストになる方もいます。

ヘアメイク・メイクアップアーティストはテレビ番組やCM、雑誌で活躍するタレントや俳優のヘアメイクやメイクを担当する仕事です。

上記の方がより魅力的に映るようにメイクをします。

このお仕事なら、美容師としての経験を存分に活かせます。

ヘアメイクやアレンジはもちろん、美容師をしている頃は、ヘアスタイルとメイクのバランスなども考えることがあったでしょう。

メイクについて学んでいる美容師の方も多いです。

それだけに、美容師離職後には最適な就職先候補です。

 

ウェディングスタッフ

美容師離職後にウェディングスタッフになる方もいます。

ウェディングスタッフとは、結婚式場でヘアセットやメイクを施すお仕事です。

結婚は一生に一度となる晴れ舞台。そんな晴れ舞台に出る方のヘアセットやメイクを担当できるのはとても嬉しいことです。

やりがいも生まれ、美容師時代よりも張り切って仕事をするかもしれません。

ウェディングスタッフの場合、働き方も美容師時代と似ていますから、違和感なく溶け込めるでしょう。

 

アパレル店員

美容師とは直接関係がない仕事かもしれませんが、離職後にアパレル店員になる方もいます。

関係ないと言っても、共通点はいくつもあります。

ともに美容とファッションをテーマにした仕事ですから、美容師時代に養った感覚が活かせることは確かです。

来店したお客さまに対しては、どのようなスタイリングにしたらいいかなども提案することもあります。

スタイリングそのものはしませんが、美容師としての経験を元にしたアドバイスもできるでしょう。

お客様の要望に応えるという点では、アパレル店員にはコミュニケーション力も求められますが、これも美容師時代に磨けていることでもあるはずです。

 

アイリスト

美容師離職後にアイリストになる方もいます。

アイリストになるのには美容師免許が必要ですから、美容師ならそのまま横すべりになる感じで就業できます。

アイリストは繊細な目元に施術をする仕事なので、指先を細かく使える技術が必要です。

ヘアメイクとはまた違った技術になります。

そのような細かい作業が得意なら、美容師離職後にアイリストになるのもおすすめです。

 

ネイリスト

美容師離職後にネイリストになる方もいます。

ネイリストになるのに、アイリストのような美容師免許は必要ありません。

資格云々は別としても、ネイリストは手元のおしゃれと美容に関連がある仕事です。

美容師として培ったおしゃれに関する感覚も役立ちそうです。

ヘアと爪では関連がないように思うかもしれませんが、そうとも言い切れません。

おしゃれの感覚に優れている人は、体のどの部位が対象でも優れた施術ができるものです。

ともにお客さまに喜んでもらえる仕事であることも共通しています。

 

化粧品販売員

美容師を離職して、化粧販売員になる方もいます。

化粧販売員はデパートのコスメカウンターやドラッグストアなどで、化粧品を販売する仕事です。

化粧品を販売する際は美容の知識が非常に大切です。ここでも美容師時代の経験を大いに活かせます。

美容師の仕事の中には、化粧品のよさを伝えたり、メイクを施したりなどが含まれることがあるので、化粧販売員になっても活躍できるでしょう。

 

訪問美容師

美容室における美容師業を離職して、訪問美容師になる方もいます。

訪問美容師とは、病気やケガ、妊娠などの事情により美容室に行かれない方に対して、訪問して美容施術をする方です。

高齢化時代を迎えた日本では、訪問美容師の役割も非常に大きくなっています。

多くの人に頼りにされる存在になるでしょう。

訪問美容師は各家庭や施設を訪問しながら施術を行うことから、自動車免許の取得が欠かせません。

 

美容系メーカー企業へ転職

美容師を離職して、美容系メーカー企業へ転職する方もいます。

美容機器や化粧品を作ったり販売したりする企業です。

この仕事なら、美容師との関連も深く、その知識がそのまま活用できます。

また、美容ディーラーに転職すれば、シャンプーや薬剤を美容室に卸す立場になり、美容師とは違った観点からの仕事もできます。

もちろん、ここでも美容師としての経験が無駄になることはありません。

 

ホテルスタッフ

美容師を離職して、ホテルスタッフになる方もいます。

一見すると、美容師とホテルスタッフでは繋がりが感じられないように思えるでしょうが、ここでは美容師としてのコミュニケーションスキルが大いに役立ちます。

美容師はお客さまとコミュニケーションを取りながら施術をする仕事です。

巧みな話術、適切な話題、お客さまを飽きさせない工夫などが求められますが、その経験はそのままホテルスタッフの仕事にも通じさせることができるでしょう。

 

受付スタッフ

美容師の長時間勤務を嫌って、離職後、受付スタッフになる方もいます。

受付スタッフの場合、勤務時間が決まっていることが多く、残業も少なめなので、働きやすい仕事といえます。

何よりも美容師時代に培った接客能力をそのままで活躍できるのがメリットです。

お客様に優しく親切に対することができれば、満足してもらえるでしょう。

 

離職を食い止めるには?

今度は、視点を変えて、美容室側から見た離職率が高いといわれる美容師の離職を食い止める方法を考えてみましょう。

 

労働環境を整備する

美容師が離職する理由の1つに労働環境に対する不満があります。

確かに、美容師は厳しい労働環境で仕事をさせられることも多いです。

長時間勤務、残業の発生、休日の少なさ、休憩が取りにくいなどのケースもあるでしょう。

美容室の経営状況にもよりますが、あまり厳しい労働環境を美容師に強いれば、離職となってもやむを得ません。

そこで、なるべく労働環境を整備したいところです。

労働環境については、労働基準法による最低限のルールも定められています。

そのルールを守るのは当たり前としても、さらに好ましい労働環境が構築できないかを美容室側でも考えてみましょう。

労働環境がしっかり整備され、働きやすい職場になれば、離職する美容師も減っていくでしょう。

 

評価制度を見直す

多くの美容室では美容師に対する評価制度を導入し、実践していることでしょう。

そのうえで、歩合手当や役職手当などを支給しているはずです。

でも、この評価制度に問題はないでしょうか。

美容師側に厳しい内容とはなっていないでしょうか。

それでは、美容師の離職が起こりやすくなります。

そこで、次のようなポイントを押さえた評価精度に見直してみてはいかがでしょうか。

  • 美容師の成長をサポートする評価制度にする
  • 最終目標の達成状況だけではなく、プロセスに対する評価もする
  • 評価制度を見える化する
  • 売上や指名だけでなく、店販や紹介も評価する

美容師の方でも自分の活動がしっかり評価されているなと思えれば、納得もしてくれます。

そのような美容室で働けることでやりがいも生まれ、仕事の継続意向も高まるでしょうから、離職する人も減るでしょう。

 

コミュニケーションを取りやすくする

美容室内のコミュニケーション不足で、不満を感じた美容師が離職することもあります。

そのような事態を防ぐためには、コミュニケーションを活性化しないといけません。

では、どのようにコミュニケーションを活性化させればいいでしょうか。

次のような方法もあります。

  • 社内SNS、社内チャットツールを活用する
  • 朝礼や会議などで、皆が発言しやすいような環境と雰囲気を作る
  • スタイリスト全体でアシスタントをサポートする
  • 先輩が後輩をサポートするメンター制度を導入する
  • 飲み会や交流会を開催する

コミュニケーションが密に取れ、オーナーと美容師、美容師同士が仲良く活動している職場では、やむを得ない場合を除いて、美容の離職も起こりにくいです。

 

業務を効率化する

美容室の業務はなるべく効率化しましょう。

効率の悪い業務が行われている美容室では、美容師自身も働きにくくなり、離職を考えるようになるかもしれません。

では、美容室業務の効率化とはどのようなことかというと、予約管理システムの導入、スケジュール管理をしやすくする、業務手順はマニュアル化するなどが考えられます。

これで全体的な業務もスムーズに行われるようになって、美容師も満足しながら仕事ができますから、離職を思いとどまるようになるはずです。

 

福利厚生制度を充実させる

美容師の離職を食い止めたければ、福利厚生制度も充実させたいところです。

働いている美容師が喜んでくれるような福利厚生制度を考えてみましょう。

保険でいえば、個人事業主経営の美容室では社会保険の加入してないところが多いです。

経営状況などにより加入は難しい場合もあるでしょうが、可能なら加入して、美容師に長く働いてもらうようにしましょう。

そのほか、次のような福利厚生制度を設けると、美容師に喜んでもらいやすいです。

  • 食に関する福利厚生
  • 健康に関する福利厚生
  • 住宅に関する福利厚生
  • 休暇・レジャーに関する福利厚生
  • 研修に関する福利厚生

福利厚生制度が充実している美容室から離職するのは美容師としてもったいなく感じるものです。

そう感じてくれれば、離職意向も下がるでしょう。

 

キャリアアップの機会提供

同じ美容室で働き続けている美容師の場合、自分の立場が変わらずじまいだと、モチベーションも下がり気味になります。

そこで、美容室側でキャリアアップの機会をできるだけ提供するようにしましょう。

キャリアアップのチャンスがあれば、美容師も仕事にさらに邁進し、継続して頑張ってくれるようになるでしょう。

キャリアアップの機会があるのに、それを棄ててまで離職する人は減るはずです。

 

美容師を離職するメリットとデメリット

離職率が高い美容師ですが、実際に離職すると、どのようなメリット・デメリットがあるでしょうか。

考えてみましょう。

 

時間ができる

美容師の仕事は拘束時間が長い傾向にあります。

仕事の時間が長くなれば、自分のための時間、家族のための時間、プライベートのための時間なども取りにくくなります。

美容師を離職すれば、そのような状況も改善し、時間を確保しやすくなるでしょう。

その後、どのようなことをするかにもよりますが、美容師よりも拘束時間が短い仕事がいくつもあります。

 

給与が上がるかもしれない

美容師を離職して、同じ業界、又は他の仕事に転職すれば、給与が上がるかもしれません。

美容師を離職する理由の1つが給与や低いことです。

もっと給与のいい仕事を見つけることができれば、「今の美容師の仕事を離職して良かったわ」となるでしょう。

 

人間関係が回復するかもしれない

美容室の人間関係に悩んで離職する美容師もいます。

そこで、美容師を離職して専業主婦になる、別の職場に転職するなどを考えるのでしょうが、これで人間関係が回復するかもしれません。

「今は気持ちのいい人間関係の中で働けて幸せ」となれば、満足感も高まるでしょう。

 

体が楽になった

美容師の仕事は体力勝負でもあり、立ちっぱなしで肉体的な消耗も大きいです。

そのために離職する人もいますが、他の仕事に転職することで、そのように体を酷使しないで済むようになることもあります。

美容師の仕事を続けて、体調が悪くなった人などには、ちょうどいい職場もあるでしょう。

 

美容師免許が活かせなくなるかもしれない

美容師を離職して、他の仕事に転職すると、美容師免許が活かせなくなるかもしれません。

せっかく取得した美容師免許が使えない仕事に転職するのはもったいないような気もするものです。

そのため、転職先選びはよく考える必要があります。

 

給与が良くなるとは限らない

美容師を離職して転職したら、給与が良くなると思っていたのにならなかったというケースもあります。

中には、「前の美容室の方が良かったかな」と思える場合もあるでしょう。

ここは転職先をどう探すかにもよりますが、待遇などの条件をしっかり確認しておきましょう。

 

嫌いな仕事に転職してしまうかもしれない

美容師を離職して、次に転職した仕事が嫌いなものだったということもあり得ます。

美容師の仕事の方が好きだったというケースもあるでしょう。

ここが転職の難しい点で、必ず自分に合った転職先を選べるとは限りません。

期待していたのとは違うというケースもあります。

そのようなことは避けたいですから、転職エージェントなども活用しながら、しっかり転職対策をしておきましょう。

 

働きにくい環境になった

美容師を離職して、新しい職場に転職したら、働きにくい環境になったというケースもあります。

職場の働きやすさは各店舗でも違うことですが、最初に説明された通りでないという場合もあります。

期待して大いに頑張ろうと思っていたのに、これでは幻滅してしまうかもしれません。

これも、美容師離職後の転職先探しの難しい点です。

 

ドライヘッドスパ専門店ヘッドミント 店舗一覧

ヘッドミント 大須本店愛知県名古屋市中区大須3-26-41 堀田ビル
ヘッドミントVIP 栄東新町店愛知県名古屋市中区東桜2-23-22 ホテルマイステイズB1
ヘッドミントVIP 金山店愛知県名古屋市中区金山1-16-11 グランド金山ビル2F
ヘッドミント 名駅店愛知県名古屋市中村区椿町13-16 サン・オフィス名駅新幹線口206
ヘッドミント 東山店愛知県名古屋市千種区東山通5-113 オークラビル6F
ヘッドミントVIP 岐阜店 岐阜県岐阜市神田町8-4 アートビル4F
ヘッドミント 静岡店 静岡県静岡市葵区御幸町4−2 ポワソンビル 7階
ヘッドミント 札幌大通店 北海道札幌市中央区南2条西6丁目 TAIYO2・6ビル 4F
ヘッドミント イオン松任店石川県白山市平松町102-1 松任イオン1F
ヘッドミント 池袋店東京都豊島区東池袋1丁目42−14 28山京ビル202
ヘッドミントVIP 目黒店東京都品川区上大崎2-13-35 ニューフジビル601
ヘッドミント 大宮西口店埼玉県さいたま市大宮区桜木町2-2-7  AOYAMA808ビル4F
ヘッドミント 浦和店埼玉県さいたま市浦和区東仲町8-2 大堀ビル202
ヘッドミント 草加店埼玉県草加市高砂2-11-20 真壁ビル4F
ヘッドミント 南越谷店埼玉県越谷市南越谷4丁目9-1並木ビル2F
ヘッドミントVIP 蕨店埼玉県蕨市塚越2-1-17TPビル201号室
ヘッドミント 稲毛店千葉県千葉市稲毛区小仲台2-6-7 スエタケビル3階
ヘッドミント 新潟店新潟県新潟市中央区花園1-5-3 ネットワークビル花園205
ヘッドミント 勝田台店千葉県八千代市勝田台北1-3-19 新緑ビル4階
ヘッドミントVIP 千葉店 千葉県千葉市中央区新町1-13 木村ビル
ヘッドミント 川崎本町店神奈川県川崎市川崎区本町1-10-1 リュービマンション501
ヘッドミントVIP 藤沢店 神奈川県藤沢市南藤沢21-9とのおかビル5F
ヘッドミント 水戸店茨城県水戸市吉沢町216-6 南コーポA棟101
ヘッドミント 京都祇園店京都府京都市東山区祇園町北側270-4 Gion Hanaビル 6F
ヘッドミント 和歌山駅前店和歌山県和歌山市美園町5-7-8 パーク美園町ビル2F
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堀田 直義

堀田 直義

株式会社じむやの代表取締役。ドライヘッドスパ専門店ヘッドミント25店舗展開。X(旧Twitter)で「堀田直義」で検索!

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